脂肪冷却は、気になる部位の部分痩せが叶う点が人気の痩身治療の1つです。 運動や食事制限ではなかなか痩せられない場合に検討する方も多いのではないでしょうか。

そんな注目の脂肪冷却ですが、「本当に安全なの?」「思ったより痩せないのでは?」と不安や迷いの声も聞かれます。 脂肪冷却はメスを使わない痩身法として人気を集めていますが、デメリットや注意点があることも事実です。

そこでこの記事では、脂肪冷却のデメリットや注意したいポイントやダウンタイムについて詳しく解説します。副作用や効果の持続性など、知っておくべき情報も併せて紹介します。脂肪冷却は気になるけれどデメリットが心配、という方はぜひ参考にしてみてください。

記事監修医師

KUMIKO CLINIC

医師 山岡悠飛

【経歴】

2006年
大分大学医学部卒業
2008年
横浜市立大学附属病院皮膚科入局
2020年
都内、横浜市内皮膚科美容皮膚科勤務
2022年
KUMIKO CLINIC勤務

【所属学会・認定医】

  • アラガン社ボトックス・ヒアルロン酸注入トレーナー
  • 日本皮膚科学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本皮膚科学会認定専門医

東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC

「部分痩せしたいけれど脂肪吸引はしたくない」「女性的なボディラインを保ちつつ部分痩せをしたい」と考えている方は、クールスカルプティングがおすすめです。

クールスカルプティングとは、脂肪細胞だけを冷却し、ダウンタイムがほとんどなく、施術中にほとんど痛みを感じないことが特徴です。また、女性的なボディラインを維持しつつ部分痩せができ、脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくいです。

クールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINICにご相談ください。認定証を持ったクールスカルプティングのスペシャリストが10000サイクル以上の施術を担当しており、腹部以外の治療も積極的に受け付けています。また、クールスカルプティング専用の部屋も用意しており、12種類のアプリケーターを使い分けてあらゆる脂肪を冷却します。

治療内容:クールスカルプティング
治療費:クールアドバンテージ×5か所 ¥325,000(税抜)
※使用するアプリケーターの個数は個人差により異なります。
リスク・副作用:照射部位の赤み、痛み(数時間~2週間程度)
※個人差により異なります。

女性的なボディラインを残しつつ部分痩せをしたいと考えている方は、KUMIKO CLINICにご相談ください。

>>東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC

脂肪冷却の施術に関するデメリット

脂肪冷却は、メスを使わずに脂肪細胞を減らせる点で人気の施術ですが、いくつか注意すべきデメリットも存在します。施術の特性や体質によっては、満足のいく結果が得られない場合や、不快な症状が出る点には注意が必要です。ここでは、脂肪冷却に関する主なデメリットについて詳しく解説していきます。

痛み・不快感を感じる場合がある

脂肪冷却は基本的に痛みの少ない施術とされていますが、施術中に引っ張られる感覚や冷たさによる違和感、チクチクとした軽い痛みを感じる方も多いです。特に、施術部位が敏感な場合や脂肪が少ない部分では、吸引時の圧迫によって強めの痛みを伴うことがあります。

施術後には軽い筋肉痛のような痛みや内出血、赤み、しびれ感が一時的に残るケースもあります。こうした症状は通常数日〜1週間ほどで自然に軽快しますが、症状が重い場合や長引く場合は事前に医師に相談すると安心です。

効果を感じるまでに時間がかかる場合がある

脂肪冷却は、脂肪細胞を凍結・破壊し、体外に排出させるメカニズムであるため、即効性は期待できません。多くの場合、効果を実感できるまでには施術後3~4週間、完全な変化が現れるまでには1〜3ヶ月程度の時間がかかります。

そのため、ライフイベントに合わせて痩身効果を得たい場合は、早めに計画を立てる必要があります。また、体質によっては変化が目立ちにくいこともあるため、1回の施術だけで期待しすぎるのは避けたほうが良いでしょう。施術効果は段階的に表れるという点を理解しておくことが大切です。

まれに合併症が起こる場合がある

脂肪冷却は比較的安全性の高い施術とされていますが、まれに「凍傷」「神経障害」「硬結」などの合併症が報告されています。適切な温度管理や施術時間が守られていない場合には、凍傷や強い炎症が生じるリスクが高いです。

また、施術後に一時的なしこりのような感触が残ることもあり、人によっては数週間〜数ヶ月症状が続く場合もあります。このようなリスクを最小限に抑えるためには、信頼できるクリニックを選び、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

体重が減少するわけではない

脂肪冷却はあくまで部分痩せを目的とした施術であり、体重全体が大幅に減少するわけではありません。施術によって破壊される脂肪細胞の量は限られており、体重計の数値に大きな変化が現れることはほとんどありません。

そのため、「体重を落としたい」「全身をスリムにしたい」と考えている方にはあまりおすすめできません。見た目のボディライン改善には有効ですが、減量を目的とする場合は運動や食事改善と組み合わせることが必要です。

内臓脂肪には効果がない

脂肪冷却施術は、皮膚の下にある皮下脂肪に対して効果を発揮しますが、内臓の周囲に蓄積する内臓脂肪には効果がありません。​内臓脂肪は、食生活の改善や有酸素運動などによって減少させることが一般的です。​

そのため、内臓脂肪の減少を目的とする場合は、脂肪冷却施術ではなく、生活習慣の見直しや他の医療的アプローチを検討する必要があります。​脂肪冷却は、皮下脂肪が気になる特定の部位に対して、部分的な痩身効果を求める際に適した施術です。​

皮膚トラブルや持病がある方は受けられない

脂肪冷却は、すべての方が受けられるわけではありません。特定の持病や皮膚疾患のある方は、施術が禁忌となる場合があります。具体的には、寒冷じんましん・レイノー病・施術部位の皮膚に傷や感染症がある場合などです。

また、妊娠中や授乳中の方、現在がん治療を受けている方も、安全性を考慮して施術は推奨されていません。施術を検討する際には、事前に医療機関での丁寧な問診が不可欠です。自身の体調や既往症について医師に正確に伝えることが、安全な施術を受けるための重要なステップといえるでしょう。

ダウンタイムが短い、傷跡が残りにくい、リバウンドの心配のない痩身治療を受けたいという方は、KUMIKOクリニックにご相談ください。

脂肪冷却の費用に関するデメリット

脂肪冷却のデメリットには、費用に関するものも挙げられます。ここでは、脂肪冷却の費用に関するデメリットについて詳しく解説していきます。

保険適用されない

脂肪冷却は医療痩身の1種ですが、美容目的とみなされるため健康保険の適用外です。自由診療の場合、すべての費用を自己負担で支払う必要があります。クリニックによって料金には差がありますが、1回あたり数万円から10万円程度の費用がかかることが一般的です。

保険が使えないことで負担が大きくなり、結果として継続的な施術が難しくなる方もいます。また、カウンセリングや初診料が別途発生する場合もあるため、事前に料金体系を明確にしておくことが重要です。費用面の不安がある場合は、複数のクリニックで見積もりをとり、比較するのも良いでしょう。

複数回の施術が必要な場合がある

脂肪冷却は、1回の施術で効果を感じられる場合もありますが、多くの場合、理想的なボディラインを目指すには複数回の施術が必要です。1回の施術で減少する脂肪は全体の約20~30%程度といわれており、十分な効果を得るためには部位ごとに1回よりも2回の施術が推奨されるケースもあります。

つまり、1回ごとの施術費用に加え、回数分の料金がかさむことになり、総額では数十万円に達することも少なくありません。広範囲に施術を希望する場合や、複数部位にまたがる施術を希望する場合は、想定以上の出費となる可能性があるため、事前に必要な回数と予算を確認しておくと安心です。

追加費用が必要な場合がある

脂肪冷却の施術費用には、基本料金のほかにオプションや追加の処置に応じて別途料金がかかることがあります。施術後のアフターケアやマッサージ、カウンセリング費用、施術部位を追加する際の費用などが該当します。

また、複数の部位を同時に行う場合、割引が適用されることもありますが、その分一度の出費が大きくなる点も考慮が必要です。さらに、効果を高めるためのサプリメントやホームケア用品の購入をすすめられるケースもあり、トータルでかかる費用は想定より高額になることがあります。

施術前には、総費用の見積もりを確認し、不明点は必ず事前に相談しておくことが大切です。

脂肪冷却のメリット

脂肪冷却には、「切らない痩身治療」としてのさまざまなメリットがあります。ここでは、いくつかの脂肪冷却のメリットを紹介していきます。

ピンポイントで部分痩せできる

脂肪冷却は、気になる部位に専用のアプリケーターを装着し、冷却によって脂肪細胞を破壊する施術です。ウエスト・二の腕・太もも・あご下など、部分的に脂肪がつきやすく、ダイエットで落としにくい部位にも対応できるのが大きな特徴です。

脂肪細胞そのものを減らすため、通常のダイエットでは落としづらい局所的な脂肪にも効果的とされています。そのため、均整の取れたボディラインを目指す方にとって、脂肪冷却は理想的な施術といえるでしょう。

リバウンドの可能性が低い

脂肪冷却は、脂肪細胞を凍らせて破壊し、体外へ自然排出を促す痩身施術です。この施術の特長は、一度減少した脂肪細胞は再生しにくい点にあります。そのため、施術後に多少体重が増加しても脂肪の付き方に大きな変化は見られにくく、リバウンドのリスクが低いと考えられています。

従来の食事制限を中心としたダイエットでは、脂肪細胞のサイズが一時的に縮小するのみで、細胞数自体は減少しません。そのため、生活習慣が元に戻ると脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドしやすい傾向があります。

脂肪冷却は脂肪細胞の数を物理的に減少させるため、リバウンドのリスクを抑え、理想的な体型維持をサポートすることが期待できるでしょう。

運動や食事制限なく痩せられる

脂肪冷却の特筆すべき点は、つらい運動や厳しい食事制限を伴わずに痩身効果が期待できることです。施術はリラックスして横になっているだけで完了し、施術後も普段の生活に大きな影響がありません。仕事や家事で時間が限られている方にとって、無理なく継続しやすいのは魅力といえるでしょう。

さらに、自身での体重管理が難しいと感じている方でも、効率的に脂肪を減少させられます。健康的に痩せたいけれど、生活習慣を大きく変えることが難しいと感じている方にとって、脂肪冷却は理想的な選択肢の1つとなるでしょう。

脂肪冷却のメカニズムと期待できる効果

脂肪冷却は、脂肪細胞を冷却によって破壊し、自然な代謝で体外へ排出する痩身施術です。リバウンドしにくく、部分痩せにも適しているため、多くの方に選ばれています。ここでは、脂肪冷却の仕組みと得られる効果について詳しく解説します。

脂肪冷却のメカニズム

脂肪冷却は、「クリオリポライシス」という理論に基づき、脂肪細胞を冷却して死滅させる施術です。脂肪細胞は他の組織よりも低温に弱い性質があり、4℃程度の温度で一定時間冷却することで、アポトーシスと呼ばれる細胞の自然死が起こります。

破壊された脂肪細胞は、数週間から数ヶ月かけてマクロファージなどの免疫細胞によって体外へ排出されます。この過程は身体に大きな負担をかけずに行われ、皮膚や筋肉など他の組織には影響がないため、安全性の高い施術といえるでしょう。

脂肪冷却に期待できる効果

脂肪冷却により期待できる効果は、主に「部分痩せ」と「ボディラインの整え」です。脂肪冷却では、従来のダイエットでは落としにくい二の腕・腹部・太もも・顎下などの脂肪をピンポイントで減らせます。施術後、徐々に脂肪細胞が減少していくため、ナチュラルな痩身が可能です。

また、一度破壊された脂肪細胞は基本的に再生しないため、リバウンドのリスクが少ないのも大きなメリットです。切らずに痩せたい方や、忙しくて運動や食事制限が難しい方にとって、有力な選択肢となる施術といえるでしょう。

脂肪冷却の効果についてさらに詳しく知りたい方は、「脂肪冷却に期待できる効果は?効果ないといわれる理由やメリット・デメリットを詳しく解説」をぜひ参考にしてみてください。

ダウンタイムが短い、傷跡が残りにくい、リバウンドの心配のない痩身治療を受けたいという方は、KUMIKOクリニックにご相談ください。

脂肪冷却の注意点

脂肪冷却は比較的リスクの少ない痩身施術ですが、いくつかの注意点があります。安全かつ効果的に受けるためには、注意点を把握しておくことが大切です。ここでは、脂肪冷却施術前後の注意点について詳しく解説します。

施術を受けられない方がいる

脂肪冷却は、すべての人が受けられる施術ではありません。冷え性が強い方や、寒冷じんましん・レイノー病・クリオグロブリン血症などの疾患を持つ方は、施術によって症状が悪化する可能性があるため、施術が制限されることがあります。

また、妊娠中や授乳中の方も、安全性の観点から施術を控えるのが一般的です。施術前には、クリニックでのカウンセリングで自分の体質や既往歴をしっかり伝えるようにしましょう。万が一、不安な症状や持病がある場合は、事前カウンセリングで医師の判断を仰ぐことが大切です。

施術を受けられない部位がある

脂肪冷却はさまざまな部位に対応できますが、どこでも施術できるわけではありません。脂肪がしっかりついている部分に効果があり、骨に近い部位や脂肪が薄すぎる場所には適していない場合があります。

肋骨周辺やひざ、すねなどは脂肪層が浅く、機器の装着が難しいことから施術が避けられることが多いです。また、皮膚の感覚が鈍い部位や外傷がある箇所、過去に手術を受けた部位についても注意が必要です。

施術可能な部位については、カウンセリング時に医師や施術者に相談して確認することをおすすめします。

脂肪冷却後に気をつけること

脂肪冷却の施術後は基本的にダウンタイムが少なく、日常生活に大きな支障は出ませんが、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、施術部位に赤みや腫れ、軽い痺れが出ることがありますが、ほとんどは数日で自然に回復します。ただし、過度なマッサージや強い刺激を避けることが大切です。

また、脂肪冷却の施術後すぐに効果が現れるわけではなく、1〜3ヶ月ほどかけて徐々に変化していきます。効果を最大限に引き出すためには、施術後も適度な運動やバランスの良い食生活を心がけることが推奨されます。水分を多く摂り、代謝を促すことも回復をサポートするポイントです。

脂肪冷却と脂肪吸引どっちがおすすめ?

脂肪冷却と脂肪吸引はどちらがおすすめなのでしょうか。以下の表にまとめました。

比較項目 脂肪冷却 脂肪吸引
施術方法 冷却により脂肪細胞を破壊 カニューレで脂肪を直接除去
効果 自然な部分痩せが可能 即効性が高く大幅なサイズダウン
ダウンタイム ほぼなし(数日程度の赤み等) 1〜2週間の腫れ・内出血がある
主な副作用 一時的な痺れや赤み 感染・凹凸・しこりなどが起こる可能性
向いている方 部分痩せしたい方、痛みに弱い方 劇的に痩せたい方、即効性を求める方

脂肪冷却は身体への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどないため、日常生活を優先したい方に向いています。一方で、脂肪吸引は短期間で大きな効果を得たい方におすすめですが、術後のケアやリスクには注意が必要です。それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った施術方法を選びましょう。

東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC

「部分痩せしたいけれど脂肪吸引はしたくない」「女性的なボディラインを保ちつつ部分痩せをしたい」と考えている方は、クールスカルプティングがおすすめです。

クールスカルプティングとは、脂肪細胞だけを冷却し、ダウンタイムがほとんどなく、施術中にほとんど痛みを感じないことが特徴です。また、女性的なボディラインを維持しつつ部分痩せができ、脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくいです。

クールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINICにご相談ください。認定証を持ったクールスカルプティングのスペシャリストが10000サイクル以上の施術を担当しており、腹部以外の治療も積極的に受け付けています。また、クールスカルプティング専用の部屋も用意しており、12種類のアプリケーターを使い分けてあらゆる脂肪を冷却します。

治療内容:クールスカルプティング
治療費:クールアドバンテージ×5か所 ¥325,000(税抜)
※使用するアプリケーターの個数は個人差により異なります。
リスク・副作用:照射部位の赤み、痛み(数時間~2週間程度)
※個人差により異なります。

女性的なボディラインを残しつつ部分痩せをしたいと考えている方は、KUMIKO CLINICにご相談ください。

>>東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC

まとめ

この記事では、脂肪冷却のデメリットとは?注意したいポイントやダウンタイムについて詳しく解説しました。

脂肪冷却は、比較的安全でダウンタイムの少ない施術ですが、人によっては痛みや不快感を感じたり、効果を実感するまでに時間がかかることもあります。

施術を受ける前にメリットとデメリットをしっかり理解し、信頼できるクリニックでカウンセリングを受けることが大切です。脂肪冷却を検討している方は、この記事を参考に納得のいく選択をしましょう。

ダウンタイムが短い、傷跡が残りにくい、リバウンドの心配のない痩身治療を受けたいという方は、KUMIKOクリニックにご相談ください。