「クールスカルプティング 」と検索すると、施術の内容や効果についてだけでなく、「効果がなかった」「しこりが残った」といったネガティブな意見も目にします。 施術を受けることを検討している方にとって、ネガティブな情報は不安になる要素の1つではないでしょうか。
そこでこの記事では、クールスカルプティングの起こりうる失敗例について解説します。失敗を防ぐための対処法や注意点も併せて紹介します。
この記事を読めば、クールスカルプティングで起こりうるリスクを理解できるので、施術に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
記事監修医師

KUMIKO CLINIC
院長 下島久美子
【経歴】
- 2000年
- 金沢医科大学卒業
- 2001年
- 杏林大学第一内科学入局
- 2003年
- 東京都立広尾病院
- 2008年
- 都内某美容クリニック
- 2014年
- KUMIKO CLINIC開院
- 2014年2
- JAPAN AA Faculty
- 2017年
- JAPAN AA Faculty Coolsculpting
【所属学会・認定医】
- 日本美容皮膚科学会
- 日本美容外科学会
【論文】
- Combination treatment with Cryolipolysis and Hyarulonic acid filler for Jaw line enhancement: Clinical
- Cosmetic and Investigational Dermatology, 20 December 2024
記事監修医師

KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
【経歴】
- 2012年
- 東海大学医学部卒業
- 2015年
- 都内乳腺外科勤務
- 2019年
- 埼玉県内皮膚科勤務
- 2020年
- 都内美容皮膚科勤務
- 2022年
- KUMIKO CLINIC勤務
【所属学会・認定医】
- アラガン社ボトックス・ヒアルロン酸注入トレーナー
- 日本皮膚科学会
- 日本美容皮膚科学会
東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC
「部分痩せしたいけれど脂肪吸引はしたくない」「女性的なボディラインを保ちつつ部分痩せをしたい」と考えている方は、クールスカルプティングがおすすめです。
クールスカルプティングとは、脂肪細胞だけを冷却し、ダウンタイムがほとんどなく、施術中にほとんど痛みを感じないことが特徴です。また、女性的なボディラインを維持しつつ部分痩せができ、脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくいです。
クールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINICにご相談ください。認定証を持ったクールスカルプティングのスペシャリストが10000サイクル以上の施術を担当しており、腹部以外の治療も積極的に受け付けています。また、クールスカルプティング専用の部屋も用意しており、12種類のアプリケーターを使い分けてあらゆる脂肪を冷却します。
治療内容:クールスカルプティング
治療費:クールアドバンテージ×5か所 ¥325,000(税抜)
※使用するアプリケーターの個数は個人差により異なります。
リスク・副作用:照射部位の赤み、痛み(数時間~2週間程度)
※個人差により異なります。
女性的なボディラインを残しつつ部分痩せをしたいと考えている方は、KUMIKO CLINICにご相談ください。
>>東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC
クールスカルプティングで起こりうる失敗例
クールスカルプティングは、高い安全性がある施術として知られていますが、まれに失敗や副作用が生じることもあります。ここでは、実際に起こりうる6つの失敗例を解説します。
効果を得られなかった
クールスカルプティングでよく聞かれる失敗のひとつが、「思ったほど効果が出なかった」というケースです。これは、必ずしも施術が間違っていたとは限らず、施術前の期待値や体質との相性が影響している場合もあります。
皮下脂肪が少なすぎたり、施術後の冷却が十分に行われなかったりすると、脂肪細胞の破壊が不十分で効果を感じにくくなることがあります。また、1回の施術では目に見える変化が出にくく、複数回の施術を要する場合もあるため、医師とのカウンセリングも重要です。
効果が出ないイコール失敗ではなく、適切な対応がなされなかったことが問題であることが多いです。
施術部位の色素沈着を起こした
施術後の肌に赤みが残り、それが色素沈着として定着してしまう失敗例も聞かれました。
クールスカルプティングでは、冷却によって一時的にダメージを受けた肌が回復する過程で炎症が生じ、それが色素沈着につながることがあります。特に、肌が敏感な方や、アフターケアを怠った場合に発症しやすい傾向にあります。また、日焼けや摩擦といった刺激も悪化の要因となるため、術後の紫外線対策や保湿ケアが非常に重要です。
色素沈着は数ヶ月で薄くなることが多いですが、シミのように残る可能性もあります。美白クリームやレーザーなどでの治療も選択肢となるため、気になる場合には早期に専門医へ相談すると良いでしょう。
施術部位の内出血や赤みがみられた
クールスカルプティングでは、脂肪を吸引して冷却する仕組み上、皮膚に赤みや内出血が生じる可能性があります。症状自体は副作用としてよくあるものであり、多くは一時的なものです。しかし、症状が悪化する場合や長引く場合、「失敗だったのでは」と不安になる方も少なくありません。
吸引圧が強すぎた場合やマッサージが過度に行われた場合、毛細血管が破れて内出血が強く出てしまうことがあります。また、もともと皮膚が薄い部位では、赤みが長引きやすい傾向にあります。
内出血や赤みといった症状は、通常1〜2週間程度で自然に治まりますが、術後のセルフケアを怠ると回復が遅れる可能性があるため、施術後は安静に過ごすことが大切です。
凍傷がみられた
クールスカルプティングは脂肪細胞を冷却する施術であるため、冷えによる皮膚トラブルが生じる可能性があります。その1つが「凍傷」です。 施術時に皮膚が過剰に冷却されると、表皮から真皮にかけての組織が損傷し、水ぶくれやただれといった凍傷症状が出ることがあります。
本来、適切な温度管理がなされていればこのようなリスクは低いですが、機器の不具合や未熟な施術者による操作ミスがあるとリスクが高まります。そのため、施術中に痛みや違和感が強いと感じた場合は、すぐに中止を申し出ることが大切です。
凍傷の初期症状に気づいた場合には速やかに医療機関を受診し、必要な治療を受けましょう。適切な処置が遅れると、傷跡が残ることもあるため、注意が必要です。
後遺症がみられた
クールスカルプティングでは、非常にまれですが、施術後に後遺症が残るケースも報告されています。ここでは、主な症状を確認していきましょう。
皮膚の硬化
クールスカルプティング後、施術部位にしこりや硬さを感じることがあります。これは、凍結された脂肪細胞が炎症や線維化を起こし、皮膚の下で硬くなることが原因です。
皮膚の硬化は通常、数週間〜数ヶ月のうちに自然に吸収されることが多いですが、個人差が大きく、なかなか改善されない方もいます。痛みや熱感を伴う場合には、感染症のリスクも考慮し、早期に医師の診察を受ける必要があります。
硬化を予防するためには、施術後の過度なマッサージや強い圧迫を避けることが重要です。正しい術後ケアと、医師のフォローアップを受けることでリスクは大きく軽減できるでしょう。
脂肪細胞の増加(逆説的過形成)
逆説的過形成(Paradoxical Adipose Hyperplasia)は、クールスカルプティングの中でも非常にまれな副作用です。脂肪細胞が減少するはずの部位で、逆に脂肪が増えてしまうという現象です。
この現象は、主に腹部や男性患者に多く見られ、発生頻度は数千〜数万件に1件とされています。原因は明らかになっていませんが、施術後2〜3ヶ月で脂肪の盛り上がりが現れ、自然には改善しないのが特徴です。
治療には脂肪吸引や切除手術が必要となるため、精神的・経済的な負担が大きくなるおそれがあります。事前にこのリスクがあることを把握し、実績と経験があるクリニックで施術を受けることが重要です。
クールスカルプティングの後遺症や副作用についてさらに詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。
「クールスカルプティングの後遺症や副作用を徹底解説!後悔しないためのポイントも紹介」
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クールスカルプティングで失敗しないための対処法
クールスカルプティングの失敗を防ぐには、施術前後の準備や日常生活での意識が重要です。ここでは、トラブルや失敗を軽減するポイントを紹介します。
事前カウンセリングで施術への理解を深める
施術前のカウンセリングは、クールスカルプティングの効果やリスクを正しく理解するための大切なステップです。冷却による脂肪減少の仕組みや1回の施術で得られる効果、起こりうる副作用などを事前に把握しておくことで、過度な期待や不安を避けられます。
また、体型や脂肪のつき方によって施術の適応範囲が異なるため、医師に自分の希望をしっかり伝えたうえで、現実的なプランを提案してもらうことが重要です。納得できるまで質問し、不明点を解消しておくことで、クールスカルプティングの失敗を避けられるでしょう。
適切な回数の施術を受ける
クールスカルプティングは1回の施術でも脂肪の減少が期待できますが、理想的なボディラインを目指すには複数回の施術が必要になることもあります。脂肪が多い場合や変化をしっかり出したい場合は、2〜3回の施術を検討することが一般的です。
効果が現れるまでには1〜3ヶ月ほどかかるため、焦って施術を重ねるのではなく、経過を見ながら回数を調整するのが理想です。医師と相談し、個々の脂肪の状態やライフスタイルに合わせたプランを立てることで、効率的に効果を引き出せるでしょう。
施術前後に体を温めすぎない
クールスカルプティングは脂肪細胞を冷却する施術のため、施術の前後に体を過度に温める行動は避けましょう。施術前のサウナ・入浴・激しい運動などは、体が温まりすぎて脂肪冷却効果が弱まる原因になります。
また、施術直後の入浴やホットパックの使用も控えた方が良いでしょう。冷却された部位に急激な温度変化を与えることで、皮膚への負担や炎症が起こる可能性が高まるためです。クールスカルプティングの施術後1〜2日はぬるめのシャワー程度にとどめ、自然な回復を促すことが、失敗やトラブルを避けるコツです。
施術翌日以降の適度な運動
クールスカルプティングでは、施術後すぐに運動を再開する必要はありませんが、翌日以降に軽い運動を取り入れることで、老廃物や脂肪の排出が促進されます。ストレッチやウォーキング、軽いジョギングなど、血流を良くする運動が効果的です。
施術直後に無理な運動をすると、内出血や赤みが悪化する恐れがあるため、施術部位の様子を見ながら徐々に活動量を増やしていくようにしましょう。適度な運動は代謝の向上にもつながり、施術効果を持続させるうえでも有効です。
栄養バランスの良い食事を摂る
クールスカルプティングは脂肪細胞の数を減らす施術ですが、施術後の食生活が乱れていると、残った脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドの原因になります。そのため、施術後は栄養バランスの良い食事を心がけることがとても重要です。
脂質や糖質を控えめにし、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを意識して摂取しましょう。代謝を促す食材や、腸内環境を整える発酵食品などは特におすすめです。施術の効果をより長く維持するためにも、日々の食事習慣を見直すことが求められます。
質の良い睡眠をとる
睡眠は、体の修復と代謝を促す重要な要素です。クールスカルプティング後の回復期には、十分かつ質の良い睡眠をとることで、脂肪細胞の自然な排出や炎症の鎮静がスムーズに進みます。
寝不足が続くとホルモンバランスが乱れ、代謝が低下したり、食欲が増して脂肪の再蓄積を招いたりする恐れもあります。毎日一定の時間に寝起きする、寝る前にスマートフォンやカフェインを控えるといった習慣も効果的です。体の内側から回復力を高めることで、失敗のリスクを軽減し、より高い施術効果が期待できるでしょう。
こまめに水分補給をする
クールスカルプティングの施術後は、体内で破壊された脂肪細胞がリンパや尿を通じて排出されるため、こまめな水分補給が欠かせません。水分が不足していると、老廃物の代謝が滞り、施術効果が十分に発揮されないリスクがあります。
1日に1.5〜2リットル程度の水分を目安に、こまめに飲むよう心がけましょう。摂取する水分は、冷たい水ではなく常温の水が体への負担も少なくおすすめです。また、カフェインやアルコールは利尿作用が強いため、水分補給としては不向きです。施術後はできるだけ控えるようにしましょう。
施術後の注意事項を守る
クールスカルプティング後は、医師から伝えられる注意事項を必ず守ることが、失敗や副作用を防ぐ基本です。 赤みや腫れがあるうちは激しい運動やマッサージを避け、摩擦を与えないよう注意しましょう。
また、過度な飲酒や長時間の入浴も炎症を悪化させる可能性があります。違和感が続く場合は自己判断せず、クリニックに早めに相談することが大切です。
クールスカルプティングの効果をより引き出すためにも、施術後の注意事項を守るようにしましょう。
信頼できる医師やクリニックを選ぶ
クールスカルプティングは医療行為の一環であるため、信頼できる医師や実績あるクリニックを選ぶことが何より重要です。適応の見極めや施術技術の精度、アフターケアの質によって、仕上がりやトラブルの有無が大きく左右されます。
口コミや症例写真を確認することはもちろん、カウンセリングでしっかり話を聞いてくれることや、リスクについても丁寧に説明してくれるかどうかが判断基準になります。
万が一、トラブルが起きた際のサポート体制が整っているかどうかもチェックすべきポイントの1つです。安心して任せられる環境で施術を受けることが、失敗を防ぐ最大の対策になります。
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クールスカルプティングに関するよくある質問
クールスカルプティングを検討する際、多くの方が感じる疑問や不安があります。ここでは、特に多い2つの質問について詳しく解説します。
クールスカルプティングで失敗した芸能人はいますか?
海外の著名モデルであるリンダ・エヴァンジェリスタ氏が、クールスカルプティングによる失敗を公表したことで話題となりました。彼女は施術後に「逆説的過形成(Paradoxical Adipose Hyperplasia)」というまれな副作用が生じたと説明しています。
逆説的過形成は、通常なら脂肪細胞が減少するはずの部位に、逆に脂肪が増加してしまう現象です。彼女の場合、施術後に部位が肥大し、見た目の変化に強いショックを受けたと公言しています。
この事例は非常にまれなケースですが、クールスカルプティングを受ける前に副作用についてしっかり理解しておくことの重要性を改めて示しています。
クールスカルプティングは妊娠中でも受けられますか?
妊娠中の方は、クールスカルプティングの施術を受けることは推奨されていません。施術そのものが胎児に直接的な影響を及ぼすという明確なデータはないものの、妊娠中は体調やホルモンバランスが大きく変化する時期です。
万が一、副作用や体調不良が起きた場合、母体や胎児への負担が増える可能性があるため、医療機関でも施術を見送るのが一般的です。 また、妊娠中は体型が変化しやすく、施術効果の判定が難しい時期でもあります。出産後、体調が落ち着いてからの施術を検討するのが安全です。
東京でクールスカルプティングを受けるならKUMIKO CLINIC
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クールスカルプティングとは、脂肪細胞だけを冷却し、ダウンタイムがほとんどなく、施術中にほとんど痛みを感じないことが特徴です。また、女性的なボディラインを維持しつつ部分痩せができ、脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくいです。
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治療内容:クールスカルプティング
治療費:クールアドバンテージ×5か所 ¥325,000(税抜)
※使用するアプリケーターの個数は個人差により異なります。
リスク・副作用:照射部位の赤み、痛み(数時間~2週間程度)
※個人差により異なります。
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まとめ
この記事では、クールスカルプティングの起こりうる失敗例について解説しました。
効果が実感できないケースや色素沈着・凍傷といった副作用など、まれに生じるトラブルは、事前の理解と適切な対応で防げます。信頼できる医師のもとで施術を受け、日常のケアを大切にすることが後悔しないための近道です。
クールスカルプティングを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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