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夏肌レスキュー!その①肝斑対策
2016-08-02
2017-08-31
皆様こんにちは
今日は朝から雷が凄いですね
私は鹿児島県出身なので、豪雨や台風には慣れていますが、東京では珍しいですね
さてさて、表題にもありますが「夏肌」
そう、勝手に名づけましたが、梅雨明けと共にジリジリと熱い日が続いていました
フォトフェイシャルなどのスキンケアでお通いの患者様
施術前に肌をジーッと見ると、日焼けされている方けっこういらっしゃいます
この時期の皆様の肌に起こりやすい日焼けによる影響は
①日焼けにより肝斑が出てきている
②肌全体のトーンが一段落ちている
③元々あったシミが更に濃くなっている
などの症状です
まずは① 特に多いのが、この「肝斑の増悪」です
肝斑はアジア人に多いシミで、CMでもお馴染みになりましたが
頬骨の高い位置にもやっと広がるくすみのようなシミです
月に一回お肌を診せて頂いて、順調な経過だった方でもなんとなくモヤっと濃くなっていらっしゃる方が増えた印象です
紫外線は肝斑の増悪因子ですので
日焼けによって、潜在していた肝斑が浮き出てきたり、元々あったものが濃くなってきたり
というのは大いにあり得ることです
やはり肝斑の増悪があった場合は内服をおススメします
トラネキサム酸により肝斑の色調はある程度コントロールすることができます
私はトラネキサム酸(トランサミン)の量を、その方の肝斑の程度に合わせて処方しています
徐々に漸減しながら最終的には中止し、中止した後の肝斑の様子によってその後の服用の仕方を考えます
だいたいこの時期紫外線で肝斑が出てきてしまった方には
「夏の間は飲むイメージでいましょう」とお話しています
内服開始後約1か月くらい経過すると、効果が現れ始めます
私の場合だと
こんな感じで、もやっとした肝斑が消えると肌全体のトーンもあがってきます
内服で内側から肝斑をコントロールし更に+αするのであれば
更にインナーケアを強化する
高濃度ビタミンC点滴25gがおススメです
そして更に外側からのケアをするのであれば
肝斑に対しては
レーザートーニングがおススメです
これらはいずれも併用することで相乗効果があります
それぞれ別のアプローチですからね
夏肌レスキュー、次回は②肌全体のトーンが一段落ちている③元々あったシミが更に濃くなっている
についてご紹介します
「夏はレーザーをお休みする」という方時々いらっしゃいますが
そうではありません
お休みしなければいけない様な治療もありますが、夏用のケアというものがあり
日焼けした夏肌のレスキュー治療として、肌の底上げを行いダメージを最小限に悔いとどめるのが夏のケアのポイントです
長くなってきましたので、その辺はまた改めて・・・
ではでは