DOCTOR BLOG ドクターブログ
★男性のクールスカルプティング★ 内臓脂肪vs皮下脂肪
2018-09-21
2019-06-22
皆様こんにちは
昨日は男性向けのHP用の撮影でした
当院は誠に勝手ながら、お通いの患者様からのご紹介以外は男性患者様をお受けしておりませんが
治療内容に限りはありますが、今後男性患者様もお受けする方向で只今準備しております
少ない人数で行っておりますので、まだ全ての治療をお受けする体制ではございませんが、主軸となるクールスカルプティングとヒアルロン酸やボトックスといった注入系の治療は
お受けする方向で動いてますので、ご興味のある方はお問い合わせくださいませ
そんなこんなで、冒頭に戻りますが、昨日は男性用のHP作成に向けての素材の撮影でした
こちらは注入風景↓
こちらはクールスカルプティングのアセスメント風景↓
こちらはクールスカルプティングの装着風景↓
スタッフ総出で、鋭意準備中ですので、完成までもうしばらくお待ちください
男性の痩身治療をしていく上では、女性とは脂肪のつき方、つく場所、体組成・・・etc 違ってきますので同じ医療機器を使用するとは言えそのアプローチ法は変えなければいけません
特に男性は内臓脂肪型が多いですので注意が必要です
注意が必要と言うのは、内臓脂肪型にはクールスカルプティングの様な痩身機器は効いてきませんので注意が必要という意味です
私がよく講演で使用するスライドを引用してもう少し詳しく説明しますが
下の2人の方、どちらもお腹痩せを希望されて来院されましたが、クールスカルプティングの様な機器を用いた痩身治療が適応になるのはどちらでしょうか?
答えはBです
Aのようなぽっこりお腹の内臓脂肪型は、意外と掴める脂肪=皮下脂肪は少なくこういったタイプにクールスカルプティングを行っても効果は乏しく
こういったタイプはまずは減量です
逆に内臓脂肪型は減量が見た目の改善にも大きく影響していきますので、自力で食事と運動を組み合わせ体重を減らすだけで整容的にも大きな改善を見込めます
一方Bのような掴める脂肪がコブの様に存在するタイプは、残念ながら減量による見た目の改善度はA程大きくありません
内臓脂肪は減量によく反応しますが、皮下脂肪は減量してもなかなか落ちにくいがんこな脂肪です
つまり、我々美容医療でターゲットにするのは
こういった掴める皮下脂肪です
まずはそこの見極め大事かもしれません
体重を減らすために、こういった医療機器に頼るのは、大間違いです(EMSなどの消費カロリーを上げるのタイプの機器は有用かと思いますが)
我々美容医療で目指すゴールは
体重を減らすことではなく、あくまでも「無駄な贅肉」をなくしてかっこいいボディラインを作ろう!という整容面の改善です
皮下脂肪も沢山無くなると、体重の変化として現れてくるとは思うのですが
その体積に比べ重量は軽いですので、器械で皮下脂肪を無くし、体重減少を測るのは非効率的であり、そういった治療が内臓脂肪の減量に繋がるかは「?」です
ので、ぽっこりお腹の内臓脂肪型は、生活習慣を見直し、まずは減量に励みましょう!
そして男性と女性だと脂肪のつきやすい場所や落ちにくい場所も変わってきます
女性は二の腕や、内ももがたぷたぷと脂肪がつきやすいですが
男性は、腰周りなどつきやすいく落ちにくい印象です
これに関しては、性ホルモンによって脂肪細胞のレセプターの感受性が異なるなど諸説あるようです
(目下勉強中ですのでまだ明確な事は言えませんが・・・)
先日クールスカルプティングを受けに遠方よりいらした男性の初診患者様
ご自身で運動と食事を気を付け80キロ台→60キロ台へと20キロ近い減量をされたようです
それに伴い、脂質系などの血液の異常値も改善し良好な経過でしたが
腰やお腹前面~下腹部の脂肪がどうしても落ちないと言ってご来院されました
拝見すると、残ったのは腰周りにつく柔らかな掴める皮下脂肪
こういったタイプはとっても良い適応です
遠方の方でしたので一気に複数箇所行い、気になる所はほぼ網羅できたかと思います
経過が楽しみです
因みに男性の落ちにくい腰周りの脂肪にクールスカルプティングを行った症例写真はコチラ↓
症例1:40代男性 BMI25、両腰に1か所づつクールスカルプティングを行い3か月後の経過
症例2:40台男性BMI21.3 両腰にクールスカルプティング1か所づつ行い3か月後の経過
たまたまなんですが、年齢もBMIもほぼ同じの二人の男性に同じフランクと呼ばれる腰の部分を治療した結果です
腰回りすっきりしましたね
ストイックにトレーニングしてもびくともしなかった脂肪が、寝てるだけで一回でここまで変化するのであればやる意義はあるのではないかと思います
そしてまたトレーニング再開すれば言う事ナシですね
因みにわたくしですね、只今診療中、スクラブの下はこんな感じです
けしてロナウドみたいなバッキバキな身体、目指しているわけではないのですが笑
他力本願で痩せなれるなら、他力本願で行けるとこまで行ってみよう~と
ある程度、脂肪を落としたら、あとは筋肉のカットをどこまで美しく出せるかでボディラインも皮膚のハリ感も決まってくる気がする
という自論の元
目下EMS研究中です
まずは、市販に出回っている物を一通り試してみようと昨日より始めました
効果の程、検証してみますね
私には2人の兄がいます
妹の私が言うのもなんですが、二人ともそこそこイケメンの部類には入るのですが
たまに会うとエイジングのサイン、着実に忍び寄ってます笑
二人ともゴルフはしますし、光老化もあってシミやしわは豊富にあっても、そこはあまり気にしておらず
でも体型に関しては二人とも意識が高いんです
上の兄は、定期的にジョギングなどの有酸素運動を取り入れ、自宅でEMSなど行い(因みに上のEMSは兄も推奨のもの)、下の兄は自身でトレーニングを欠かさず常に6パックをキープしてます
そんな強者の兄たちが納得するような「男性向けの医療痩身」を打ち出していければと思います!