❝ぽっちゃり顔❞もヒアルロン酸でリフト
2016-03-28
2017-06-20
皆様こんにちは
何だか寒暖の差が激しく、体調コントロールが難しいですね・・・
ブログでも良くお話していますが、ヒアルロン酸の注入法は日々進化しています
ただシワを埋める様な入れ方ではなく、支持靭帯の付着部を支える様に入れる事で
リフトアップして見えたり、小顔に見えたりする効果があります
今日はそんな症例のご紹介です
❝ぽっちゃり顔❞さんがヒアルロン酸によってすっきりとリフトアップした様に変化した例です
彼女は、皮下が厚くボテッとた、いわゆる「重い」顔立ちです
過去に、高周波系のタイトニング治療も行っていましたが効果はイマイチとのことで
次はスレッド(糸)かなぁなんと話していました
糸となるとハードルが一段あがりますのでその前に何かと
ヒアルロン酸をリフトアップして見える様、お顔をシャープに見せれる様下記の○の部分にいれました
頬骨の○の部分にいれると、支持靭帯が巻き上げられリフトアップします
少し全体あげとくことで、ほうれい線は薄くなりますので
残った溝を補うよう少量のヒアルロン酸を入れます
最初からほうれい線を埋める様にヒアルロン酸を注入すると
ぼてっとした、重そうな顔立ちになってしまい、シワは消えたけど「美しくありません」
また顎が少し後退していますので、顎先を出すようにヒアルロン酸を入れます
そうすることでV字のフェイスラインになり、お顔もシャープに痩せて見え小顔効果もでます
また赤い★はオトガイ筋拘縮による梅干しシワと内側に顎先が入り込むのを抑えるためにボトックスも打っています
水色の★には、口角を下げる口角下制筋を抑え口角を上げた様にみせる効果をだすために、ここにもボトックスを打っています
術後ほうれい線の上に、少し内出血が出ましたがファンデーションで隠せるくらいにとどまりました
L1と呼ばれる頬骨のポイントに入れる事で、頬のボテッとした感じも取れてお顔も細くなったように見えますね
こういった症例もヒアルロン酸でここまで変化出せるんだなあと、私自身もやってみて勉強になった症例でした
以前注入セミナーに出た際にエキスパートの先生に教えて頂いた知識ですが
加齢と共に骨は萎縮しお顔の体積は落ちますが、皮膚は弛緩してお顔の面積は120%に大きくなる
ただ延びきったスペースにヒアルロン酸を注入していくと、弛緩した皮膚は引き伸ばされても、ヒアルロン酸太りのパンパンのおかしな顔になってしまう
そんなお話を教えて頂きました
❝ぽっちゃり顔さん❞をヒアルロン酸で仕上げるには、とてもコツがいると思いますが
今回の症例は、私なりに注入の可能性を新たに見出せた例でした
患者さんが求めている変化は大きな変化ではなく、我々施術者が思っているよりも少しの変化を希望しているある場合がほとんどです
少量のヒアルロン酸で効果的な変化を出す
こういったヒアルロン酸の注入法は今後主流になっていくのかなと思います
今日は診療が終わって、クリニックで注入の勉強会です
長い一日になりそうです
医者は日々勉強
同じく医師であった祖父そして父が常々言っていた言葉ですが
目まぐるしく進化する美容医療に身を置いてからはますます身に沁みる言葉です
さぁ、今週もがんばって参りましょう~