ヒアルロン酸でナチュラル美人!その①
2016-02-25
2017-06-23
皆様こんにちは
今日はヒアルロン酸の症例のご紹介です
顔だしOKのモニターさんにご協力頂きました
まずはbefore&after写真からどうぞ
注入前と注入直後の写真です
直後ですが、内出血もなくわずかに針痕を残すかな?程度のダウンタイムで終わりました
仕上がりは頬にハイライトポイントを形成し、ほうれい線マリオネットラインが薄くなり、コメカミの凹みが改善した事で卵型のoval faceになり、更に目鼻立ちがはっきりしお顔が「締まった」印象ですね
目尻もあがり、きりりと美人になりました
注入したポインとは、側頭部、ほうれい線、マリオネットライン、目の下そして年齢と共に緩んでくるretaininng ligamennt(支持靭帯)を巻き上げる様にリフトアップするポイントに、いずれも少量づつ注入しています
本当はリップまで行いたかったのですが、時間切れでした
アセスメントは長くなってしまうので、次回のブログでお話します
先日、とある美容医療関連のミーティングが海外であり
約1000人のDrが世界各国から参加し
解剖学的な知識や注入におけるアセスメント、実際の施術についのセッションがありました
各国の「美」の基準、どのような「美」が求められるかのセッションでは
★日本、韓国などのアジア圏はパーツをより美しくしたいと望む
★南米ブラジルでは、とにかく美人になりたいと望む(ブラジルでは美人がビジネスカードの代わりだと・・・)
★ヨーロッパ、カナダ、アメリカは、とにかくナチュラルさを重視し自分のベストになりたい望む
と、美に求める要素が分かれているようです
面白いなぁ~と思いつつ、私は日本人ですが3番目に共感しました
確かに、なりたい顔の有名人の切り抜きをもってきてこういう目になりたい、鼻になりたいという患者様もいらっしゃいますが
そういったニーズはどちらかというと美容外科系の手技が必要になってきます
メスを使わない私達美容皮膚科では、違う他人に変えるのではなく、その人をベストな状態に戻す
「旅行にでも行ってリフレッシュした?」「ぐっすり眠れて調子よさそうね」と
声掛けされるようなナチュラル&ヘルシーな「美」が求められるべきと思います
そして治療をしたのを人に気づかれたらそれは失敗かなと
ちなみに、上記の患者様後日談(2日後)
彼女は3人のお子さんを持つお母様
お子さんたちから「お化粧変えた?なんか美人になってる」って言われたそうです
ご本人も目の下のシワも消えて鼻が高くなり、なんとなくなんか今日キレイ、ドンピシャです!と仰ってくださいました
治療した事を気づかれず「なんかちょっと綺麗」成功ですね
あとは、目の下のうっすら肝斑やシミ、毛穴などのスキンケアを行えばより美しくなるでしょう
(スキンケアは、注入と違いコツコツ時間がかかるのでまたおいおいと・・・)
そうそう、当初この方の訴えは目の下にうっすらと入るくぼみとシワだったんです
患者様の訴えと、私達美容の医者からみて、ここをこうすればこの方綺麗になるのになあ、若返るのになあ
というポイントは違う事も多々あります
ご本人が気にしてない全く別のポイントに注入することで、ぐっと美人に、ぐっと若返る事がよくあります
そういった場合、終了後患者様は鏡を見た瞬間まるで魔法にかかったように驚き喜んでくださいます
そして、その顔をみて私も嬉しくなります
お互いの感性うまく擦り合わし、共有しながら「お顔」を作り上げていきましょう
我々の、意見だけを押通してもいけないですし、治療費を頂いてる以上は患者様の悩みを改善するのは当然のミッションです
悩んでいる部分だけを治すのではなく更に違う視点でアプローチし、その方を美人に若々しくバランスよいお顔立ちにもってくのが我々美容をやってる医者の仕事なのかなと思います
自分と美のセンス、感性が合う医師に出会い、とことん話し合ってお互いの感性を擦り合せて作り上げていきましょう
その医者と話をし、髪型、女医さんならメイクの仕方、着ている服装、開業医であればクリニックの雰囲気、内装や置いているインテリアでも
そこにいる人のセンスは分かります
そんな視点でも医者を見てみてください
年齢を重ねた成熟した精神には、ナチュラルで上品かつ聡明なお顔立ちが似合います
「Natural Looking」マストですね
本日いらした患者様よりお心遣頂きました
春の訪れを感じさせる、可愛らしいお菓子ありがとうございました