鼻 ヒアルロン酸
2015-12-07
2017-06-26
皆様こんにちはというかこんばんわですね
今日もクリニックは朝からクルスカ三昧です
最終が18時半スタートの患者様までほぼノンストップで稼働予定です
急遽お申し出頂いた方もお断りしたりで
申し訳ありません
確実に脂肪を減少させるゼルティック社のクールスカルプティング(通称クルスカ)
もはやクリニックBでは不動の人気ですね
が、今日はクルスカとは全く関係のないお話です(笑)
鼻のヒアルロン酸の症例です
そう「隆鼻術」ですね
鼻根部から鼻筋に沿ってヒアルロン酸を注入することで、高さを出すだけではなくすっと筋が通ったスッキリした鼻になります
まずは注入前のアセスメント
白い○部分が、鼻骨の凸部分が目立ち横からみると真っ直ぐなラインではないのが少し気になります
ブルーの○の部分、眉間と鼻根部に高さがなくてのっぺりしているの、ここを少し縁取るように隆起させるとホリの深いきりっとした顔立ちになります
上記を考慮したうえで、お鼻にヒアルロン酸を注入しました
ゴツゴツした鼻のラインが真っ直ぐになり鼻筋が通ってスッキリしましたね
注入前と、注入後約1か月の経過写真です
本当は目隠しを取ってお見せしたいです
目頭が少し寄って目力も上がってホリの深いお顔立ちになっています
クリニックには院内閲覧用の資料にありますので、ご興味のある方はお声掛けください
使用した量は全部で0.4ml程です(当院でいうハーフの量です)
鼻筋に沿って0.2ml、眉間の辺に三角形の二辺を縁取るように0.2mlいれています
鼻骨の飛び出している部分の高さに合わせて上下を繋げるように注入し鼻筋を真っ直ぐにし
鼻根部と眉頭を繋げるようにピンクの部分に注入することでホリの深い顔立ちになります
ほんの少しの注入ですが鼻筋が通ってお顔の印象が変わりましたよね
お鼻や涙袋、唇などのヒアルロン酸注入は気軽にパッと印象を変えれておススメですが
時としてお鼻のヒアルロン酸は量を多く入れすぎると良からぬことも起こります
直後に入れたヒアルロン酸が左右に流れ鼻根部が異常に太くなって通称「アバター顔」とも呼ばれる容貌になり
逆に鼻の存在感が大きすぎて何ともバランスの悪いお顔になってしまいます
以前に美容外科の先生から
美しい鼻というのは「存在感のない鼻」だと教えて頂いた事があります
あるかないか分かんない様な「主張しない鼻」というのが正解なようです
「目」と「鼻」はお顔の中で全く別の立ち位置なようですね
あと、見た目の問題だけではなく、お鼻周辺は解剖学的にも気を付けなければいけない部位です
今日ご紹介した鼻根部周辺、鼻背や眉間はお顔の中でも大事な血管が集まっている場所です
ので、我々やる側の人間にとってはとっても注意が必要な場所です
受ける側の患者さんをいたずらに不安にさせるつもりはないのですが
人の身体を扱う医療に100%はありません
ので、我々の義務としては万が一起こってもそれに対応できる万全の態勢で臨まないといけないところです
起こった事に如何に迅速に正確に対応するかで予後は大きく変わりますからね
と、ちょっと厳しめのお話になりましたが
気軽にパッと印象を変えれるプチ整形、おススメですよ
さて、最後のクルスカの患者様はブログでもたびたびご紹介しているお馴染みの中国からの患者様
前回のマイクロボトックスをいたく気にいってくださり、更に今日は左右の頬のわずかな高低差が気になるのでヒアルロン酸も入れたいわぁ~と
クルスカ中に麻酔を塗り、その後ボトックスとヒアルロン酸ね
流れまでしっかりと把握されています(笑)
美へのあくなき欲求、天晴です
私も、もう一頑張りです