内臓脂肪型vs皮下脂肪型
2017-05-29
2019-07-01
皆様こんにちは
暑いですね~
さて、表題にもありますが本日は「内臓脂肪型vs皮下脂肪型」のお話です
内臓脂肪型、皮下脂肪型についてのお話は、代謝内科的な話も鑑みるとそれはそれは
医学的にとても奥の深い話です
内分泌代謝医の主人は毎年「ヨーロッパ肥満学会」とやらに参加していますが
主人と話を聞けば聞く程
「肥満」はとっても奥が深く語りつくせるものではございません
ので、難しい話は置いといて、ここでは普段の診療においてのお話に留めます
まずは見た目の違い
内臓脂肪型は
いわゆる「メタボ体型」「太鼓腹」と呼ばれるような類です
皮下脂肪型は
ムニュっと脂肪があるタイプ
とってもザックリ分けるとイメージはこんな感じです
最近、クールスカルプティングを希望される男性の患者様が増えてきまして、内臓脂肪型に遭遇するする事が多くなりました
当院は、部分痩せを目的に医療痩身を行っていますが
アプローチするのはあくまでも皮下脂肪型
内臓脂肪型は、パッと見、たっぷり脂肪があるような立派な体型をしていますが
摘まんでも摘まめる脂肪はほんのわずかです
その大きな体積の原因は内臓周囲についている脂肪で膨らんでいる訳です
ので
残念ながら
クールスカルプティングではアプローチできません
減らす方法としては、食事や運動を中心とした「摂取カロリー<消費カロリー」を心がけ
まずは
減量
あるのみ
しかし、
このタイプの方が減量効果が大きく、つまり同じキロ数の体重が減ったとしても見た目に変化が大きいのは内臓脂肪型と言われています
ので、決してやりようがない訳ではありません
むしろ、食事と運動を中心に自力で何とかなるという訳ですのでやりようがあるんです
それでも落ちなかった皮下脂肪は医学の力に頼りましょう~
皮下脂肪ばかりの方は、最初から医学の力に頼りましょう~
確実に近道です