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小顔治療「横に小さくするか、縦に小さくするか」糸リフトの効果はどっち?
2020-09-08
2020-09-11
皆様こんにちは
9月になっても暑い日が続いていますね~
先日は出張があって久々に飛行機に乗りました
飛行場も久しぶりで思わず自撮り
台風が心配された週末でしたが上空は晴れ、帰りの飛行機の翼の先端の❤マークがなんとも癒されました
さて、不動の人気の「小顔治療」、小顔は永遠のテーマですよね
顔が小さいと言われて喜ばない方はいないでしょう
あっ、でもこの美意識はアジア人特有でもあるんですよ
元々骨格的に顔幅の小さい白人は、顔が小さいと言われるのは必ずしも褒め言葉ではないようです
小顔治療には色々な方法がありますが、その新たな一手として「スレッドリフト、糸リフト」が加わりました
糸リフトに関しては、表メニューは出しておらずブログでこっそりお伝えしていて、初診の方はお断りさせて頂いていますが
お問い合わせが多く、施術件数も増えてきたため、少し体制を変えていこうかと現在思案中です
とは言え、当面は引き続きリピーターさんのみの限定メニューにさせて頂きたいので何卒ご理解ください
少し脱線しましたが、小顔治療の話に戻ります
小顔治療は沢山ありますが当院で行ってるのは
「小顔ボトックス(咬筋ボトックス)」
「クラツーα」
「ウルトラフォーマIII(ハイフ)」
「ヒアルロン酸注射」
このうち、絶対やれば小顔になるのが最初の2つ「小顔ボトックス」「クラツーα」
元の形によって小顔効果あるのが「ウルトラフォーマIII」と「ヒアルロン酸注射」でしょうか
更に、新たな一手として加わったのが先にも書きました「糸」です
では自分にはどの治療法が合っているのか?悩ましいですよね
ザックリ分けると
筋肉でえらが張っているタイプは→「小顔ボトックス(咬筋ボトックス)」
顔に脂肪が多い方は→「クラツーα(顔痩せ治療)」
たるみでフェイスラインが四角くなってきている方→「ウルトラフォーマIII(ハイフ)」
顎周りをシャープに見せる→「ヒアルロン酸注入」
顔の長さを短くしたい→「糸治療」
です
顔の長さを短くしたい!?
そういった切り口でもう一度小顔治療整理すると
顔の横幅を小さくするのは→小顔ボトックス、クラツーα、ウルトラフォーマIII、ヒアルロン酸注入
顔の縦幅を短くするのは→糸リフト
こんな風に分かれます
顔の長さを短くできるのは糸のみがなせる業です
長さを短くする…想像しにくいかもですが
私の写真を見て頂ければと(毎度毎度同じ写真ですいません)
これが以前からお見せしている、私の糸リフトBefore&Afterですが
見て頂きたいのは全体のタルミの改善もそうですが、頬が短くなっています
分かりやすいように線を引いてみました
青い線は視覚的に「頬」と認識される部分をマークしてみました
上段が右目下に入る二本ある細いシワから、下段は頬の膨らみが終わるところまで(だいたいの見た目で決めています、厳密ではありません)
青い線同士を赤い矢印で結び、左の写真と同じ矢印をコピペで右の写真に置くと、赤い矢印に余りがでます
つまり「頬」と認識する青の線で挟んだ部分の長さが短くなりました
個人的な意見ですが、パッと見て顔が長いかどうかを視覚的に感じるのは、「頬の長さ」か「顎の長さ」かと思っています
糸リフトでは、この頬の長さを短くすることで、全体に面長の顔を短くする効果があります
年齢と共に、顔の重心は下に下がりますので、見た目の印象として顔が長くなってきます
糸リフトでは頬にある顔の重心を上へ上げる事で、顔の長さを強調してしまう頬の長さを短くすることができきます
糸リフトの縦方向の効果、分かりやすく説明すると下の写真です
向かって左の写真、指で挟んでいる頬をギュッと摘まむと、右の写真の様になります
これで見て頂きたいのは、摘まんだ分、頬と認識される部分が短くなり頬に丸みが出ます
この写真は指でつまんだので、負荷が強くかかっていますが糸はこんな風に下にたまった脂肪を上に持ち上げるので、縦方向に短くなり頬に丸みが出ます
この写真を見て、美意識の高い方は気づいたかもですが、じゃぁ、上に上がった脂肪で今度は顔の横幅が大きくならない!?と
そうなんです、ここで元の脂肪の分量が重要になって来るのです
(どんどんマニアックになっていって、ついてきてますかーー笑)
(でも進めます)
元の脂肪の量が多いと、持ち上げると、脂肪の位置が移動して余計に顔が丸く見える可能性はあります、そして見た目のリフト効果も薄くなります
なので
より美しく効果のある糸リフトを行うのであれば
術前の脂肪の量のコントロール重要かと思います
ですので、私は糸リフトのカウンセリングの際、元の脂肪の量が多いと「顔痩せ治療のクラツーα」で脂肪の量を減らしてから行う2段構えのお話をしたり
移動した脂肪が、咬筋の上部あたりへ位置し噛んだり歯を食いしばった時に顔幅が大きくなると予想される場合は事前の「小顔ボトックス(咬筋ボトックス)」の2段構えをおススメしたりします
ここまで細かなデザインにだわると、手間、治療費かかってしまいますが、ここまでこだわれば、ほぼ完璧な仕上がりです!!!
長文になってしまいましたが
糸リフトは、これくらいこだわって仕上げたいという想いがあるので、初診の患者様をお断りしている理由もこれが一つです
初めていらっしゃった方が、このこだわりが故、最初からあれもこれも治療を進められると身構えてしまうかな~と思うので
リピーターの患者様とは、歩みを共に擦り合わせながらお顔を作ってきていますので、その辺の私のこだわりも理解してくださるはず!と勝手に思っております笑
糸リフトはたるみ治療の一手でもあり、小顔治療の一手でもあります
顔を小さくしたい時、縦に小さくするか、横に小さくするか
複数本入れていくと、全体に軸が増え支えが強化されますのでギュッと弛みにくくなり上の私の写真を見てもお分かりの通り、縦方向の改善だけでなく全体の小顔効果も出てきます
そんな視点での小顔・たるみ治療を検討してみてください
お通いの患者様より頂きました
お心遣いありがとうございます