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おでこどこまで丸くする?(額のヒアルロン酸注入について)
2020-12-19
2023-03-24
皆様こんにちは
前回のブログにも書きましたが、先日額にヒアルロン酸注入を行いました
注入前の写真を撮っていなかったので比較できないのですが
額のゴツゴツが解消されほどよく丸みが出て、面としてツルツルになり嬉しくて最近前髪を上げています
私は上顔面(こめかみや額)にエイジングのサインが出やすくてそれがコンプレックスで今年一年は前髪で隠していましたが
久々のワンレンが新鮮です~
(と、ここまでのくだりは前回もお話ししました)
では、額のデザインどこまで丸くするのでしょう?
丸い額は、柔らかい印象を与え、またお顔の中でも面積が大きいパーツなので丸みが出ると、自然なハイライトでお顔自体が明るく見えます
お隣韓国では、一時丸いおでこが大ブレイクしました
韓国のエアラインに乗るとCAさんのおでこがスキのない完璧な丸さで目が釘付けでした
少し前は額の形でお国がわかるとも言われていましたが、韓国の美容外科のDrとそんな話をしたら「今はそんな丸いおでこはしなくなったよ~、もっとナチュラルだよ~」と仰ってたのが印象的でした
どこまで丸くするのがベストかは、他のパーツとのバランスだと思います
額が丸くなることで、鼻や目が埋まったように見える、つまり他のパーツとの高低差がなくなったために目鼻立ちが悪くなった印象にもなりかねません
というのは、私の中で感覚的にわかっていて、全員が丸いおでこが似合うわけじゃぁないなぁ、丸けりゃいいってわけじゃないなぁと常々思っていましたが
先日、京都のいわきクリニック形成外科・皮膚科の岩城先生が自身のブログで非常にわかりやすくその辺を解説してくださってましたのでご紹介します→コチラ
ここで少し岩城先生についてご紹介。岩城先生はヒアルロン酸注入においてのエキスパートです
過去に講演でご一緒させて頂いたこともありますが、ロジカルでかつ実践的な内容で、いつもものっっっすごく勉強になる講演をしてくださいます(そして関西人ならでは笑いを必ず作ってくださる、気さくな先生です)
そんな岩城先生が先のブログで書かれている「埋もれ目」が額へのヒアルロン酸注入の際の最大の注意点かと思います
つまり、年齢によって変化する骨の変化に合わせた注入が大事という事です
40代以降は特にそういった変化が顕著になりますので、丸過ぎるおでこは他のパーツのを埋もれさせおかしなバランスを作り出してしまいます
という訳で、いつもお伝えしていますが40代以降はまずは凹みを平らにするくらいがベスト前方への突出は作りすぎない方がベターです
最近額のヒアルロン酸注入を希望される患者様が多くなっている気がします
使用するヒアルロン酸の量はまずは2本、最終的に合計3~4本くらい必要かもですねと話しています
2回くらいに分けて、3~4本を注入する方が良いかと思います
理由は、一度で全ての仕上げてしまうと“目が慣れません”
先に述べたように、額はお顔の中でも面積が広いので変化が出すぎると自分でも見慣れません
また注入後、動きによってできる微細な凹凸やデザインを調整したくなると思うのでそれ用に残りを取っておいて最終仕上げるのがベストかと思います
額は脂肪組織が薄く骨膜状に入れたヒアルロン酸と前頭筋までの距離が近いですので
額を動かした際の凹凸が気になりやすい部位です
勿論、こだわればというレベルの話ですが
その際に、更に注入してカバーするかあるいは少量ボトックスを打って筋肉の動きでできる凹凸を抑え、全体としてフラットな面に仕上げる場合があります
そんな感じで額の注入は二段階で考えておく方が仕上がりが良いかと思います
是非程よく丸いおでこ、体験してみてください~
さてさて、最後にプライベートネタですが、先日次男がモデルデビューしました
とあるHPやチラシに掲載される予定です
親ばか全開ですが、可愛すぎて終始萌え~でした
私もちょこっとだけ参加
普段の撮影はうまく笑えないのですが、次男と一緒だったので今回は目尻下がりまくりで自然と笑みがこぼれました
次男もぐずることなく終始笑顔で、上手にできました
ではでは、素敵な週末をお過ごしください
お通いの患者様より頂きました
お心遣い頂きありがとうございます