DOCTOR BLOG ドクターブログ
本年もどうぞ宜しくお願い致します!2019初春
2019-01-07
皆様あけましておめでとうございます
少し遅い新年のご挨拶となりましたが、私は実家の鹿児島でのんびりと過ごしました
今年はゴルフに燃える予定で、3日の初打ちから毎日クラブを握りゴルフ三昧のお正月休みを過ごしました
鹿児島はお天気も良くて、ぽかぽか陽気
実家にある桜もこの様子
一足、いや二足早い春の訪れです
さてさて、年末のブログでもご案内しましたが
昨年末発売のCLASSY.2月号にクールスカルプティングについて掲載していただきました
発売翌日から反響を頂きその出足の速さに驚いておりましたが
診療初日の今日、お休みの間もメールでのたくさんのお問い合わせをいただいており、更に電話でのお問い合わせも多数いただいているようです
正直言ってスタッフ一同皆驚いております
元々クールスカプティングは予約が取りづらい人気メニューたったのですが、年が明けて更に狭き門になっているようです
皆様には大変ご不便をお掛け致しますが、診療枠を拡大し対応いたしますのでお待たせしている皆様、何卒ご容赦願えればと思います
そこで、カウンセリングをお待ちの皆様はじめたくさんの方が興味を持ってくださっているようですので今日はクールスカルプティングとは何ぞやとのお話を
私が講演などで使用しているスライドなども織り交ぜながらざっくりといたします
まず、雑誌にも記載して頂いた「クルスカ」とはクールスカルプティングの略称です
4文字に耳なじみの良い日本ならではの略称ですね
元々米国のゼルティック社が母体となり開発研究、発売が進められた医療機器です(現在はアラガン社)
その開発の経緯は長く、現在のモデルは画面右の青と白のスタイリッシュなボディです
こういった部分痩せをさせる痩身器機は大きく分けると「温」と「冷」
つまり冷やして脂肪細胞をやっつけるか温めて脂肪細胞をやっつけるかのどっちかです
クルスカはその冷やす系の代表格です
こういった脂肪細胞だけを冷やして破壊する理論を選択的脂肪融解論「Selective Cryolipolysis」と呼んでいますが(日本語でよく「クライオ」と略して呼んでいます)
余談ですが実は業界的には昨年よりこの「クライオ」ブームでして
クールスカルプティング以外にも他のメーカーからたくさんの同様の機種が出ています
クールテック(コクーン)、クラツーアルファ・・・etc
これら他の機種とクールスカルプティングの一番の違いは国内の承認を取得しているかどうかです
クールスカプティングは国内で唯一脂肪減少装置で厚生労働省の承認を取得した承認品です
これらの機器を同一の条件で比較した試験はされていませんので
その効果についてその差は何とも言えないところですが
承認品の最大のメリットは、「国がその安全性を保障している」というところでしょうか
承認品こだわるのであれば、クールスカルプティングでの施術をおすすめします
ただし承認品かどうかを除けば、機種によってその特徴はさまざまですのでそこは皆様、ご自分の目で耳でリサーチしてくださいませ(敢えてこの場では言及致しません~)
で、話を戻しますが
そもそものこの「脂肪が低温に弱い」という理論、何をヒントに展開されたかというと
この2つの現象がヒントとなり開発が進みました
アイスキャンディーを食べている子供の、キャンディーが接した側の頬の脂肪が減っていた
寒冷地で馬術を楽しむ女性の冷たい馬具に接する内ももの脂肪だけが減ったこと
これら2つの現象をもとに開発が進みました
この開発に携わったのは、かの有名なRox Andersonらです
Rox Andersonと言えば、レーザー界では「神」の様な存在で、彼の提唱した選択的高熱融解理論は
現在の脱毛治療やシミ治療を大きく大きく前進させた事は言うまでもありません
クールスカルプティングについては現在までで70編以上の臨床論文が発表されており
丁寧に開発され、検証されている器機です
Rox Andersonらによって提唱された「選択的脂肪凍結法」について簡単にその概要を説明すると
脂肪は他の組織よりも高温で凍るという性質から、他の組織にはダメージを与えない温度で脂肪にダメージを与えることができる
という内容です
つまり、脂肪は油。近くにある他の組織と言えば、神経、血管、筋肉、皮膚。これらの主成分は水。
油の方が、より高い温度で凍る(固体化する)のは言うまでもありませんね
それを利用して、他の組織には影響を与えず脂肪のみに(水が凍らないレベルで油だけ凍るイメージ)ダメージを与えることが可能となりました
と、だんだん話が面白くなくなってきたので笑
じゃ、実際どんな治療かと言いますと
気になる脂肪を、ぐいーんと吸引してつかみ、そこだけ冷やす
最初はつめたいた~い感じですが、10分くらいすると感覚がマヒし何も感じません
寝てる方がほとんどです(私は毎回爆睡、完落ちです)
脂肪をつかむアプリケーターはいろいろ種類がありますので、それによって照射時間は異なりますが
よく登場するのはクールアドバンテージという35分タイプのものです
治療費は?というと、そのアプリケーターを何個使用するかによります
そこは、その方に、どれだけ脂肪がついているかによります
因みに、当院にいらっしゃる患者様のサイズ感ですと
腹部で、4~8か所(ウエストライン、腰も含む)くらいでしょうか
あとはご予算があれば先に伺って、その予算内でまずは範囲を絞って結果が出やすい箇所を行っていくという方法もあります
そこはカウンセリングの際に決めていきます
治療後に必ず出る症状は、照射部位の赤みと痺れです
赤みは数時間~数日、痺れは1~2週間で消えます
何回かかるかは、一回でも効果はありますが同一部位を2回行うとよりインパクトのある結果は出ます
効果が出るのは、治療後早ければ1か月から、最長3か月かけて完成されていきます
2回繰り返す場合は、同日でも構いませんが、1か月くらい空けて行う方は多いです
長くなりましたが、これらがカウンセリングの際によく聞かれる、お話しする内容です
クールスカルプティングは承認を取得した背景から、昨年より急速に市場が拡大し
行っているクリニックさんも増えました
当院にとってはライバル!?笑でもありますが
そんなせこいことを言っていては、良い治療は広まりません
どこでこの治療を受けるかは、クリニックによって体制(一台か二台か、スタッフ主導か医師が関与するか等)も治療費も異なりますのでそこは吟味してくださいませ
過去にクールスカルプティングについても沢山のブログを書いていますので
良かったら参考にしてくださいね
一つ言っておきたいのは、クールスカルプティングはちゃんと効く器械です
ただですね、だからと言って食っちゃ寝(あ、言葉が悪い笑)摂取カロリーを気にせず好きなもの食べまくってもOKという訳でもありませんのでそこは認識を間違えないでくださいね
クールスカルプティングで手に入れた体型を維持するのであれば
現状維持に努める努力は怠ってはいけません
つまり、治療後より体重を増やさない努力あるいは意識はしてください
まさに、CLASSY.さんの企画にもあった「脱!人生MAX体重!」の様にクールスカルプティングを行うことがその後の体型維持の起爆剤に、あるいは助けになってくれれば良いなと思います
今まで入らなかったサイズの服が着れる様になれば、それを維持したいと自然と頑張るものです
そんなモチベーションの維持にも繋がる、そんな使い方をしていただければと思います
今年こそ、賢く、無駄なく、効率的に理想の体型を手に入れてください!
クールスカルプティングの治療部位はよっっぽど体重が増えない限りそうそう戻りませんので(リバウンドしません)一生モノの治療を言ってもあながち間違いではないと思います(←私の実感も含む)
一緒に頑張りましょう!!!
クールスカルプティングの特別企画!今年こそ理想の体型になりたい方へ♪(詳細はコチラ)