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毎年夏に思う「しみ・しわなんてどーでもいい!!」け・ど・も
2019-08-20
皆様こんにちは
先週は夏季休暇を頂きました
ご不便お掛けする中、長いお休みを頂き子供たちとゆっくり過ごさせてもらえました
ありがとうございました
鹿児島の実家に帰省し、台風にも負けずプール三昧でした
とは言え、次男はプールを怖がって入らず、こんな感じでプールサイドをうろうろ(親はただ日焼け
長男とパパはプールにじゃぶじゃぶ入ってました
長男は次男と10歳近く離れているので、遊びは別ですが親目線で面倒を見てくれます
最近はすっかり次男ペースで事が進んでしまって申し訳ないなぁと思いながらも
夏休み最終日、実家でゴロゴロしていたら「明日から忙しくなるんだから、今日くらいゆっくりしなさい」
と、ゲーム片手に(上から目線で!?)声を掛けてくれた優しい長男でした笑
さて、表題にありますコメントは毎年夏休みの度に私が思う事です
炎天下の中、子供たちと外遊びをしたり過ごしているといつも思う
「しみとかしわとかどーでもいい!!!」
と
美容皮膚科医としてあるまじき発言かと思いますがそう思ってしまいます
自然いっぱいの田舎で、お日様の元遊んでいると、そんな細かいことどーでも良くなってしまいます
が、ですね、ひとたび東京に戻って来ると変わるんですね、その思考が・・・「いけない、綺麗にしなきゃ」とスイッチが入る訳です
これってなんでだろうと考えてみたのですが
私の場合、東京での生活と実家での生活と大きく違うのは「人と会うか、会わないか」です
東京では、毎日クリニックに出て患者さんに会う、会食で人と会う、メディアの取材を受ける、講演して人前に出る
と、とにかく人目にさらされる機会が多いのです
これは、私にとって美容のモチベーションになっているのをつくづく感じました
恐らく、私はリタイアして田舎に引っ込んだら美容なんて全く興味なくなって毎日ジャージを着て過ごすタイプですね笑
なんて思いながら休み明けの外来をしていたら
この日は、初診の注入の患者様がいっぱい
美しい娘さんを連れた、美しい女性がいらっしゃいました
先生のブログを読んで、先生に注入してほしいと言って来院してくださいました
この方が仰ったのが
「人にどうこう見られるのではなくて、自分が気分よく過ごしたいんです」
と
「鏡に映る自分を見て、疲れてるな~とか老けたな~」とか思うのが嫌なんです
と
そうそうそうそう、こういった方は綺麗になるんだよな~と思いながらお話を聴いていました
私の経験上ですが、こういった目的または感性で美容をされる方は、間違った方向に行きにくい傾向にあります
間違った方向とは、つまり「やり過ぎた、いじり過ぎた不自然な顔」です
細かな凹みや左右差、小さな溝、陰を気にして美容をされる方は、❝too much❞なやり過ぎた顔になる傾向にあると思います
うちの2歳の次男の顔を見てください
目の下の凹み、ほうれい線、マリオネットラインンはしっかりと存在します
この溝を埋めるだけを目的にしてはいけません
多少溝が残っていても、多少線が残っていてもそれで良いのです
完全に無くすのをゴールにするとやりすぎた顔ができあがります
「ナチュラルに、自然に」仕上げるのが良しとされ、私もそこを心がけていますが
ナチュラルにいじるほど難しいものはないとやればやるほど感じます
足し算引き算しながら、基線をオーバーしないようその人の顔をバランスよく保つ
その計算を正確にするのが私の仕事と思っています
勿論、ほうれい線、マリオネットライン気になる箇所は改善させますが、ゴールはしわ・溝を直すのではなく
「より若々しく、より魅力的に、より健康的に」です
そんなイメージを常にお忘れなく
最近はクールスカルプティングやGLP-1といった痩身ネタは、痩身専門ブログの方に書いてます
良かったらそちらもご覧ください~
お通いの患者様に差し入れを頂きました
お心遣いありがとうございます