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「ふくらはぎ痩せ」クールスカルプティング?それともボトックス?
2020-02-28
2023-03-24
皆さまこんにちは
今日は「ふくらはぎ痩せ」のお話です
ふくらはぎを細くする時の方法は大きく分けて2つ
1.腓腹筋にボトックスを打つ(通称:ふくらはボトックス、美脚ボトックス)
2.皮下脂肪に対しクールスカルプティングを行う
3.浮腫みのコントロール
です
3は、クリニックでの治療というよりも、普段のケアにもよりますので
クリニックで施すのであれば1か2のアプローチです
つまりは、その方のふくらはぎの太さを規定する要因が「脂肪」か「筋肉」かで治療法を分けて考えます
ですので、「ふくらはぎ細くしたいんです」と診察室に入って来られた方
つま先立ちをしたり、横になった状態で皮下脂肪を掴んだりしながら
まずはどっちの要素が大きいかを判断します
印象としては、筋肉が大きくボトックスで治療される方が多い気もします
とは言え、
時々掴める柔らかい脂肪をお持ちの方もいらっしゃいますそういった方はまずクールスカルプティングを行います
今日はその経過写真をご紹介します
10月にクールスカプティングをふくらはぎに行い、4か月経過した写真です↓
治療前よりも横幅が小さくなり、横からの写真も後ろへの突出が減りました
ご本人様もその効果を強く実感されており、治療前後でご自分で測定しておりなんと3~4cmサイズダウンしたそうです
ふくらはぎに対するクールスカルプティングはあまりメジャーな治療ではありません
行っている施設さんは少ないかと思います
数年前に、まだゼルティック社がクールスカルプティングの母体であったころ
私はその頃からふくらはぎのクールスカルプティング治療は行っており
当時、視察に来たアメリカ人のトレーナーに「ふくらはぎにクールスカルプティングを行っているの、たぶん世界であなただけよ笑」と言われたは鮮明に覚えています
そもそも、クールスカルプティングはボディラインより飛び出した脂肪に対してを適応としていますので
↓これは私がスペインのエキスパートセミナーに出席した際のアセスメントシーン
モデルさんをご覧いただいて、下着の下の背中のこぶのような脂肪
こういった突出した脂肪が良い適応とされています
クールスカルプティングは良く効きますので、ボディラインから飛び出していない部分を治療するとそこの部分がへこみ凸凹になるのを懸念されてこのように適応が定められています
ので、
ふくらはぎの様に、面としてはフラットでバルジ(脂肪の膨らみ)を特定できない部分はそもそも適応外とされています
が、
当院は、そんなニッチな部位も追求していきます笑
私自身のふくらはぎで、その他にも様々な症例を検討して、ふくらはぎのクールスカルプティングも当院では行うようになりました
アプリケーターを装着する位置は、少しテクニックを要しますのでここでは伏せておきますが
ふくらはぎの様に、多くの脂肪は取れないけれども少しの脂肪を取りたいという方には良い適応かと思います
実際、美容外科さんからもそんな理由で相談されます
脂肪が少ないので脂肪吸引するとぼこぼこになるし、脂肪溶解注射でも効果がイマイチでしてといってご紹介されるパターンが時々あります
今回のモデルさんは、とても良く効果が出ており、更に細く!と本日2回目
因みにこの方は起立した際も、もりっと張り出す腓腹筋もはっきり存在しましたので
まずは脂肪をクールスカルプティングで落とし、もっと細くしたい際は、筋肉へアプローチしましょうという治療プランをお話させていただきました
タイツを脱いで、春色のスカートをひらりと軽快に着こなしましょう
【クールスカルプティング後のダウンタイム】照射部位の赤み・痺れ(数時間~2週間で消失)
【治療費】クールアドバンテージ4個260,000円(税抜き)(今回の症例に使用した個数です。使用する個数は個人差あります。)
>>ふくらはぎの部分痩せ治療についてはコチラをご覧くださいませ
お通いの患者様より頂きました。
お心遣い有難うございます
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC 院長
下島 久美子
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