DOCTOR BLOG ドクターブログ
こんな時期の美容クリニックとの付き合い方
2020-04-29
2020-06-20
皆さまこんにちは
只今こんな感じでの様相で仕事しております
感染防止対策を強化する上で、検温や問診票のご記入など手間が増えましたが、皆様快くご協力頂きありがとうございます
許される範囲で診療させて頂いている中、馴染みの患者様にお会いすると
それだけで、妙に嬉しかったり元気に再会できた事をお互いに確認しあう・・・そんな日々です
さてさて、今のこの状況になりずーっと考えていたことがあります
❝こんな時期に美容クリニックとどう付き合っていくものか❞と
私なりのアドバイスが何かできたらと思いながらこのブログを書いています
今の時期は、頻回に通うスタイルの治療は避けたいところですよね
美容のクリニックには美しくなるため、若返るために沢山のメニューがありますが
いつもは、これにはこれが効く!といったご紹介の仕方ばかりでしたが
今日は通院の回数や間隔別に代表的なメニューをご紹介していきます
半年~年に1回で良い治療は
です
ウルトラフォーマIIIは4.5mm、3mmといった深い層まで熱を加え根本からたるみを改善させる治療です
熱によって緩んだ組織を❝縮めて固め直す❞そんなイメージの治療ですから
組織のダメージも考慮すると半年か年に一回で十分な治療です
ヒアルロン酸注入を行うタイミングは意見が分かれるところかもですが
私は半年か年に1回で良いですよ~と話しています(急激に体重が減り、顔がこけただのそういった特別なイベントがない限り)
一回に少量をちょこちょこ足しながら過ごすよりも、回数を少なくして、必要な量をしっかりと入れてあげる方が
❝無駄なボリュームも崩れも生じない❞と感じています
ヒアルロン酸は吸水性といって、周囲の水分を自身に引き込んで自分自身が膨張するといった性質がありますので
入れすぎの方のお顔立ちは、パンパンでぼてっとした重そうな様相になります
そういったいわゆる「ヒアル顔」を防ぐには、一回の量を減らすというより、注入する回数を減らす方がベターかと思います
必要な量を、必要な深さに注入する
これがヒアルロン酸注入の極意かと思っています
3~6か月に一回で良い治療
です
ボトックスは、笑ったり怒ったりといった表情時のシワを止める治療ですが
一回の注入での持ちは3~6ヶ月です(打つ量が少なければ少ないほど餅は短い)
それ位経つと戻ってきますので、ボトックスが効いている状態をキープしたければそれ位のタイミングで再度注入するといった流れです
クールスカルプティングは、部分痩身の治療ですが
同じ部位に対しては2回行う方がより効果が高いです
効果が出るのは1~3か月後ですので、2回目を行うのは早くても2ヶ月後、あるいは最大限の効果が出る3か月を待って行うのもありです
1か月に一回の治療
です
これらは、いわゆるスキンケア治療
フォトフェイシャルM22はシミやくすみ、ハリの美肌治療です
ケミカルピーリングも、肌の代謝を上げ、弾力とつやのあるモチッとした肌へ変えていきます
こういったスキンケア治療は、コツコツと繰り返し行い結果を出していきます
不安なニュースが多い中、家にいる時間も多く外出の機会は減りましたが
やはり、鏡に映る自分の姿がいけてないと気分滅入ります←私はそうです
もし、何かケアしたい!と思ったら、今時期、通院間隔も考慮して治療法を選択するのもありなのかもですね
クリニックの近くの東京ミッドタウン日比谷
朝の通勤時間、人通りはほとんどありません
手前歩いているのは、長男
最近は、一緒に通勤し、クリニックで勉強しています
次男は、それなりにお家遊びを楽しんでいます
一日でも早く、平穏な日々が戻りますように・・・
ではでは皆様、引き続きご自愛ください