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【Dr. Ruriko blog】長年のシミ、数秒の照射でさよなら(^^♪
2020-02-06
2020-02-08
こんにちは
今回は、先日当院で行ったシミ取りの治療とその経過をご紹介します
長年気にしていたというこちら
数年でやや色調が濃くなってきたとのこと
まずはこちらのシミのみ、ピンポイントに消したいとのご希望でした
メドライトC6(QスイッチNd-YAGレーザー)で治療します
当院ではレーザートーニングでも頻繁に活躍してくれている機器ですが、
532nmの波長は、メラニン色素への吸収が非常に高く、浅いターゲットに対して効率よく作用します。
照射時間はほんの数秒
パチンパチンとゴムではじかれたような感じです。
照射翌日の様子
レーザーを照射し反応した部分の色味が濃くなり、だいたい翌日までにはかさぶたを形成します。
照射後から保護シールを貼り、かさぶたとともに剥がれ落ちるまでそのまま普段どおりに過ごしていただきます。
照射6日後
かさぶたが今にも剥がれそうですが、まだ剥がれていません
個人差がありますが、10日ほど、早い方で5-6日でかさぶたが剥がれ落ち、その下のピンクがかった新たな皮膚が出現します。
この方は8日目に洗顔した際に剥がれ落ちたとのことです。
剥がれた直後がこちら
その約1週後がこちら
照射部位も周囲の色調と同化しています。
カウンセリング時には詳細に説明させていただいてますが、シミ取り後には、炎症後(レーザー後)色素沈着といって一時的に治療前よりも色調が濃くなるという経過をとるパターンもあります。
照射後約1か月頃から治療部位の色調がまた濃くなり出てくるのですが、こちらは自然経過で徐々に薄くなります。
今回ご紹介させていただいた症例の経過、また追ってご報告させていただきますね