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【Dr.Ruriko blog】免疫力とアレコレ&家族再会&長男誕生日
2020-07-07
皆様こんにちは
本日は初っ端から写真挿入ー
医師となり十数年、これまでの過程で内科系、美容系、複数の学会に所属させていただいておりますが、中でも自宅に届くとまず内容が気になる
私的「楽しみにしている学会誌ランキング」上位の学会誌です
昨日自宅に届き、今回は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)特集とのことで最新の知見が様々な分野にカテゴライズされて記載されており、久しぶりに寝落ちせず夜間活動できた昨夜(というか、これを読みたいがためにむくっと起きた)、ザザザッと読んでみました。
COVID-19についてはまだまだ未知なることも多く、有効なワクチンや治療薬のない現状ですが、一般論として免疫に対する有効な体づくりや生活の中で取り入れたい知識について、簡単に何点か皆様にもご紹介したいと思います
(以下の内容は、新型コロナウィルスの予防や治療に特異的に効果があるとされている内容ではありませんのでご留意ください
☆睡眠と免疫の関連性
なんとなく想像はできる範疇かと思いますが、慢性の睡眠不足は免疫力を低下させます。
米国カリフォルニア大学の疫学調査で、睡眠時間及び過去30日の風邪や呼吸器感染症の罹患歴を調査したところ、5時間以下の短時間睡眠者において高い関連性が示されています。実験的にウィルスを感染させた場合、睡眠時間が短いほど感染率が高くなるとの報告も。
☆ビタミンDによる免疫調整作用
日本人の約80%はビタミンD不足(30 ng/ml1未満)と言われている現代ですが、ビタミンDには免疫調整作用があり、血中濃度を至適値に保つべきと言われています。ただし、ビタミンD濃度は季節、体型、皮膚色、肝機能などさまざまな因子によって決定されるためなかなかややこしい。。。
一般的には半袖半ズボンの状態で週3日、15〜30分間日光浴をすれば至適濃度が維持されると言われています。
☆粘膜バリア機能
生体と外的因子との接触の場となる粘膜、そこに存在する粘液はバリア機構としてとても重要です。
日常的な食物繊維の摂取不足は粘液層の低下を引き起こし、バリア機能の低下の一因となると言われています。
腸内環境を良くする食物繊維としてのり、ひじきなどの海藻類、キノコ類、ごぼう、人参などの根菜類、アボカド、バナナ、りんご、など、、、
また、以前のブログ「糖質制限の心得」の記事でも紹介した「消化されづらいデンプン」のことで、高い整腸作用を持っていて食物繊維の一種として扱われる「レジスタントスターチ」
これを多く含む食品として長芋、玄米、あずきなど、、、
決して腸内環境のために、単一のものの極端な摂取をおすすめするわけではありませんが、多くのおかずの一品として取り入れる意識を持つことは大切かと思います。
と、一般論として、生活に取り入れやすいポイントをピックアップしてみました
ウィルス問題に加えて、災害関連も不安なニュースが続く毎日。
お一人お一人の環境下で、最大限自分を思いやり、また同じように周りの人を思いやる行動ができれば良いなと思います。
さて、一転話は変わって最後におまけネタを
先日、仕事の都合で4月から単身赴任状態だった主人と久々の再会ができました
ビデオ通話では毎日のように顔をみて話せていましたが、終わりの見えない父親と会えない日々に、再会直前の数週は息子にもフラストレーションがたまっている様子も感じられ
勤務上の環境も整い、ちょうど息子の誕生日を迎えいいタイミングだったので、パーティーにサプライズで登場
「誕生日にはコロナ落ち着いて間に合うのかなぁ
泣いて喜ぶのでは!?という両親の想像は、、、、、あっけなく散り
まさかの無言かつノーリアクション
あとで本人に聞くと「あまりにも嬉しくて恥ずかしくなっちゃった」とのこと
照れ隠しでメニューを読む息子と、まだあまり恥ずかしいとかわからない、風船に夢中な娘
人様の前では格好つけたり恥ずかしがったり、なかなか人間味もでてきた6歳男児
でもやっぱりしばらくたつと嬉しさが込み上げてきたのか、お食事そっちのけで父親のもとへ
仮面ライダーの話!?で男子チームが盛り上がっているあいだ、母娘はパシャパシャ自撮り
最近はもっぱら普段着もしくはマスク姿での写真ばかりで、こういう機会は貴重で嬉しい
(娘、そんなことはおかまいなしにパンをほおばっていますが)
余談ですが、子供たちがいるので個室希望でとレストランに連絡した際、「4人には少し大きめの部屋ですが、今のところ予約が入っていないのでぜひお使いください。」と。
ご厚意に甘えたところ
入ってびっくり
ソーシャルディスタンス 笑
3か月ぶりに会う子供たちは、毎日会っている私には気づきにくい成長が主人にとっては驚きの連続のようでした。
息子は背が伸び、語彙も増え、娘もできることが増えていて、ほっぺに「ちゅ」なんてされたときには感激で膝から崩れ落ちていました 笑
何はともあれ、まだまだ先が見えないことが多い世の中ですが、家族で力を合わせて、笑って日々を送れたらこれ以上の幸せはないと実感する夜でした。