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【Dr.Ruriko blog】GLP-1卒業の仕方~リバウンド知らずに向けて~
2019-12-03
こんにちは
GLP-1を導入した夏頃、年内いっぱいで〇Kg痩せたい、2020年は理想体重で迎えたいなどとお話されることが何度かありました。
そろそろ卒業に向けるカウンセリングも増えてくるのかななんて思っています。
GLP-1は打てば何をしても痩せる魔法の薬ではありませんので、摂取カロリー<消費カロリー という減量の大原則を忘れずにいてください
とカウンセリング時には必ずお伝えしているのですが、
実は GLP-1 自体にもわずかに痩身効果があるということがわかっています。(詳細なメカニズムまでは明らかになっていないレベルですが)
なので、GLP-1導入後も意外と食べられるのになぜか痩せましたという方もいらっしゃいます。
そういった方は特に、GLP-1なしの生活に不安を感じるかもしれません。
かといって 一生注射を打ち続けることは現実的ではありませんよね
我々は美容目的でGLP-1を導入していますので、永続使用ではなく、卒業を視野にプランニングしていきます。(もちろん数年使いつづけても問題はありません)
GLP-1をやめた後の患者様たち、、、どういう反応が多いかなと
私自身もいろいろと考えていたところ、なかなか興味深い本に出会いました
医学的にではなく、心理学的な観点から理想体重をキープするためのアドバイスが書かれています。
全国万人に共通した~これをすれば一生太らない!!~なんていう方法はあるはずなし。
なぜなら個人個人生活スタイルも違えば、趣味嗜好も違い、なぜ太ってしまうのか、痩せられないのか理由が皆違うから。
肥満は個々の習慣がつくるものであり、モチベーションをあげて一時的に無理やりダイエットを頑張ってもその生活を終えると元通り(リバウンド)は当たり前
ポイントは一生続けられる、個々に応じた太らない習慣を身につけること
ダイエットをしていることを忘れるくらいの感覚になることが大切
という内容が心理学の面から専門家と筆者との対話形式で書いてありとても読みやすかったです。
また
生物のホメオスタシスについても紹介されています
ホメオスタシスとは生物が状態を一定に保ち続けようとする性質のこと。人間の体は急激な変化を嫌います。
急に太ったり痩せたりなど、体温や血圧や体重が激しく変動することをよしとしていません。
こちらもカウンセリング時によくお伝えする内容です。
急激に体重を落としても定着を意識しないと戻りも早いリスクが生じますし、逆に理想体重をキープする時間が長いほど、維持しやすくなります。
せっかく手に入れた理想体重、簡単には手放したくありませんよね
ご自身に見合ったそれぞれの方法で、GLP-1卒業後も上手に体重キープしましょう
先日、友人が誕生日をお祝いしてくれました
1か月以上経っていたこともあり、全く予想していなかったことに加え、
私と主人が同じ誕生日なので、結婚後はどうしても当日「おめでとう」と言われても、「いえいえこちらこそおめでとう」と謎の謙遜しあいの挨拶となり 笑
ここ数年は一人でお祝いしていただくと、その空気を満喫できることがものすごーく嬉しいのです 笑
さてさて、あっという間に師走、、、
街中のいたるところでクリスマスモチーフの装飾を見ることができ、心躍りますね
伊勢丹のエレベーター内が可愛すぎました
何かと慌ただしくなる師走ですが、皆さまお風邪などひかれませぬようご自愛くださいね