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【Dr.Ruriko blog】GLP-1 痩身療法、実際のお声
2020-02-13
2020-02-17
こんにちは
GLP-1 痩身療法を開始して約半年経過、、、ありがたいことに着々と導入人数が増え、色んなパターンの経過もありながら、随時考察を重ね、何にもかえがたい「経験値」を蓄えて続けている当院でございます。
先日、院長の痩身ブログでアップされたGLP-1痩身療法のアンケートの記事、大きな反響があったとのことで、皆さまの関心が高いことが判明いたしましたので、すかさず私も
GLP-1 開始後3か月、実際のお声を紹介します
まず1か月でのこの変化
もともと趣味で月1-2回、登山をされるとのことで、身体が軽くなった感じがとても嬉しいとおっしゃっていました。
開始時の体格にもよりますが、多くの場合3Kgの体重減は自覚的にもかなり変化があると思います。
あまり余裕のなかった衣服の中で身体が泳ぐ感じ
GLP-1開始とともに、糖質制限を心がけた生活にしたところ、自然と日々の生活の中でお米、麺類などの炭水化物を口にすることなく過ごせるようになったそうで、ただし会食などイベントの時は特に気にせず食べているそうです。
趣味の登山のため、筋肉量の低下を防ぐためにたんぱく質はしっかりととるように過ごしているとのことでした。
何より注目すべきは、その生活で特に無理をしているという感覚がなくまったくストレスに感じないということ。
「食べようと思えば食べられるけれど、食べなくてもいいかなと思える」
というお声はこの方に限らずよく聞かれます。
食べない食べない、、、と自力での我慢ばかりの日々はきっと限界があります
さて、今回ご紹介した症例は正直とても経過の良いパターンです
勝因はずばり二つ
①GLP-1と併用して、糖質制限をかけたこと
ダイエットをしたいなら、「糖質制限での減量効果は高く、また減量スピードも速い」ということはぜひ知っておきたい知識
私も産後ダイエットであれこれ試した結果、糖質制限が効果的だったことはしっかり体感済みです
なので、ゆるーい糖質制限ライフは依然続けておりまして、夕食時にはおかずのみでお米、麺類などはいただかず、夕食にどんぶりメニューを用意した日は私の分だけお米の代わりにキャベツの千切りをどんぶりに盛る
慣れてしまえば意外といけます
もちろん絶対
ただし、これは今の私にあったやり方であって、おそらく個人個人、「これが私にはあっている」というスタイルがあると思うんです。
無理せず、頑張っている意識なく続けられる習慣が見つけられることが大事です
話は戻りまして、今回の勝因のもう一つは、
②筋力保持のためのたんぱく質の摂取と運動の習慣
GLP-1痩身療法を行う日々で、常々思っていること、、、それは
体重を減らすにしても健康的な減らし方がよい、体重が減って数値上の目標を達成したとしてもげっそりしてしまっては本当にそれが美しい結果なのであろうかということです
もちろん個人個人の価値観や理想はそれぞれで、求めるものも違って当然ですが、医療機関で提供する美容医療がその方の健康を害するようなことはあってはならないと私は思っています。
少量しか食べなくても満足感があるからといって、菓子類やケーキ、チョコなどのみを食べるという生活は決してオススメできませんし(GLP-1を開始すると甘いものを以前ほど欲さなくなったというお声も多いですが)、偏った食生活だとお肌の調子などもきっと低下します。
筋肉量が減れば見かけ上、体重はするすると落ちますが(筋肉は重いので)、代謝も落ちるためその後痩せにくい身体へと変化してしまいます。
筋肉量の低下は血流の悪化も招くので、冷えや慢性疲労の原因にもなります。
キレイなボディラインを作るのも「筋肉」です。
その材料になるのがたんぱく質。
何事も行き過ぎは禁ですので、エネルギー源をたんぱく質のみの摂取にするのもそれはそれで問題で、バランスは大事にしていただきたいですが、筋肉量を維持できるようしっかりとたんぱく質を摂取してください。
そして、運動せずとも痩せられる(体重が落ちる)ことに満足するのではなく、週1回でも、いや、わざわざ時間を捻出することが難しければ、階段の利用を増やす、歯磨きやドライヤーの時間に片足立ちをするなどでも構いません、筋肉は大事にしてあげてください
また、GLP-1痩身療法のリアルな感想、ご意見など随時ご紹介していけたらと思います。
長くなってしまいました~ では今回はこのあたりで失礼いたします