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【Dr.Ruriko blog】GLP-1痩身療法、実際のお声
2020-03-05
こんにちは
だんだんと日中は暖かな時間も増え、春の訪れを感じますね
薄着になる季節も近づき、GLP-1痩身療法、クールスカルプティングとも、さらに大活躍の予感です
さて本日も、ご紹介するといつも反響の大きい GLP-1の経過と実際のお声をご紹介します
食事制限とランニングでこれまで何度もダイエットをしてきたという方。ただ、いつも開始4カ月頃から飽きとともに停滞、ダイエット終了(→リバウンド)ということを繰り返しているとのことでした。
どうしても、自力で「頑張って〇〇しなくちゃ」「〇〇は控える」というダイエットでモチベーションを持続させるのは難しいですよね。
開始1か月後 -1.9Kg (BMI 22.3)
当院では使用開始1か月の時点で、まず副作用の出現や効果の出方をお伺いするため診察をします。
女性の方は特に、ホルモン周期や月経リズムの関係との兼ね合いもありますので、最初の1か月のみでGLP-1の効果を判断するのはまだ早いですが、増量の仕方などご不明点をお持ちの方も多く、その後の方針を検討をするうえでも重要となってくる診察です
この方は月経後いつも体重が少し落ちるということでしたので、その経過によって増量するかしないかといった内容でお話ししました。
3か月の時点で-4.45 Kg(BMI 21.3)
特に副作用などもなく、順調に使えているとのことで、効果に満足しているというお話をしていただきました
開始6カ月後 -4.6 Kg (BMI 21.2)
3か月の時点から体重はほぼ変化ありませんが、診察でお話を聞くと
「毎年冬になると必ず体重が2-3Kg増えてしまっていたのに、今年はGLP-1のおかげで初めて体重をkeepできた」
とのことでした
ご本人としては、今後数カ月はとりあえず現状keepの方針でよいと思っているとのことで、また夏頃から
エンジンをかけようかと。
約半年使用していただければ、GLP-1との上手なお付き合いの仕方を習得している方が多く、そのうえで、方針の確認やアドバイスといった具合の診察になります。
これまでも何度となく言ったり書いたりしていますが、この方のようにBMI 20前後の方はもちろん医学的には脂肪を減らさなければいけない状況ではありません。
身体もよくできているもので、生体反応としてむしろ命を守るために脂肪やエネルギーを蓄えようというサイクルが優位になります。
肥満ばかりが健康を害するのではなく、低体重も体調不良や病気のリスクを高め、健康寿命を縮めるという事実を忘れてはなりません
なので、BMI 20程度を目安に、それ以降は「体重」という単なる数値にばかりとらわれるのではなく、
二の腕、腰回りなどどこか気になる部位があるのであれば、その部分の脂肪を集中的に減らすクールスカルプティングでBody lineを整えていく方針にシフトするのもいいですね。
今回紹介した方のように、積極的に体重を減らしにかかるというよりは、ある程度減量できた後は、その後体重が増えないようにうまくGLP-1と付き合っていく、そんな使い方もできますし、意外とそういった使い方を好んでいる方も多い印象です。
しかしコストのことを考えるともちろん卒業を具体的に考えていきたいですよね。
GLP-1卒業の仕方や、いつまで続けるのかなどは本当によく聞かれる質問です。
これまでの症例経験と患者様各々の希望とをすり合わせながら方針を考えていきます。
今後はGLP-1の使用を終えられて、しばらく経過した方のお声などもご紹介できればなんて思っています
ではでは