DOCTOR BLOG ドクターブログ
レーザートーニング
2015-01-16
2017-06-19
皆様こんにちは
今日は昨日と打って変わって穏やかな天気ですね
前のブログでもお伝えしましたが、今日はレーザートーニングについてご紹介します
現在レーザートーニングには賛否両論色んな意見が飛び交っていますが
個人的には好きな治療です
適切な出力で、適切な間隔と回数を行う限りはとても良好な結果を得ることができる施術だと思っています
レーザートーニングというのは徐々に肌のトーンを上げていく手法の呼称です
当院のレーザートーニングはメドライトC6というレーザーを用いますが
使用するレーザーは施設ごとに違います
従来シミ治療に使用されていたレーザーのビームはガウシアン型といって山形に発振されましたがメドライトC6はトップハット型といって平らなビームで発振されます
これにより、均一にむらなく熱を加えることができるようになりました
個人的には肝斑はもとよりそばかすや、細かく散在した紫外線によるシミも適応と考えています
ただし肝斑はとっても繊細な性格ですので、ただただ漫然と照射すれば良くなるというものでもありません
内服と併用したうえで、適宜出力を調整しながら行わないと逆効果な場合もあります
そこは我々医療者が担う部分ですね
さてさてクリニックBが開院してから通って頂いた方をご紹介します
40代女性
施術前
2回終了後
6回終了後
1~2週間おきに6回行いました
この方の初診時の状態では。IPL「ライムライト」がまずは適応かなと思いましたが
ライムライトはそばかすに対しとてもキレが良く反応しますが、同時にマイクロクラスという細かいかさぶたを形成します
この方は、わずかなダウンタイムでさえNGでしたので
今回はレーザートーニングで最初から行いました
5回目くらいから肌が明るくなったのを自覚し始め
6回目終了後にはご本人も満足する結果を得られました
勿論まだまだ変わり幅はあります
個人的には、6回目以降は照射間隔をあけながら10回位は行った方が綺麗に仕上がるかなと思います
レーザートーニングは、シミが濃い部分は薄くなり、元々シミが少ない部分は更に健康的な肌色になるといった感じでしょうか
私も出産後の、肝斑+妊娠性の雀卵斑(そばかす)はこれによって一掃できました
新生活を迎えたり大事なイベントが多い春に向けて、ご興味のある方はこの機会にぜひどうぞ~
今からなら十分間に合いますよ
ではでは
下島 久美子