DOCTOR BLOG ドクターブログ
もうちょっとだけ美人に♥ヒアルロン酸でできること❤
2021-07-03
2021-07-05
皆様こんにちは
今日いらした初診の患者様
20代でお若く黒髪が艶やかでとても美しい方でした
下島「今気になるところを教えてください」
患者さま「もっと美しくに見えるには、どうしたら良いですか?」
下島「・・・(心の声)←なぜならもう十分美しいので、治すところが見つからない」
と、既にして美しく整った方をもっと美しくというのは、かなり、かなーりハードルが上がります
エイジングによってできたサイン、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインのたるみetc
の方が、治療プランは立てやすく、あれやってこれやってこうなってああなってとすぐにイメージが湧くのですが
美人をもっと美人に
と言うお題は、こちらの感性も研ぎ澄まされます
そしてこの方は
「少しキツメの美人な感じに」
と、テイストまで明確でした
この方向性、きつめにいきたいか、柔らかい感じに仕上げたいとかは主観的で難しい部分ですが
このニュアンスを共有するのひ、じょーに大事なんですね
日本人は、ふっくらと丸みのある可愛らしい感じを好む傾向ですが
白人は、シャープで大人っぽい顔立ちが美人とされます
頬のコケ一つとっても、白人はその部分にシャドウを入れよりこけさせますし、日本人はそういった影を嫌いヒアルロン酸注入を行います
ですので、私はよく「シャープな方向に持っていきたいですか?ふっくら可愛らしい方向に持っていきたいですか?」と伺うようにしています
最近の20代の方はシャープさ追求の方が多い気はしています
という訳で、今回の美人の患者様はご本人様の希望もあり、お顔を色んな角度から拝見しヒアルロン酸注入を行う事としました
注入した場所は「鼻、唇、顎」です。いわゆる顔の中心部分ですね
全体が整っている方を更に美しくするにはこの部分を操作すると美人度が上がります
以前、一般の方向けの講演で使った資料ですが
「美の要素」こんな構成と言われています
今回の患者様に行った「鼻・唇・顎」の注入はこの3バランスのとれた比率と4魅力的なパーツの改善です
更にこれらを整えると、顔全体のバランスも整ってきます
例えば顎の長さの調整は、下の図の様に上中下のバランスを整えますし
唇の横幅や目の横幅などは顔を縦に分割したバランスを整えます
私はメスを使えませんので目頭を切って目の横幅を大きく見せたりはできませんが
例えばヒアルロン酸を鼻根部に少し注入すると目頭と目頭の間に高さが出る分目頭が中央により、いわゆる目力が上がります
唇も、バーミリオンボーダー外側から口角にかけてのリップラインに少しヒアルロン酸を入れると赤色部分が表に出て横幅が大きく見える効果があります
こういう事です↓
上唇のリップラインの口角に向かう傾斜を緩やかにすることで、正面から見える赤い部分の面積が増えるので、口の幅が大きくなったように見えますよね
実際口角から口角の距離は変わっていませんが、赤い部分の端と端で唇がここからここまでと人は認識しますのでそういった印象になる訳です
まぁ、あくまでも微調整のレベルではありますが、美人をもっと美人にというレベルはこのパーツの微調整の結果と私は考えています
なので、結論、やり方は術者100人100通り、結果も100人100通り
MDコード様に決まったコード(この場合、唇のMDコードとは異なったテクニックを使います)もありませんので、全員に再現できるテクニックではなく
結果は術者のセンスのみに委ねられるというなんともギャンブルな!?笑私としても自分のセンスが試される瞬間でもあります
ですので、終わって鏡をお見せした時、わぁーっと笑顔になられる様子を見るといホッとします
という訳で、過去にも供覧した症例写真ではありますが
「鼻・顎・唇」に注入した結果どんな変化が出るのかそんな目線でいまいちどご覧ください↓
症例1:注入箇所鼻、顎、リフトアップポイント(CK1)
症例2:注入箇所→鼻・顎・リフトアップポイントCk1
症例3:注入箇所→鼻・顎・唇、リフトアップポイントCk1
唇は全体像だと分かりづらいですが
これ位の変化です(唇はやった感が出やすいのでこれ位が私は好みです)
症例5:注入箇所→鼻・顎・唇、リフトアップポイントCK1
お通いの方ならお分かりの通りスタッフ&鈴木先生です
毎日の様に顔を見ているので、あーここもうちょっとこうやったらもっと可愛くなるのになぁとか、余計なお世話でいつもそんな目線でみています笑
全員の変化を見て頂きたいのが、中心部分に立体感が出てメリハリのあるキリッと大人っぽい雰囲気になっていませんか?顔幅も細くシャープになっています
斜めや横のビューだと分かりやすいのですが頬のもったり感がスッキリしています(←そんな目線でもう一度見てみてください)
これは、リフトアップポイントのCK1の効果です
キリットシャープな美人顔を作る場合マストなポイントと私は考えています
美人をもっと美人に
は、メイクアップの感覚で、アイラインを引いて目の幅を大きく見せたり、リップラインをとって唇を大きく見せたり、ノーズシャドウを使ってホリを深く見せたり、顎先や鼻筋にハイライトを入れたりと
そんなちょこっとの変化を加えるテクニックです
その昔、ヒアルロン酸注入が❝メイクアップフィラー❞とメディアで取り上げられていた事がありましたがまさにそんなニュアンスです
パーツを変えるにはメスを使わないとダイナミックな変化は出せませんが
ヒアルロン酸でのこういった変化もまずは❝切る一歩手前❞に試してみても良いのかなぁと思っています
ちょっと長くなりましたが、最後に先日雑誌25ansさんの取材がありましたのでご紹介
自然光が差し込む緑が映えるスタジオでした
美人さんお二人とご一緒させて頂き、まさに眼福でした
ピンでの撮影は、こんな風にカメラ目線無し話しているテイでお願いしま~すと言われ
そんな器用な事ができず、立ち会ってくださったスタッフさんににひたすら話しかけていました
そんな目線でスタッフの方が撮影してくれた写真です
因みに、白衣のインナーのドレスコードはブルー
今回はエレガントな25ansに合わせてレーシーなブルーのワンピースにしました(化粧濃いめ
25ans編集部の皆様、スタッフの皆様ありがとうございました
ではでは皆様、素敵な週末をお過ごしください
お通いの患者様より頂きました
いつもお心遣い戴きありがとうございます