DOCTOR BLOG ドクターブログ
手のシミ 腕のシミ ライムライト
2015-01-29 15:56:13
皆様こんにちは
先日ご来院頂いた患者様に素敵なお土産を頂きました
じゃん

何とも可愛らしいじゃありませんかぁ・・・これ、チョコレートなんですよ~
食べるのもったいない~と言いながらパクッと頂きました(笑)
こんな素敵なチョコをくださったのは男性の患者様ですが、普段からお洒落で美意識高い方さっすがチョイスも素敵です!
見た目だけではなく、大変おいしゅうございましたあ
ありがとうございました
さてさて、クリニックBは「ボディに特化した美容皮膚科」(お顔の治療もしてますがね(笑))
ボディというと、まず思い浮かべるのが痩身治療です。が、ボディ全般行っています
脱毛やシミや色素沈着や・・・お顔でできる治療をもっとボディにも!っていうコンセプトでやっています
今日は、「手のシミ」「腕のシミ」のご紹介です
まずはモデルの方の施術前のお写真です
左手背

左前腕

右前腕

60代女性お仕事はプロゴルファー
ほぼ毎日ラウンドされ常に紫外線に暴露され立派なシミをお持ちでした
よく見ると、手背と前腕の日焼けの程度も違って、いわゆるグローブ焼けしてますね~
この方にライムライトを一回行いました
で、照射後1か月がコチラ
左手背

左前腕

右前腕

です
もういっちょ。ちょっと画像が小さくなりますが並べて比較
手背(上がbefore、下がafter)

左前腕(上がbefore、下がafter)

右前腕(上がbefore、下がafter)

1回なのでまだシミは全部落とし切れていませんが、中には消えてしまったシミもありますし明らかに全体の色調は薄くなっていますね
ご本人も満足されています
勿論、この日2回目を照射していきました・・・
ライムライトはIPLと呼ばれるキュテラ社が開発した光治療器です
白人用に開発された規格を日本人用に設定しています
もう何年も前からある機器で、最新機器では全くありませんが
ブレナイ結果が私は好きです
美容機器はどんどん刷新されていきますが、私は使い慣れたものをちまちまあの手この手でじっくり使いたいタイプなので新しいほどいいという発想があまりない人間で・・・レーザーを扱う者としてはあるまじき発言かな(笑)
余談でした
ライムライトはピンポイントのシミというより、細かく散らばったシミやそばかすに有効です
ただしIPLはレーザーと違って光治療器ですから、きっちりと取りきるという点においては少し劣ります
が、
手つかずのシミ(失礼)、今まで美容医療の経験がなくまだしっかりと濃い色素のある細かいシミを広範囲にお持ちの方、美容医療初心者の方にはオススメです
やる度にサクサクと落ちていきますので
みるみる綺麗になりますよ
IPLである程度落として反応がなくなったものはレーザー治療を併用してさらに追及していくと綺麗に仕上がります
シミの色調や肝斑の局在にによっては別の治療機器が適応になる場合もありますので、まあそれはカウンセリングでおいおい・・・
ライムライト照射後はメラニンに反応した場所はマイクロクラストという細かい痂皮(かさぶた)を形成します
それが照射後1週間か10日位かけてぽろぽろ落ちていきます
その間はテープ等の処置は不要で、メイクもしてもらって構いません
近づくと・・・「あれ、焦げかすついてないッ!?」(笑)みたいな事言われるかもしれませんが
気にしな~~~い
だって、私もただいま焦げかすガッツリついてますから


因みに照射後3日の状態です
このゴマみたいな焦げかす(しつこいか笑)が落ちたら
パーッと顔が明るくなりますから、楽しみに待ちましょう
一度経験すると、これが出ないと物足りなくなりますから(笑)
かといって強くアグレッシブに攻めますぎますと、タイガープリント、いわゆる虎柄になりますからその辺はコチラの指示に従ってくださいね~
お顔だと1か月に1回、ボディだと1か月~2か月に1回、5回1クールがオススメです
ボディに立派なシミをお持ちの方、長袖やタイツでカバーできる今の時期にやってしまうのもいいかもです。勿論一年中、治療はできますよ~
ではでは
下島 久美子
