DOCTOR BLOG ドクターブログ
ヒアルロン酸 ほうれい線
2015-01-31
2017-06-19
皆様こんにちは
穏やかな土曜の昼下がり、いかがお過ごしですか~
さてさて昨日スタッフブログにもあがっていましたが
今日はヒアルロン酸の注入のお話です
と、その前にクリニックBはボディの美容皮膚科としてご案内しているのでついついボディに力を入れて症例を作ってきましたが
気付けば、ヒアルロン酸のBオリジナルの症例がないっ!って事に気づきまして(遅ッ)
昨日スタッフのお顔を借りて行いました
ほうれい線と涙袋の注入を行いましたが、今日はまずほうれい線の注入のご紹介です
40歳女性深い溝ではありませんが、笑うと細かいしわが口周りに入ります
注入前 正面
ヒアルロン酸注入直後正面
注入前 左ななめ
ヒアルロン酸注入直後 左ななめ
注入前 右ななめ
ヒアルロン酸注入直後 右ななめ
です。口周りの細かいしわが消えて全体的にふっくらとハリが出ました
ほうれい線は、例えるなら、頬の弛みをせき止める防波堤のようなものですので
それがあるだけで弛んだ印象を与えますし、ほうれい線が改善することで単にしわが無くなるだけではなく、たるみが改善してリフトアップしたようにも見えます
(実際はしてませんのであくまでもそう見えるといった表現にとどまりますが)
今回の症例に置き換えても
注入前
ヒアルロン酸注入後
注入した部位はほうれい線だけですが、全体に「ハリ」が出て若返った印象ですね
今回の症例で使用したヒアルロン酸は国内で唯一承認を受けているアラガン社のジュビダームウルトラで土台を持ち上げ表面の浅いしわには、テオシアルシリーズのリデンシティ1を重ねました
使用した量は、当院のメニュー表記でいいますとヒアルロン酸1本分です
ご料金にしますと1本¥70,000(税抜き)です
例えば口周りの小じわなどでしたらハーフ¥40000(税抜き)でも十分です
今回の症例は、幸い直後も全く内出血が出ませんでした
注入療法は針を刺しますので内出血の出る可能性は絶対に「0」ではありません
が、その可能性を下げる努力は我々はしなきゃです
まずは先端が鈍のカニューレを使います
これにより内出血の可能性を下げ、血管内注入などの重大な合併症も回避できます
先端が鈍なのでそのままでは穿刺できませんので、一か所は尖った針で入口を作ってそこから鈍針を入れていきます
この入口を作る段階で内出血が出ない訳では勿論ありませんが、もし出たとしてもこの一か所で済むわけです
実際にこちらは上記の症例の直後のメイクなしの写真ですが
わずかに赤みとプツッとした針孔を認めるのみですね
注入治療は、その場でパッと結果が出てドラマティックで個人的には大好きな治療です
ご興味のある方は是非ご相談くださいませ~
次回は涙袋注入の様子をレポート致します
ではでは、皆様良い週末を~ 下島 久美子