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迷走している方必見!たるみのメカニズム
2024-08-15
こんにちは😊
Instagram美容賢者への道シリーズ
今日は“たるみのメカニズム”について解説します
クミクリは痩身や注入治療といった、メスを使わずして『形』を変える治療を得意としてますので
形が変化する『たるみ』治療のご相談はすごーく、すごく多いです。
しかも、切らずに変わりすぎない程度に変わりたい!という我儘リクエスト満載😆とは言え、気持ちは分かるw
下の図。
これは顔面のたるみの原因を記載しています。
たるみは皮膚を引っ張ってベローンと伸びるだけの話ではありません。
顔の色んな場所にある色んな構造物が、同時進行で変化していき起こります。
あるご高名な先生が、たるみは同時多発テロ的に起こると例えてらっしゃいましたが
本当にその例えが秀逸だと思いました🤔
図に書いてる内容は…
・骨 ⇨ 萎縮・後退
・靭帯 ⇨ ゆるみ
・筋肉 ⇨ 拘縮
・脂肪 ⇨ 下垂・萎縮
・皮膚 ⇨ 弛緩
これらが合わさってたるみが生じます。という図です。
ですので、それによって当然治療法は異なります。
例えばたるみにハイフが効くからといって、友人に勧められて行ったのに私は全然結果が出なくって…とそんな話はあるあるで、
それはハイフが効かないというより、そもそも「その方のたるみの原因がハイフの適応ではなかった」可能性が大です。
もちろん、そこを見極めて適応のある治療へ誘導するのが我々の仕事ですが、私はそんな時は「今やっても🙅♀️×ではありませんが、費用対効果は低いのでコチラの治療の方が効きますよ…」なんて話をして誘導します。
それでも器械系の治療を好む方もいますので、期待値を擦り合わせた上で行います。
と、話を戻して…
今起きているたるみが、顔面のどの部分が原因で起きてるかを知るのは治療法を選択する上でひじょーに重要になってきます。
これは勿論素人の方にパッとわかるものではありませんが、クミクリの患者様は私が毎回こんな話をするせいか、だんだんアタリをつけられるようになり、必要な治療が自分で分かってきてる方が多い印象です。
ですので、一般の方でも拾える知識と思っております。
ざっくり治療法と紐付けると
✴︎骨・脂肪の萎縮⇨フィラー注入(フィラー=ヒアルロン酸などの皮膚充填材)
✴︎脂肪の下垂⇨糸リフト・RF・ハイフ
✴︎筋肉の拘縮⇨ボツリヌストキシン製剤(ボトックス等)
✴︎皮膚の弛緩⇨浅層ハイフ・RF・肌育治療
(注:全て当院で行っているメスを使わない治療のみです)
冒頭の話に戻りますが、ボリュームロスをフィラーで補った後にハイフやRFといった熱系デバイスによる引き締めを行うと、良い形のまま一枚引き締められますし、糸リフトで重たい脂肪を持ち上げたあとしばらくしてからの熱系デバイスも相乗効果大です。(⇦私の個人的な見解です)
熱系デバイスは効果が緩やかな故、よく分からなかったという声を聞きますが
ベストなタイミングで行うとノーダウンタイムで一段アップグレードできますよ
たるみ治療はたくさん手がありますが、その時の顔の形に応じて適応が異なるので、そこの見極めが最大の治療効果を生みます
高価な美容医療。どうせやるなら賢い投資を
納得して治療を受けるには己をよく知る事です!
情報に惑わされない正しい知識を身につけてください😌