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理想のリップはどんな形!?唇のヒアルロン酸注射
2019-07-01
2021-02-27
皆様こんにちは
今日から7月ですね
早いもので上半期も終わり下半期突入です
下半期も宜しくお願いします~
さて、私は、先週一週間「唇
というのも、先週は唇のヒアルロン酸注射についてDr向けのセミナーで2日に渡り講師をする機会を頂き
その準備を兼ねて自分も勉強しました~
唇のヒアルロン酸注射はむかーしからやってますので何を今更!?かもですが
最近唇用のヒアルロン酸が新たに承認を取得したという背景を受けて現在これらのローンチが進んでいるのです
人に教える以上、倍勉強せねばです
セミナーは実際のモデルさんに注入しながらハンズオン形式で行いました
さて、シャッターストックで「唇」と入れるとこんなに画像が出てきます
これもごく一部の画像です
唇は、性的な魅力を表すパーツですので
異性を魅了するために「美」を磨くという本来の生理学的な欲求を満たす目的でも
唇を美しく保つというのは重要な行為になってきます
じゃ、どの形が正解か!?というと悩ましいところです
より魅力的にみせるための唇
より若々しくみせるための唇
大きく分けるとこの2つかと思いますが今日はそんな観点から正解の唇を探っていきたいと思います
まずはコチラ2枚の画像見てください
上下2つの唇、どっちが若々しく見えるか?という問い
言うまでもないかと思いますが上段ですね
唇はご覧の様に、加齢によって全体的な「ボリュームロス」が起こってきます
医学的な言葉でまとめますと
・赤唇の平坦化/ボリュームの減少
・キューピッドボウの損失
・赤唇縁の不明瞭化
・口角の下垂
・人中陵の平坦化
・口周りの小じわ
こういった部分に加齢による変化が起きてきます
赤唇部分のボリュームが落ちて上唇が内側に入り込んでくると
結果、白唇部分(鼻の下から上唇まで)が延びてきてなんだか間延びしたような顔になってきます
よくご年配の方が、「年と共に、鼻の下が延びて、なんか化粧の時口紅もわざと大きく描くようになったのよ」なんて仰いますが
これ、加齢による変化をとっても的確に認識し対処しているコメントだと思います
ではこれらを考慮して正解に近い唇とはどんな形か?と言いますと
先ほどの上の写真のこんな感じ
リップラインやキューピッドボウが明瞭で、人中陵もハの字にくっきりと入っています
口角も上がり、唇の周囲の皮膚にシワも入っていません
これが理想の唇かと思います
更にこだわると、アジア人では上下の唇の比率が1:1、横から見た時に上唇が下唇よりも1~2mm突出しているのが理想的なプロポーションとされていますので
ボリュームを補填しリップラインをくっきりと更にこういったプロポーションにまでこだわると
「より若々しく、より魅力的な唇」が出来上がる訳です
これらは全てヒアルロン酸で作る事ができます
じぁあどんな風にヒアルロン酸を注入していくかというと
これは我々施術者側に関与する話ですが、こういった老化のメカニズムに基づき注入のポイントが細かくコード化されているのです
勿論このコードが全部必要という訳ではありません、その方に必要なコードだけ補っていく流れです
唇は好みが強く出るパーツです
濃い目の口紅が似合う方、ナチュラルなグロスが似合う方とそれぞれに似合った唇がありますので
最終的なゴールは患者様も好みも加味しながら仕上げていきます
因みに当院で行った過去の症例ですと
全体にハリが出て、生き生きとしたリップになりましたね
プルンとした質感で口角も上がり女性らしい柔らかさが出ましたね
好みは色々、まずはなりたいイメージをお伝え頂ければと思います
メイクの最後に口紅を塗ると、ぐっとお顔立ちが華やかになりますよね
唇のヒアルロン酸注入もそんな意味合いがあると思います
全体のタルミを直し、シワや溝を直し整えた後に、唇を整えてあげると
若返るだけではなく、より魅力的になるのは言うまでもありません
今は、「若返りと美しさ」両方同時に手に入れるのがマストです
欲張っていきましょう~
最後に一緒に講師を務めた、秋葉原スキンクリニックの堀内先生と
勝手に私が師匠と仰いでいる、麻布ビューティークリニックの加藤先生と
有意義な時間でした