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謹賀新年”美肌に王道なし”
2020-01-06
2020-06-20
あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いいたします
皆様お正月はいかがでしたか?
私は実家でのんびり寝正月&食べ尽くしました
今年は2種類のお節をいただきまして
京天神野口さんのおせち
毎年頂いている、赤坂津山さんのおせち
そして、てっちり
と、三が日を振り返っても、食べ物も写真しかない、なんとも色気のないお正月でした
三が日明けには、一泊温泉に行ってさら~にのんびりと
そんなお正月でした
GLP-1を打ちつつなんとか食べ過ぎても増えない様にキープはしておりましたが、やはり普段のベストよりかは少しオーバー
仕事も始まりますし、そろそろ絞ってまいります~
さてさて、今年最初のブログはスキンケアについてです
表題にもありますが、「美肌に王道はなし」
スキンケアは、継続して初めて結果を得るものです
昨年末にクリニックの症例写真を整理していたら、それを体現するような経過の方がいらっしゃいましたので
こちらでご紹介します
既に先行して、るり子先生が年末にブログで紹介して詳しく解説してくださっていますので
詳しくはるり子先生のブログを読んでみて下さいね
まずは写真をご覧ください↓
この方は当院に4年近くお通いの患者様です
最近はたまにM22やハイフシャワーしにご来院されてまして
右の状態に私も見慣れてしまっていましたが
4年前の状態を見ると色々な肌トラブルを抱えていました
まず目につくのが、アクティブなニキビ(化膿性ざ瘡)赤ら顔、肝斑に全体の肌のトーンの低下
この方はまず、ニキビのコントロールから行い、ケミカルピーリングとフォトフェイシャルM22のコンバイン治療を行いました
真ん中の写真は治療後開始後3か月経過した時点です
この時点でケミカルピーリングと+M22を3~4回行っています
だいぶニキビもコントロールされ肌のトーンも上がってきていますね
ただここでまた新たな課題が
ニキビがコントロールされてきて気になってきたのは、目元の肝斑ですね
最初の写真を見てお分かりの通り、目元の肝斑は元々存在していますが、
アクティブなニキビが改善するとだんだん今度はそちらが目に付くようになってきました
これはよくある話です
例えば、顔に大小複数のシミがあり、まずは大きなシミを落とすと、次に今まで気にしていなかった小さなシミが気になってくる
皆さんそんな感じです
それをどこまで気にするかは、勿論その方次第ですが
この方の場合、目元の肝斑が気になりだしてきましたので
そこでご本人とお話しし、目元の肝斑に対してはレーザートーニングを併用しました
M22も色素性病変(シミ)やくすみの治療はできるのですが
肝斑に対しては積極的に治療できません
場合によっては、逆効果で濃くなってしまう可能性もあります
特に、外眼角部(頬骨の高い位置に)に帯状に存在する肝斑は大事に丁寧に治療する必要があります
まさに「寝た子を起こさない様に」そーっと、そーっと治療しなければいけません
そういった時に、レーザートーニングと内服治療を併用します
そうこうして5~10回繰り返し治療すると肝斑はコントロールされていきます
結果的に、全体の肌のトーンも上がりキメの細かい美肌になりました
この方は現在たまーに、クリニックにいらっしゃる程度
お仕事柄多忙な日々を過ごされていますが
4年たった今も、以前よりも明らかな美肌を維持しています
「美肌に王道はなし」
地道な努力こそが実を結ぶ
まさにそんな言葉を体現した経過でした
美容医療には色々な治療があります
その場でガラッと変わるドラマティックな結果を生み出すヒアルロン酸や
数日後に、ぴたっと皺が寄らなくなるボトックス
たるみを内側からじわじわ改善させるHIFU(ウルトラフォーマIII)
など
フェイシャル治療は様々ありますが、肌質を変えるスキンケアはとにかく継続は力なりです
1回2回で結果を出すのではなく、継続して結果を残していくものです
そして、手に入れたらそれは息の長い武器になります
色白は七難隠すとも言いますが、おおよそ私も同意します
美しい輪郭、パーツはそのキャンパスとなる地肌が美しいとより映えるものです
艶のある肌は、自然光のハイライト効果でより頬の位置も高く映ります
今年こそ、肌をきれいに
じっくりと向き合えば、必ず結果は伴います
「美肌に王道はなし」
「地道な努力こそが実を結ぶ」
堅実なスキンケアで肌を変えましょう
スキンケアの代表であるシミ治療は全員が同じ治療で同じ経過を取るわけではありません
このシミはあの治療、次に現れたこのシミはあの治療で、手を変え品を変え都度アレンジしていかなければシミはなくせません
その手を考えどのタイミングで入れていくかマネージメントするのが我々の仕事です
スキンケアは私もるり子先生も、二人であーだこーだ症例検討しながら共有して進めています
まずは、どちらにでも気軽にご相談ください