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コロナ太りを乗り越えよう!その②甘いものは別腹!人間だもの(*^-^*)
2020-04-20
2020-06-20
皆様こんにちは
先日、とある事でお世話になっている方に素敵なブーケをを頂きました
緊急事態になるとまずカットされるのが、文化的要素らしいですが
こんな時こそ心に花束をと、心が潤いました
さて前回の続きです・・・
前回は“怒りや不安で食べてしまう”事についてお話をしましたが、
今日は“外的刺激(おいしそう、いい匂い・・・)によって食べてしまう”というお話
そもそも、なんでこんな話をブログにするかと言うと
当院はGLP-1痩身療法という「体重が減る」治療も行っておりますが
ただ打っていれば痩せるという訳ではありません(もちろん確実に痩せやすくはなります!)
私は、自他とも認める「ダイエットマニア」いつも太らないための策を考えていますが
体重を減らすには色々な意識、知識は必要です
いつも、隣に私やるり子先生がいて“それやっちゃダメ”“これやっちゃダメと”囁き続けるわけにはいきませんので
減量を成功させるために各々が知っておいてほしい事色々あるんです・・・
減量するためには、食べる量を減らしたり運動をすれば痩せると思われていますが
それだけしても、痩せないのです
下の図を見てください(大分大学総合内科学第一 吉松博信先生著 肥満症の行動療法より抜粋)
この図に示してあるように
肥満の原因は、上の円に示される単に運動不足や食事量の問題であったり
向かって左の円の遺伝的要因や代謝の問題は「太りやすさ」「やせやすさ」に関与してきます
向かって右の円のストレスなどの環境要因も食行動やエネルギー代謝にに影響することで脂肪蓄積を促すとされています
この様に、単に「食べ過ぎ」「運動不足」だけではなく様々な要素が絡み合って肥満は起きるのです
「甘いものは別腹」とか「目で食べちゃう」などと言いますがそれは、我々人間に特徴的なんです
動物と違って高次機能が発達しているから起こる摂食行動でもあります
下の図をご覧ください(こちらも吉松先生の同論文から抜粋させていただきました)
まず向かって左の図
前回のブログにも出てきましたが大脳→視床下部→末梢(内臓)という経路が人間の身体には存在します
この経路の中に食行動を決める認知性調節と代謝性調節というのがあって
代謝性調節というのは末梢の情報、内臓や代謝によって伝えられる情報が視床下部に運ばれ調節されることの事(下から上)
認知性調節というのは視床下部より上の脳から出る指令によって起きる調節です(上から下)
人間はこの認知性調節が発達しているようです
向かって右の図は、野生動物、人間、肥満者でこの経路のバランスを比較した図です
野生動物は遠心性(上から下)、求心性(下から上)のバランスがうまく取れていますが
ヒトは上から下にバランスがやや偏り
肥満者はもっとそのバランスが偏っています
例えて言うとライオンはお腹いっぱいになると目の前にターゲットが現れても襲いません
人間は、お腹がいっぱいになっていても、見た目においしそうなデザートが出てきたら「甘いものは別腹」などと都合よい!?笑理由で食べれちゃいますよね
肥満者の場合、この傾向が更に強くなるという訳です
こういった行動は、我々人間が高次機能を有しているからこその行動ですので、野生動物になくて人にあるのは納得できるかと思います
そして、これから言えることは、減量するにはこういった「食行動」にアプローチするのも“手”という事ですね
ここで食行動へのアプローチを一つご紹介
「ポーションコントロール」です
2010年にミッシェルオバマ氏が肥満撲滅運動を提唱しその一環としてレストラン業界でポーションサイズの見直しが始まりました
ここでまた、下の図をご覧ください(国立病院寄稿京都医療センター 臨床研究センター予防医学研究室 板垣直樹先生著 食行動と肥満より抜粋)
同じ量の食事がお皿に盛りつけてありますが、どちらが量が多く見えますか?
向かって右側の方が、お皿いっぱいに盛り付けて合って量が多く感じませんか?
これは、こんなにいっぱい食べるんだ、食べてもいいんだという見た目の満足度を上げるためのテクニックです
余白の少ない、角皿より丸皿の方が有効です
このちょっとのテクニックは早速次の食事から取り入れますよね
是非やってみてください
「頭」で食べるのであれば「頭」での食べ方を変えれば良い
外食の機会が減った今、お家ごはんの時間が増えました
こちらは、先日お取り寄せしたENOTECAのシャンパン飲み比べセット
毎日今日はどれにしようかな~とセラーから出す瞬間が至福の時です
私は食前にシャンパンを飲むと、無謀な食欲が抑えられます
食前酒でもありますから、食事は進むはずですが
なんでしょう、美味しくゆっくり味わいたいなという方へ感情がシフトしお腹を満たすために一気に食べるといった行動に抑制がかかっている気がします
これは、あくまでも私の論ですので
感情をコントロールし、五感を満たすことで食をコントロールできるのは人間ならではです
食べちゃダメ、運動しなきゃダメだけでは長く続きません
長く続かなければ、ダイエットは成功ではありませんので!
お家時間が増えた今、兄弟で仲良く遊んでたり、9つも離れているのに喧嘩したりとにぎやかです
でも喧嘩の直後でも寝るときは、一個の枕でぴったりくっついて寝るんですよね
兄弟って面白いですね
ではでは、引き続き皆様ご自愛くださいませ