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【Dr. Mayuko blog】お悩み別コンビネーション治療〜下顔面編〜
2023-03-11
皆さんこんにちは、橋本です
ついこの間年が明けたと思ったら、早いもので3月も半ばになり新生活の準備をされている方も多いかと思います🌸
私も自宅の引っ越し準備でバタバタしています。
先日、引っ越し業者に引っ越しの依頼をしようと問い合わせすると、やはり繁忙期なので混み合っているとのこと。
私が希望した日は、仏滅なので空いてますが仏滅でも大丈夫ですか?と聞かれました。
お日柄などと言うことを気にせず、ただ家族の予定の合う日を選んだのですが、その話を夫にしたところ、そもそも日本人ではない夫は仏滅を知らず、何がいけないのかと聞かれました。
恥ずかしながら、私自身、仏滅は「何をするにも良くない日」ぐらいの知識しかなく、
急に仏滅を説明しろと言われ、咄嗟に出た答えが「Godの休日」というトンチンカンな答えでした
当然そんな答えに夫も納得いかず、キリストの休みなど聞いたことがないし
休日返上で働く日本人がブッダの休みには寛容なのかと責められる始末
確かにそう言われると、人間はあくせく働かせるのに自分だけきっちり休む神など誰が崇められるのかと理不尽さを感じました
当然仏滅の正解はブッタの休日などではなく、仏も滅するほどの凶日だそうです。
きちんと夫にも誤解を解いておきましたので、どうぞ神様お許しください🙇♀️
とまあ、私の新生活準備はこんな具合で進んでいますが、
変わることといえば、3年近く続いたマスク生活がいよいよ任意になります。
皆さん、マスクオフの準備はできていますか?
マスクで隠れていた下顔面のメンテナンスはできていますでしょうか?
ではここで1つ写真をお見せします☝️
こちらの写真、同一人物で左の方が若い頃、右の方がエイジングが進んだお顔です。
では、次の写真⬇️
こちらはどうでしょう。
左と右で上中顔面と下顔面を入れ替えただけなのですが、左の方が老けて見えませんか?
上顔面のエイジングよりも下顔面のエイジングの方が見た目年齢により影響してきます。
来週からマスクが任意になりマスクを外したら思ったより年齢が上に見えるなどということがないようにしっかりケアしたい所ですね
ということで今日はいくつか症例をご紹介しながら下顔面のコンビネーション治療についてお話しします。
下顔面で一番多いお悩みは口横のポニョやフェイスラインの乱れ。
確かにこの辺りはドミノ形式でたるみが出やすい所ですのでお悩みの方も多いと思います。
以前たるみの原因を書いたブログでもお話ししましたが、
たるみは骨萎縮、脂肪萎縮、靭帯の緩み、筋萎縮・弛緩、皮膚の菲薄化によっておこります。
色んな原因が絡み合ってできるので、治療も何かひとつでバチっと決めるのが難しいことがあります
無理に1つの治療でやろうとすると、やり過ぎてしまったり、治療費がかかる割には望んだ結果が出なかったりします。
そんな時には、1回でバチっと決めるよりも色々な治療を組み合わせて少しずつ改善していく方法をお勧めしています
コンビネーション治療① : 咬筋ボトックス+クラツーα+糸リフト
👉🏻30代女性 小顔にしたい!!
お若い方なのでたるみはそれほど強くないのですが、咬筋の張りと脂肪による重みの影響もあり下顔面がモタッとしていました。
まずは小顔ボトックスとも言われる、エラの張りに咬筋ボトックスをすることで顔の横幅を小さくしました。
同時に口横のポニョをとる目的でクラツーαを行いました。
真ん中の写真が、咬筋ボトックスとクラツーα2回後です。
この時点でも顔の横幅が小さくなり、口周りがスッキリしていますが、もう少し引き締めたいとのご本人の希望もあり、ここから糸リフトを行いました。
右の写真が糸リフト後です。
お顔の重心が高くなり、さらにフェイスラインがスッキリしました。
もともととてもお綺麗な方でしたが、下顔面を整えたことでどの角度から見ても美しくなりました
この方はお若いので大丈夫でしたが、咬筋ボトックスをすると口横にゆるくたるみが出ることがあります。
というのも、咬筋はお顔の中では比較的大きな筋肉で皮膚をテント状に引っ張っておく効果もあります。
この筋肉が小さくなることで、テントの張りがなくなりハンモックのようにだるっとなるのです。
ある程度のご年齢の方は咬筋ボトックスで口横にたるみが出るリスクはありますが、
もしたるんだ場合でも糸リフトやヒアルロン酸注入で改善できる程度のたるみです
コンビネーション治療② : ヒアルロン酸+糸リフト
👉🏻60代女性 目の下、ほうれい線、口周りのたるみを取りたい!
もともと全体的にバランスが良くお綺麗な方でしたが、
注入後はほうれい線やマリオネットラインが改善し、凸凹していたフェイスラインもスムースになりました。
骨や脂肪のボリュームロスによるたるみが強かったためヒアルロン酸でボリュームを出しつつ、顔の外側にある引き上げポイントにヒアルロン酸を注入することで形を整えながらリフトアップすることができました。
ヒアルロン酸でもリフトアップはできましたが、口周りのたるみはもう一息改善したいところ。この口横のポニョなどの口周りのたるみは糸リフトが得意とするところです。
なので、ヒアルロン酸後に糸リフトを追加しました。
糸リフト後はさらにフェイスラインが整い、口周りもよりスッキリしました。
ヒアルロン酸と糸リフトを併用することで、しっかりリフトアップをしながら形も美しく整えられるところが、このコンビネーション治療の良いところです◎
たるみの強さにもよりますが、ヒアルロン酸だけでは特に口周りなどはリフトアップ効果に少し物足りなさが出ることがありますし、
糸リフトだけでは細かいデザインが難しいことがあります。
より美しい形を作るのはコンビネーション治療のなせる技なのです☝️
コンビネーション治療③ : クールスカルプティング+ヒアルロン酸
👉🏻30代女性 フェイスラインのたるみ、二重顎を取りたい!
こちらの患者様はもともと顎が小さいこともありフェイスラインが鈍くなってしまっていました。
日本人は比較的顎の小さい方が多いので、よくあるお悩みでもあります。
もともと小さい下顎が年齢とともに骨萎縮が進み、さらに支えを失った脂肪が下へ下へと下がってくるとフェイスラインは凸凹になり、さらには顔と首の境界がわからなくなります。
年齢とともに顔が四角くなってきたとおっしゃる方が多いですが、その原因はそんな加齢に伴う構造の変化にあります。
この患者様の場合は、フェイスラインをしっかり出すために
まずはクールスカルプティングを2回行い、顎下の脂肪をとりました。
クルスカは1回でも効果はありますが、2回行った方がインパクトのある結果になります。
クールスカルプティング後、顎下がスッキリし、これだけでも下顎骨のラインがはっきりしました。
さらにここからフェイスラインを整えるためにヒアルロン酸注入を行いました。
顎先と下顎角にヒアルロン酸を注入することで前後に引っ張り合いっこをしてピンっと皮膚を張らせた所にさらにフェイスラインに注入し”ライン”を作ると、美しいフェイスラインが見えてきます。
そして、Eラインと呼ばれる鼻ー口唇ー顎のラインがきれいに揃いました。
余分なものを取り除き、必要なものを足していくシンプルな治療法ではありますが
理にかなった治療法でもあります
今回は症例をお見せしながら下顔面のコンビネーション治療についてお話ししましたが、
これ以外にもお悩みやお肌状態によって色々な組み合わせで治療を行っています。
当院にいらっしゃる患者様は一度に劇的な変化を出すことを好まない方が多く
できるだけナチュラルな変化をご希望されることが多いです。
コンビネーション治療はやり過ぎを防ぎつつ、それぞれの治療の得意なところを活かして
必要な治療を必要な分だけ行うことで自然な美しさを作ることができます。
ご予算やご希望の治療がある方はご希望に沿ってアセスメントさせていただきますのでご相談ください
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
>プロフィール
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