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【Dr. Mayuko blog】シワ治療~額・眉間~
2023-09-28
こんにちは、橋本です
先週は1週間夏休みをいただき、イギリス、パリに行ってきました。
久しぶりに家族や友達に会ってリフレッシュし元気に通常運行に戻っています。
日本に帰ってきて旅行中に撮った写真を見返していた所、夫の家族や友人達と撮ったどの写真を見ても私だけ顔の凹凸が無い😅
実際に見るよりも写真のほうがさらに陰影がはっきりするため、一人だけ潔く2D感丸出しで、顔面の凸を日本に忘れてきたのかと思うほど。旅行中ずっと私の凸は行方不明でした👻
やっぱり凹凸とか光と影って大事なんだなと改めて実感
ヒアルロン酸注入後に顔の凹凸ができると光の当たり方が変わり顔の印象も明るく元気になるのは光の影響も多いにあります
年齢とともにだんだん顔のボリュームがなくなってきてさらにのっぺりした顔になってきており、そろそろヒアルロン酸のメンテナンスが必要になってきたのでまたどこかでやろうかと思います。
さて、今回はシワのお悩みの中でも特に多い額と眉間についてお話しします。
額も眉間も表情を作る時にできるシワです。
額は上を向く時や目を大きく開ける時、眉間は眉をひそめる時に使う筋肉の動きでシワができます。日常生活の中で何気なくこういった表情をとっているので、知らず知らずのうちにいつの間にかシワが刻まれてきてしまっていることがあります。
この筋肉の動きは同じ動作をするのであれば子供でも大人でも同じように筋肉を使っているのですが、子供ではシワがあまりできないのはなぜでしょうか
それはずばり、皮膚のハリがなくなってくるから☝️
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったハリを出してくれる成分が少なくなっていくことで子供の頃のもちもちとしたハリツヤのある肌はいつの間にかなくなっていきます。
そこを改善しましょうという治療が当院では肌育治療を呼んでいるものになります。
コラーゲン、エラスチンなどを増やしてくれ自然にハリツヤを出してくれます。
額や眉間の細かいシワはこれだけでも改善することがありますし、表情じわでも肌にハリが出ることでシワが刻まれにくくなります。
ボトックスと併用することでボトックスの効果を底上げするように持ちが良くなることもあります。
と、ここで出てきたボトックス
シワ治療といえばボトックスというぐらい定番治療ではありますが、改めてどんな効果があるかお話しします。
まず額のシワは前頭筋という筋肉が収縮することでできます。
この筋肉の収縮をボトックスが抑えてくれるため、上目使いや目を見開いても額にシワがよらなくなります。
ただし、気をつけなくてはいけないのは、目を開ける時に前頭筋を使って目を開けている方は、この筋肉をブロックすることで目が重たくなります。
年齢とともに瞼が下がってくる方が多いのですが、この下がった瞼を開けるために眼輪筋という目の周りの筋肉だけでは足りず、前頭筋も使うようになります。
とはいっても自分が目を開けるときに前頭筋を使っているかどうかはなかなか判断がつかないと思いますので、そこは診察の際に表情を作っていただいてチェックしていきます。
じゃあ、前頭筋を使って目を開ける人は額のボトックスはできないのかというと、そんなこともなく、あまり下の方に打たないようにしたり、量を減らしたりと打ち方を工夫すればボトックス治療もできますのでご安心ください
当院では、特に初回の方は最初はまず少量を打って、瞼が重くなったりなどの不具合が出ないことを確認した上で、足りなければ2週間後に追加でボトックスを打つようにしているため、瞼が重くることはほとんどありません。
そしてもう一つ、前頭筋の動きで起こる副作用があります。
それは、眉山がミスタービーンのようにピコッと上がることがあります。
これは、前頭筋の外側の収縮が強い場合に前頭筋の中央部と外側の収縮のバランスが崩れて起こります。
私も前頭筋の外側の動きが強く、この症状が出ます。
ただこの症状が起こったとしても眉山の上に少しだけボトックスを打つことで改善するので心配は入りません。
次は眉間です。
眉間のシワは皺眉筋、鼻根筋という筋肉の収縮でできます。
この筋肉にボトックスを打つことで眉間のシワは改善します。
当院の患者様は美意識が高い方が多く、この眉間ボトックス後に眉毛の上が少しボコッとなったと言われることがあります。
この原因としては2つありますが、
1つ目は眉間に打ったボトックスの効果が弱いところが膨らんでいる場合、つまり筋肉の膨らみを見ている場合。
この場合は効きの弱い筋肉に少しボトックスを追加で打つと改善します。
2つ目は眉間の筋肉がボトックスで厚みが取れ、その下にあった骨の隆起を見ている場合。
この場合には骨の凹凸を補うように額にヒアルロン酸を注入することで改善します。
ただ、眉間のボトックスの効果が3〜4ヶ月で切れてくると、この膨らみはまた気にならなくなるので、そこでヒアルロン酸を注入するかどうかはご相談の上決めています。
と、こんな感じで額と眉間のシワをボトックスで改善していきますが、ボトックスで改善しないシワがあります。
それは、表情をとらなくてもすでに刻まれてしまっているシワ。
これは筋肉の動きで出るシワでは無いので、筋肉の動きを止めてもなかなか改善しにくいです。
特に男性で多いのですが、光老化が進んでいる皮膚、つまり紫外線をたくさん浴びて皮膚が厚くなっている方で、静止時にも深い刻みじわが目立つ場合は、ヒアルロン酸の適応となり、シワを埋めるように額にヒアルロン酸を注入することで改善します。
男性の場合そこまでしなくても、これ以上シワが深くならずになんとなく改善すればいいかなという方もいらっしゃるので、ヒアルロン酸までするかどうかはご相談の上決めていますが、ボトックスだけでも少し改善することはします。
この患者様はすでに刻みじわがあり、まずはボトックス注入を行いました。ボトックスだけでも真ん中の深いシワが少し浅くなっており、その上下にある浅いシワは改善しています。
このぐらいの効果はボトックスだけでも出せるので、ヒアルロン酸は抵抗があるなという方におすすめです。
額と眉間は意外と自分でも気づかないところでシワを寄せていることもあります。
ですが、人からはよく見える場所です。
放っておくといつの間にか刻みじわになってしまい治療が難しくなることもあるので、予防という意味でも早めに治療をしておくと良い部位です
気になる方はお気軽にご相談ください
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
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