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【Dr.Yuhi blog】ガミースマイルを整えて笑顔に自信を☺️
2023-10-10
こんにちは、山岡です
KUMIKO CLINICは令和5年10月4日を持ちまして9周年を迎えました
開院の時から通い続けてくださっている方、白金台に移転しても通い続けてくださっている方、白金台に移転してからご縁があった方、と沢山の方にお通いいただき、
本当に多くの皆様に支えられて無事にこの日を迎えられることに、クミクリのチームメンバーとして感謝申し上げます
私はKUMIKO CLINICに入職してあっという間に1年3ヶ月ほどが経ったなぁ〜と思っていましたが、クミクリの歴史から言えばまだまだ新参者〜
「自分の家族にも受けてもらいたいと思う美容医療」という信念からブレることなく、一人ひとりの患者さんに真摯に向き合ってきた院長、
そして同じ想いでいつも笑顔を絶やさず患者さんに接し、常に状況を先回りしてガッチリと心強いサポートをしてくれているスタッフ、
いつもちゃきちゃきと手際よく動き、資料なんぞサッと作り上げてしまう勉強熱心な橋本先生、
そんなチームの一員となれたことに感謝しつつ、身を引き締めていくぞぉ〜
白金台で第2章を迎えたクミクリを今後ともどうぞよろしくお願いいたします
私はこのお祝いの日にピンポイントで夏休みをいただいていたので(タイミング悪っ‥
少し離れた山奥からお祝いの念力送ってました〜〜〜
さて、最近注入系の症例をまとめているのですが、まだ「ガミースマイル」についてのブログを書いてなかったなぁと思い、本日はガミースマイルのお話を
みなさん、ガミースマイルって聞いたことありますか❓
英語の Gum=歯茎、smile=笑顔 からきていて、笑うと歯茎が3mm以上見えてしまう状態のことを言います👄
有名人で思い浮かべるのは、女優の戸田恵梨香さんや、テニスの錦織圭選手などでしょうか
可愛らしいチャームポイントと捉えられることもありますが、
歯茎が見えることがコンプレックスで、思いっきり笑えなかったり、いつも口元を隠したくなってしまう方も実は多くいらっしゃいます
ガミースマイルの主な原因として以下の3つが挙げられます👇
1️⃣唇やその周りの筋肉に原因がある
唇が薄い場合や上唇を持ち上げる筋肉の力が強い場合、唇が歯茎の上まで上がり、笑った時に歯茎が目立ってしまう
2️⃣骨に原因がある
上顎が大きい、上顎が前に出ている上顎前突(出っ歯)、により歯茎が見えやすくなってしまう
3️⃣歯に原因がある
歯が小さく短い、歯が生えている位置が低い、歯を覆っている歯茎の割合が多い、などの原因により相対的に歯茎の面積が大きく目立ってしまう
2️⃣や3️⃣に関しては歯科での治療の対象となりますが、1️⃣の中でも筋肉が原因の場合はボトックス注入によりガミースマイルの改善が期待できます
さてここで、上唇を持ち上げる筋肉💪をご紹介
一つ目は「上唇鼻翼挙筋」
スカルプターのための美術解剖学2より引用
上唇鼻翼挙筋は鼻の付け根あたりから始まり上唇の外縁に付着している筋肉で、写真のように、鼻孔を広げて、上唇と尾翼を引き上げる作用があります
参考書を読みながら初めて知りましたが、上唇鼻翼挙筋は「エルヴィス筋」と言うニックネームが付けられているそうです
確かに
さて二つ目は「上唇挙筋」
ん?名前が先ほどの上唇鼻翼挙筋と似ているので混同しますね
スカルプターのための美術解剖学2より引用
上唇挙筋は眼窩下縁から始まり、少し深いところを走り上唇に付着していて、上唇を引き上げたりめくり返す作用があります
名前も似ていれば作用も似ていますが、主な違いは、上唇鼻翼挙筋の収縮が強い場合は「バニーライン」というシワが鼻根部にできることです
上唇鼻翼挙筋は鼻の付け根から始まる筋肉なので、収縮が強いと、この部分にシワができると言うわけです
⇧上唇挙筋 ⇧上唇鼻翼挙筋
ここからはガミースマイルのボトックスの症例をご覧ください
(×部分がボトックス注入部位)
こちらの方は、外科的な歯科治療も色々と調べてきたほどずっとガミースマイルがお悩みだった方です
ボトックス治療自体が初めての方でしたので、少量ずつ注入し、2週間後にタッチアップで追加して調整しました
こちらの方もガミースマイルがお悩みで、以前ボトックスを受けられたことがありましたが、
その際にボトックスが強く効きすぎてしまい、鼻の下が間延びしてしまったように見えたご経験からボトックス治療とは遠ざかっていた方です
最初の方と同様に少量から注入することで、鼻の下が伸びた印象なくガミースマイルが改善しました
ちなみにですが、お二人ともバニーライン(鼻根部のしわ)も見られ、上唇鼻翼挙筋の収縮が強いタイプでした
先述のように、ガミースマイルに対するボトックス注入は、上唇の過度な持ち上がりを緩めることで歯茎の露出を軽減する治療ですので、
ボトックスが強く効きすぎてしまうと、上唇の挙上が過剰に抑えられてしまい、鼻の下つまり人中が長く見えてしまうリスクがあります
そのため、他の部位のボトックスと同様、少量から開始して調整していくことをお勧めします
いかがでしたか?
ガミースマイルでお悩みの方のご参考になれば幸いです
お口元を隠すことなく思いっきり笑えるハッピーな毎日のお手伝いができますように
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 山岡悠飛
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