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【Dr. Mayuko blog】マイクロボトックスをより効果的に!
2023-11-25
こんにちは、橋本です😊
今回書こうとしていたネタが前回の山岡先生とかぶってしまったのですが、すでに半分書いてしまっていたので載せちゃいます。プラス、最近試したマイクロボトックスのネタをご紹介💁🏻♀️
最近の私のお仕事はクリニックでの診療業務に加え、アラガンのトレーナーとして色々なクリニックでドクターに注入トレーニングをしたり、トレーナーとしてのトレーニングを受けたりしています。
インスタの方にはそんなネタばかり載せているので診療してないのか?と思われがちですが、通常の診療もしっかり行なっておりますので、皆さんのご来院をお持ちしています🙇♀️
さて、そのトレーナーのお仕事とはなんぞや?というところですが、まず1番多いお仕事としてはヒアルロン酸をこれから行なっていくドクターや、普段ヒアルロン酸注入は行なっているけれどもっとスキルアップしたいというドクター向けにクリニックにお邪魔して実際に注入をしながら基本からじっくりお話しするトレーニング。
美容医療は保険診療と違って教育制度がまだまだ整っていなかったりします。私が美容医療を始めた頃、どうやって勉強していったらいいか悩んだことがたくさんありました。今は美容のドクターも増えてきて、教育制度も少しずつ整ってきています。アラガン社のトレーニングは医師も患者さんにとっても安心安全に施術できる環境を作ることを基本にしています。
各クリニックにお邪魔して行うトレーニング以外にも何人かのドクターが集まって受けるトレーニングもあります。このトレーニングは初級編から上級編までステップが分かれていて、これから注入治療を始められるドクター向けのセミナーもあります。これから始めるドクターには注入治療ってこんなに色んなことができるし良い治療なんですよ!ということをまず理解していただくように、いつもよりよりわかりやすくシンプルに説明する様にしています。
その他に私自身のトレーニングがあります。
先日、注入治療に必要な解剖の知識や注入のテクニックを世界的に有名なインジェクターであるDr.Steven Liewから教えていただくためにシドニーに行ってきました。
1日目:
顔の骨、筋肉や脂肪を解剖学的に理解して、注入を安全かつ効果的に行うにはどこにどのように注入していけばいいかを学びました。
2日目:
Dr.Stevenのクリニックで実際に注入しながら注入テクニックを教えていただきました。
2日間みっちりと注入治療に必要な知識と手技を教わり頭がパンク状態でしたが、日本では学べないことも多く弾丸シドニーにはなりましたが貴重な機会をいただきました。
そして、今度はDr. Stevenが日本にいらっしゃることに!
その際にトレーナーが全員集合してトレーニングを受けたのですが、私の役目は、なんと、皆さんの前で注入をするという緊張しずぎて寝れない日々を過ごすことになりました。
世界的に有名なインジェクターの先生はたくさんいますが、それぞれがオリジナルの考えや注入方を持っています。
その考えを日本人に適したものや、私が良いなと思うスタイルなどから私なりの注入方を考えていけたらと思っています。
今回のような世界的に有名なドクターから直接指導いただける機会など本当に貴重な経験なので、寝れなくなるほどのストレスを抱えたかいがあったと思っています笑
そして、トレーナーとして大切なことは、人にわかりやすく説明するということです。
トレーニングを受けられる先生方の中でも、学びたいことや考え方は色々。その個々のレベルや注入スタイルを見ながら、なるべくその先生に合わせた説明をわかりやすくできるように心がけてはいます。
そんなコミュニケーションの取り方、メッセージをわかりやすく誰かに伝えるトレーニングもあります。
プレゼンテーションのトレーニングとして講師のマクドナルド直子さんから色々なレクリエーションをしながら、相手に何かを正確に伝えることがいかに難しいかということを学びました。
とこんな感じでクリニック外ではトレーナーとしてお仕事をさせていただいています。
誰かに教える時は、自分で注入を行う時とは全く別の視点からお話しする必要があり、これは私がトレーニングをする側ではあるものの私自身が学ばせていただくこともとても多いです。
先ほどもお話ししたように注入治療はドクターによってその方法は様々です。
どれが正しいというわけではなく、どれも安全で結果が出るのであれば正解だと思います。
トレーニングを受ける先生方にはそこを理解していただきながらも、安心・安全に治療を行ない、基本的な注入法を
まず覚えていただけるようにトレーニングを行なっています。
さて、私のトレーナー話しだけではなんだか物足りないので😅
最近試したマイクロボトックスの打ち方についてお話しします。
マイクロボトックスはボトックスを浅い層に細かく打っていくことで広頚筋という筋肉をリラックスさせてフェイスラインのリフトアップをしたり、毛穴を引き締めたりする効果があります。
マイクロボトックスの打ち方も色々あるのですが、より効果的な方法を探るべく新しい注入法を試してみました。
今回はお顔の右側を新しい方法、左側を従来の方法で打ってみました。
打った直後はこんな感じ
結果は…
新しい打ち方の方が広頚筋にはしっかり効いていました。
beforeと比較するとafterの方は両サイド共口角があがりやすくなりましたが、矢印側の方がよりぐっと引き上げられています。
口角下制筋という口角を下に引っ張る筋肉に直接注入していないのですが、多少効いてきます。
写真の矢印側の方が口角下制筋の効きが弱く反対側に比べると下に引っ張られています。
首のバンドに対してもどちらも効いていますが矢印側の方がよりしっかり効いています。
ただし、首の中央部のバンドに対しては反対側の方が少し効きが良かったです。
最後にベクトラという3Dで皮膚の移動が見れる機械で写真を撮ってみました。
小さい矢印が沢山出ているのがお分かりでしょうか。これが施術前後の皮膚の移動方向を表しています。
矢印側の方が口角が引き上げられているのがわかります。
今回試した打ち方の方が打つ回数が少ないので痛みが軽度で内出血が出にくいというメリットはあるのですが、首の中央の方の効きは弱いので今までの打ち方と新たに試した打ち方をミックスさせてちょうど良い効き方になるように改良していこうかと思っています。
ただし、打ち方に関しては適応もありますので、実際にお顔を見てからどの注入法がベストかは決めています。
今回は何だか取り止めのないブログになってしまいましたが、いつもよりちょっとゆるっとした感じでお届けしました。
お付き合い頂きありがとうございます😊
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
>プロフィール
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