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【Dr. Mayuko blog】夏にできたシミ、ケアできてますか?
2024-10-21
こんにちは、橋本です
先月末に1週間夏休みを取りロサンゼルスに行きました
海外に行かれた際に経験されたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、海外のカフェで飲み物をオーダーすると名前を聞かれドリンクができると名前で呼ばれます。
日本人の名前は馴染みが無いせいか1回で聞き取ってもらえず、だいたい聞き返されます。なので私はいつも偽名を使っています
今回もいくつかカフェに行ったのですが、あるカフェで大谷選手のユニフォームを着た日本人の観光客の方が私の後ろに並んでいました。例の如く名前を聞かれていて“あい“と名前を告げ、スペルを店員さんから確認されていました。
私もあいさんもドリンクができるのを待っていたところ、店員さんが “エーアイ“ と名前を呼んでしまったため本人は全く気づかず。同じくドリンクを待っていたおじ様がAIがコーヒー飲むのかとざわつき始めても、あいさんは自分のコーヒーを待ち続けていました。
自分が呼ばれているとは思ってもいないあいさんに、「たぶんAIをエーアイって読んでるんだと思いますよ」と伝え、あいさんはやっと自分のコーヒーだと認識。
コーヒーを受け取った可愛らしいあいさんに、先ほどのおじ様から「よくできたAIだな」と軽いジョークを飛ばされ恥ずかしそうに去っていきました。
全国のアイさん、海外でドリンクを注文される際はお気をつけください
さて、季節はまだ夏を引きずっていますが、紫外線は落ち着いてきた今、夏の紫外線の影響でめきめきと頭角を現してくるのがシミ!
気がついたらシミが増えていた、濃くなっていたという方も多いのではないでしょうか?
今日は、そんなシミ治療についてお話しします。
当院ではシミ治療を行う前にシミの状態を把握するためVISIAというお肌診断機を使って見えないシミまでしっかりと見てから治療方針を決めています。
一言で「シミ」と言ってもその種類は色々あり治療法も違います。
シミのご相談でよく見るものはざっとこんな感じ⇩
あとは、これ以外に肝斑もあります。肝斑は30代後半ぐらいから出てくるもやっとしたシミです。
どのシミも当院で治療を行っていますが、ADMはなかなか根気のいる治療になります。
というのもこれ、いわゆるシミではなくアザの一種なので1度のレーザー治療でかさぶたにして取れるわけではなく、何度もしっかりレーザーを照射していく治療になります。
ということで今回はADMの治療はいったん置いておいて、それ以外の治療について症例をご紹介しながらお話ししていきます。
まずVISIAのお写真から
こちらの患者様は外でお仕事をされることが多く、季節を問わず紫外線を浴びシミがどんどん増えていくことがお悩みでした。
VISIAで見てみると様々な種類のシミが混在していました。
目の下にベタッと帯状に見えるのが肝斑、顔全体にやや大きめで色んな形のあるものが老人性色素斑、頬、鼻あたりにたくさんある小さなものが雀卵斑(そばかす)、ニキビもできやすく、ニキビによる炎症性色素沈着も散在していました。
治療としては、
Qスイッチレーザー:シミにピンポイントでレーザーを照射し、雀卵斑や老人性色素斑などをかさぶたにして取る
M22:お顔全体にIPLを照射し雀卵斑、老人性色素斑を細かい痂疲(micro crust)にして取る
トーニング:お顔全体にレーザーを照射することで肝斑やその他のシミ全般を少しずつ薄くしていく。ダウンタイムが取れない方はこちら。
この患者様の場合は、老人性色素斑や雀卵斑などが広範囲にたくさん散在していたため、まずはM22で取れるものを取って、残った炎症性色素沈着や肝斑をトーニングで治療するという流れになりました。
まずM22を7回行いある程度シミを取りました。シミが薄くなってくると反応しなくなってくるため、月に1回ペースでだいたい5回ぐらいを目安にしていただいています。
肝斑がある場合は、肌状態によってはM22が肝斑を刺激してしまうこともあるため慎重に治療を行っていきます。
シミ治療前には毎回必ずドクターがお肌診察を行い、レーザーの出力や照射時の注意点などをナースと確認しています。
こちらの患者様もM22でシミが取れにくくなってきたあたりでちょうど夏になり、肝斑がやや濃くなってきたためトーニングに切り替え、肝斑と残った老人性色素斑、炎症性色素沈着を治療しました。
トーニングは1回で何か変わるような治療ではなく、少しずつシミを薄くしていく治療になります。
ダウンタイムも特にないのでご予定を問わず受けられる治療ではありますが、M22で毎回シミをかさぶたにして取っていく治療になれている方だと少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。
トーニングの治療目安としては2週間~1か月に1回のペースで10回程を目安に継続していただいています。
では、治療経過のお写真です。
M22で大まかなシミが取れましたが、肝斑がやや濃くなっています。
ここからトーニングを行ったことで全体的にシミが取れ肌のキメも整い肌がキレイになりました
肝斑も落ち着き、夏の間も悪化せず経過しました
何より患者様自身がとても喜んでいらっしゃって、お仕事で紫外線をどうしても浴びてしまうのですが、頑張って維持します
夏の紫外線でできてしまったシミにお悩みの方はお気軽にご相談ください。
クミコクリニックは今月10周年を迎え、患者様に感謝の気持ちを込めて10周年キャンペーンを行っております。
今回ご紹介したトーニングやM22も入ったお得なパックもご用意しております
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≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
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