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【Dr. Mayuko blog】何の治療したらいいの?お悩み別Case Study
2024-09-11
こんにちは、橋本です
先日我が家の犬が突然足を引きずって歩くようになり、常に飛んだり走ったりしている落ち着きの無い犬なので捻ったりしたのかと思い数日様子を見ていたのですが、全然治る気配がなく獣医さんに連れていきました。
色々と検査をしてもらいましたが、レントゲンでも特に異常は無く原因はわからないとのこと
「普段落ち着きがなさすぎるので足に負担がかかってるんでしょうか?」と聞く私に、優しい先生が優しい声で
「ちょっと体重が重めですね」とおデブ宣告
「フレブルは筋肉質なのでこんなもんかと思ってたんですが…」と言う私に
「たしかに他の犬種と比べると筋肉質なので少し重めにはなりますけど、フレブルの中でも体重は重めです」
と柔らかい声で丁寧に再度おデブ宣告
返す言葉が見つからない私に
「あとは、一般的なフレブルちゃんと比べるとちょっと体が長めなので足腰に負担がかかってるのかもしれませんね」
とおデブ+胴長短足宣告のもはや三重苦
前々から米俵ボディだとはうっすら思っていましたが、今回のおデブ宣告で、もはや米俵に足が生えてるようにしか見えなくなりました
さて、そろそろ本題に
今日は普段カウンセリングで多く聞く患者様のお悩みをいくつか症例を見ながら治療の説明をしていこうと思います。
まず1例目
シミのお悩みでご来院された20代の患者様です。
昔からあるソバカスをまずは何とかしたいとのことでした。
この患者様のように頬の広い範囲にシミがたくさんある場合はまずはM22で取れるシミを小さな瘡蓋にして取っていきます。
この時に注意することは肝斑があるかどうか☝🏻
肝斑がある場合はM22で悪化する場合があるので、その時はまずは内服で肝斑を一旦落ち着かせてトーニングで少しずつシミを落ち着かせていきます。
M22でシミを取る場合は5回ぐらいを目安に、トーニングの場合は10回ぐらいを目安に治療をしていきます。
この患者様にM22がおすすめな理由がもう1つあります。
それは、赤みもあること。M22はシミの治療だけではなく赤みのモードもあるため、赤みにも効きます。
ただ、この方の赤みは皮脂による炎症もあったため、まずはスキンケアの見直しも必要。
普段のスキンケアをコッテリした保湿剤でしっかり行っていたとのことでしたので、コッテリ保湿からさっぱりスキンケアに変え、さらに皮脂のコントロールのためにビタミンCやレチノールなどをスキンケアに取り入れるとお肌の炎症が改善し赤みも良くなってきます。
当院では、お肌状態やお肌悩みに合わせてガウディスキン、ゼオスキン、リビジョン、ナビジョンなどのスキンケアのご提案もしています。
クリニックでの定期的なケアも大切ですが、毎日のスキンケアを見直すことでクリニックのケアがより効果的になります。ご自宅でのケアは意外と見落としがちですが、“美は1日にしてならず“ですのでコツコツとご自宅のケアもしていただくことをおすすめします
そして、こちらの患者様、お話を伺っているとクマも気になっていると。
確かに目の下に溝ができ、影になっています。
このタイプのクマはヒアルロン酸の適応になります。
お顔全体にボリュームが無く、頬のボリュームも無いため目の下のクマが目立ってしまっています。
全体的に元気な印象にしたいとのことでしたので、頬の外側のボリュームが無い部位にヒアルロン酸を注入し、頬コケを改善させ、目の下の頬の部分にヒアルロン酸を注入することで元気な印象にすると共に、クマも改善するように注入します。
次は2例目です
お顔全体のたるみ、特に口横のたるみを気にされてご来院された60代の患者様です。
こちらの患者様はお顔のボリュームが全体的に減ってきたことでたるみが出てきています。
具体的には、頬の骨が痩せ、脂肪が痩せて下垂したことで頬のボリュームがなくなり、クマができたりゴルゴラインが出てきたりします。
ボリュームを出す治療といえば、やはりヒアルロン酸です。失ったボリュームを元に戻すように注入していくと自然と時間を巻き戻すようにたるみが改善します。
そして、ご本人が気にされていた口横のたるみですが、お顔の上から下にたるみは出てきますので、下がったものを引き上げる治療が必要になります。
これもヒアルロン酸でぐいっと上に引き上げるように注入する方法と、もう一つ、ハイフでたるみを改善するようにリフトアップすることもできます。
口横のたるみはまずは引き上げるように治療をしますが、それでも口横のポニョが少し残ることがあります。その場合は、そこをショートスレッドで狙い撃ちしてポニョをタイトニングすることで引っ込めるという方法もあります。
今お話しした治療は骨や脂肪などのやや深い部分を改善する治療でしたが、皮膚表面のよれっとした感じにハリを出す治療として肌育治療を行うと浅いところから深いところまで、ハリ出し、タイトニング、リフトアップの効果でさらにしっかりと治療をしていくことができます。
3例目です
たるみを気にされている50代の患者様です。
先ほどの方と同じようにお顔全体のたるみを気にされていますが、先ほどの方と比べるとボリュームはしっかりとある症例です。
ボリュームがあるタイプの場合は、脂肪を減らす治療を先に入れるとリフトアップの治療がしやすくなります。
当院では脂肪を減らす治療は脂肪冷却の機械を使用しています。お顔の脂肪であればクラツーα、顎下の脂肪であればクールスカルプティングを行います。
そしてお顔の脂肪が取れたあとにリフトアップ治療を。
ダウンタイムが出ない治療をご希望の方はハイフやRFの機械系でリフトアップ、タイトニングを行います。
どちらも熱を入れてコラーゲンなどを増やす治療ですが、この2つの治療は似て非なるもの。
フェイスラインのリフトアップはハイフの方が得意ですし、口横のポニョや頬を引き締めていくタイトニングはRFの方が得意。
注入系で治療するのであれば、ヒアルロン酸。
ボリュームを出すような注入方法では無く、引き上げ+輪郭形成でお顔がキュッと小顔に見えるように。
頬の外側に注入して斜め上方向にグッと引き上げ、フェイスラインを作るように注入すると顔の余白が減り、さらに顔と首の境界線がはっきりするため顔は小さく見えます。
そしてその後にクマやほうれい線を整えて全体的なたるみを改善していきます。
もう一段階ステップアップした治療をするのであれば糸リフトでぐいっと引き上げます。
“ステップアップ“というのは、効果もより出ますがダウンタイムもより出るのでやや上級者向けという意味。
糸リフトは直後に効果が出て、引き上げようと思えばしっかり引き上げることもできますが、欲張ると引き攣れたり宇宙人みたいな形になるので、仕上がりは起き上がってお鏡を見ていただいたりしながら調整していきます。
腫れや引き攣れといったダウンタイムは出方に個人差はありますが1週間ほどで改善します。
今回は3症例で治療の選び方をお話ししました。
同じお悩みでも、患者様によって選択肢は変わってきます。
どの治療を行っていくかは適応だけではなく、ダウンタイムや目指すゴール、ご予算などを踏まえて決めていますので、お気軽にご相談ください
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
>プロフィール
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