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【Dr. Mayuko blog】JALUPRO始めました!
2023-01-28
2023-01-30
皆さんこんにちは、橋本です
前回、肝斑の話をしましたが、私の目の下には肝斑以外の敵も潜んでいます。
もともと顔にボリュームがなく、皮膚も薄いため青クマ🐻と脂肪でポコっとなったeye bag👀がありました。
そんなクマ・ポコ・肝斑の三重苦も、スネコスで青クマは良くなり、ヒアルロン酸でeye bagは改善しました。そして様々な刺激で荒ぶる肝斑も前回お話ししたような治療を組み合わせることで冷静さを取り戻し落ち着いてくれます
が、エイジングとは恐ろしいもので、そんな目の下最強状態も日々少しずつ元に戻ってくるのです。
コンディションの悪い朝などは、クマから続く肝斑と浮腫んだ目周りの影のせいで、やさぐれたパンダのような顔になります🐼
今まさに三重苦が華麗にトリプルアクセルをキメるかのごとく私の目の下は盛り上がっている状態です🌊
これは何とかしなければ、美容皮膚科医が聞いてあきれます
肝斑は治療を始めたばかりなので、乞うご期待と言ったところでしょうか。
eye bagは院長に泣きつきヒアルロン酸をお願いしたいなあと・・・
ただ、日々の診療以外にも本当にお忙しい院長ですので、院長がお手隙の時を尻尾をフリフリしながら機会を待ちたいと思います(ここでアピール)
あとは青クマ、以前はスネコスをしたのですが、ちょうどこのタイミングで新しくジャルプロが入ったのでジャルプロを試してみることにしました
モニターさんの感じではジャルプロとっても良さそうですが、私のジャルプロ経過はまた追ってお話ししようと思います。
ということで、今日は肌育治療の新メニュー、ジャルプロについてお話します☝️
ジャルプロはいくつか種類があるのですが、クラシックというスネコス的な製剤と、スーパーハイドロというプロファイロ的な製剤の2種類が新たに肌育治療に加わりました。
ジャルプロは、ECM製剤のパイオニアとも言える製剤で、日本ではスネコスが一番名前が知れているかと思いますが、スネコスよりも前から使用されており、ヨーロッパでは長らく人気をキープしています。
ジャルプロをモニターさんで試してみたところ、価格が他の製剤よりも少し抑えられ、なおかつ効果も同等かそれ以上だったためメニュー化しました
ジャルプロについて詳しくお話する前に肌育治療についてざっと説明します。
肌育治療とは?
肌育治療とはコラーゲンやエラスチンなどを増やし細胞外マトリックス(ECM)の環境を整えたり、必要な構造をリモデリングして肌全体を若返らせる「自然な若返り」治療です。
年齢とともに減少するエラスチンやコラーゲンを増やすことで肌のハリ・ツヤ、小ジワ改善、タイトニング効果があります。
そして、このエラスチン、コラーゲンの増やし方は製剤によって異なります。
スネコス、ネオファウンド、クラシックは線維芽細胞を刺激しそれぞれを増やします。
一方、プロファイロ、スーパーハイドロは線維芽細胞を刺激し増やす作用に加え、弱った線維芽細胞自体を再生する作用もあるためより沢山それぞれを増やす作用があります。
この肌育製剤に共通しているのは非架橋ヒアルロン酸です。
ボリュームを出したり形を形成したりする時に使用するヒアルロン酸は架橋ヒアルロン酸と言って吸収されにくいものですが、非架橋ヒアルロン酸はすぐに吸収されてしまうため形成には向いていません。
この非架橋ヒアルロン酸にアミノ酸などのプラスα成分含まれており、このプラスαがそれぞれの製剤で違うため効果にも少し差が出てきます。
ではそのプラスαについて少し細かい話にはなりますがお話します。
ジャルプロはクラシックとスーパーハイドロ2種類あると言いましたが、この表ではクラシックがアミノ酸の上から4種類、スーパーハイドロはジャルプロ欄に書かれている全てが含まれています。
こうして見ると、クラシックはスネコスよりもアミノ酸の種類が少なく効果が低いのではと思えてしまいますが、アミノ酸の中でもコラーゲンを作り出す効果が1番高いグリシンが50%入っているため種類こそ少ないですが効果はバッチリでます。
そしてプロファイロはアミノ酸等は入っていませんが、特許を取得したハイブリッド製剤なのでヒアルロン酸だけでもしっかり効果が出るのです。
それぞれの成分の主な作用を見てみると
このように含まれる成分が製剤で違い、それぞれの持ち味が変わってくるのです。
そして、プラスα成分の違いだけでなく、実はヒアルロン酸自体にも違いがあります。
先ほど、架橋と非架橋の話をしましたが、ヒアルロン酸の分子量によっても違いが出ます。
高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸の違いで見ていきましょう。
なんだか難しい話になってきましたが、低分子系か高分子系かで治療の効果や頻度に違いが出ます。
さてさて、肌育治療の中での製剤の違いはこんな感じです。
他の製剤と違い、ジャルプロは浅い層のクラシックと深い層のスーパーハイドロの2種類の製剤で全層に渡って治療ができます。
この2つの製剤を合わせて全層治療をした結果がとても良かったのもジャルプロをメニュー化した理由の一つです。
今までの話と被るところはありますが、ジャルプロの2製剤を比較して見るとこんな感じです。
この2つの製剤、同じようでかなり違う効果が期待できるので、全層治療をぜひ試してみてください。
またもや小難しい話になってしまい、ジャルプロについて他の製剤との違いなどきちんとお伝えできているか不安です
肌育治療のどの製剤がご自身に合っているかわからない場合は診察の際にしっかりとご説明させていただきますのでご安心ください
ただいま、ジャルプロは新メニュー導入キャンペーンを行なっていますので、よろしければこの機会にお試しください
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
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