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【Dr.Ruriko blog】「16時間断食」ご参考まで
2021-02-15
皆様こんにちは
最近、どうしたわけか急に似たようなタイミングで私の周囲で数人が実践しだし、そしてけっこう結果が出ている気がする、、、そんな体重管理法。
「16時間断食」「プチ断食」といった類のものですが、巷でも少し前から話題になっていますね
完全に私の興味の延長戦上の話ですが、改めていろいろ調べてみると面白かったので、ご参考になれば
やや余談ですが、この理論、そもそも「一日三食」という我々の当たり前すぎる習慣に、それってどうなのという 壮大な「当たり前への突っ込み」から始まるんです
明治時代までは1日2食だった生活から、どうやら食に関する市場拡大の関係で資本主義に飲み込まれ、都合よく1日3食の習慣を植え付けられたという説もあるようですね
3食きっちり食べる生活だと食事と食事の間が大体5-6時間になります。
5-6時間ごとに胃にものが入ると、本来の身体の「消化」に要する時間に比して食事を摂取することでの腸にかかる負担のほうが大きくなってしまうという考えです
なのでもっと空腹の時間を持ちましょうと
そうすることで 生体内でオートファジーが起こり(細胞内のたんぱく質を分解して再利用)、細胞が活性化し、老廃物がエネルギーとして消費され痩せていくサイクルになる
オートファジーがおこるのが、断食の状態で16時間以上経過してからだそうです。
脂肪燃焼は10時間後から始まるので、最低10時間食べない状態を保持するとよいみたいですね
不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化するとして、どうしても我慢できないときの間食には「ナッツ」が推奨されています(素焼き、味なし)
(出典:「『空腹』こそ最強のクスリ (青木厚)」「LIFE SPAN 老いなき世界 (デビット・A・シンクレア)」「最高の体調 (鈴木祐)」)
日々の中で、夕ご飯を子供といっしょに19時頃までに終わらせ就寝(本当は夜一人でむくっと起きてアイスでも食べたいけど 起きられないので身体的には助かっている 笑)、翌朝はバタバタと自分の朝ごはんを食べる余裕がない日もあり、家を出て気づけば10時前なんてことになると、普段の生活で知らず知らずのうちに「16時間断食」に近いものを実践していたんだなということに気づきました
たしかにこの生活では昼間ある程度好き勝手食べても割と太りにくく、浮腫みもそんなに気にならない
(効果をしっかり出したい方は、食べられる時間の8時間の間も食事には気を使ったほうがもちろん良いですよ)
長時間胃にものを入れないとなんとなく具合が悪くなる、プチ断食を経ると反動であまりにも食べてしまう、
ナッツを食べると吹き出物ができる、、、様々な意見があると思います。
体重管理方法について考えるとき、いつも思うのは万人に受け入れられ、万人に100点満点の効果がだせる方法はたぶん存在しないということ
個人個人で、生活スタイル、嗜好、遺伝的背景、違って当然ですから、効果の出方も、生活に合う合わないもそれぞれです。
実践してみて「これは自分の生活スタイルにあう」という方法を見つけ、かつ無理せず長く継続できること(習慣化できること)が大事です。
今回の「16時間断食」も、あくまで一つの選択肢として、ご参考まで~
最後に 今回のサムネイル写真は バレンタインの差し入れでいただいた高カカオチョコ
ポリフェノールを多く含むことから、抗酸化作用による美容効果が高いといわれています
そして通常のチョコレートより脂質の含有が高く、カフェインも多いので食べ過ぎには要注意