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【Dr.Ruriko blog】施術時のスタイル、後半は「私の思い」を唐突に
2021-02-08
突然ですが
注入時のマーキング 私はする派です
手袋はしていないと指先の感覚的に居心地が悪すぎて、手袋なしでの施術はイヤです
(感染予防の面でマストなのはもちろんですが、中には手袋をしないほうがやりやすいとおっしゃる方も)。
基本的には顔面のシワに対するボトックス注入は患者様が座った状態でうちます。これは右も左もわからない私に美容医療のいろはを教えてくださった院長のスタイルをしっかりまるまる受け継がせていただいたから(マイクロボトックスやエラボトックスは寝ていただいて施術します)
マーキングは、注入前に患者様と鏡で一緒にみながら「ここにこういう目的で、この回数打ちますよ」 という説明の共有のためでもあり、もちろん自分のためでもあり。
ただし皮膚に色がついたままその直上に針をさすとタトゥーになってしまうのでそこはもちろん注意のうえで(マークするペンにもよります)
ターゲットがとても大きな筋肉であったり、習慣的にマーキングせずにポイントをしっかり定められるという場合、マーキングしない先生もいらっしゃいます。
美容医療はたとえ同じ施術であっても注入時のスタイルであったり、仕上がりの好みであったり、本当にそれぞれですので、様々な箇所で施術を受けられる場合はその違いにびっくりされる方もいればもはや慣れている方もいれば、、、
ボトックスに関していうと、単位数も 額に〇単位という 情報でも 額のどの部分に何か所どういう配分で打ったか で仕上がりは異なってくるので、施術者による違いはどうしてもなくすことはできません。
(もっと細かい点までいうならば施術前の筋収縮の強さ、ボトックスの生理活性の差の点からも、100%同じ仕上がりというのは極論難しいのかもしれません)
美容医療で私にできることには限界があります。外科医ではないので手術はできません。扱ったことのない薬剤や器機がまだまだあります。
それでも、診察室で向き合ったお一人お一人の患者様に誠実に、私ができる最大限を発揮し続けることは私の中で絶対。
そして美容医療について知識と経験の蓄積を増やす努力を続けることは全く苦ではないです。
ボトックスを注入した患者様の「前回と同じようにお願いします」というお言葉
ヒアルロン酸を注入した患者様の「次はここをお願いしたくて」というお言葉
「先日の〇〇のブログを読んで、予約しました。」というお言葉
一つ一つが本当に嬉しくて心に沁みます。
施術時のスタイルの話から、自分でもびっくりするくらい話をひろげてしまいました。
まだまだ寒い日が続きます どうぞご自愛くださいませ