皆様こんにちは

 

９月に入り急に寒くなり、着るものに悩みますね・・・

 

少し前にご案内しました蛯原英里さんとの美容医療対談の記事がUPされました

 

 

 

マイナビウーマンさんのHPのビューティーから入れます→コチラ

 

 

 

マスク下のお悩み、ヒアルロン酸やボトックスのお話など色々お話させて頂きました

 

詳しくはマイナビウーマンさんのHPチェックしてみてくださいね

 

この中でもお話に出ました「ボトックス」について

 

今までもさんざんブログやカウンセリングの場でも「ボトックスは予防です！」とお話していますがこの対談の中でもそんなお話が出ました

 

以前は、一般の方との対談は「ボトックスって怖いんですよねぇぇぇ」という問いが多かったのですが

 

最近は「ボトックス打ってみたいんです！」という方が増えてきたような気がします

 

少し認知度が上がり、ハードルが下がってきたような気がしてちょっと嬉しい

 

今日は、「ボトックスは予防です」というのを体現した写真も供覧します

 

50代女性ですが、ボトックスを定期的に打っていると

 

３年経っても額のシワの状態がだいぶ薄くなっています

 

常に刻まれる負荷が解除されることで、こんな風に静止時（表情寄せてない時）のシワも改善していきます

 

因みに静止時の改善と言えば、この症例もカウンセリングで良く出すのですが↓

 

眉間にボトックスを打った方のBefore＆Afterですが

 

上段が表情時、下段が静止時

 

ボトックスによって抑制されるのは主に表情時のシワですが、そういった負荷が取れる事で静止時のシワも薄くなっています

 

これはその方のシワの刻まれている程度や、皮膚の状態にもよりますが、ボトックスだけで動きに関わらずついてるシワも延びてきます

 

それでも残ったシワには更にヒアルロン酸注入を行いますが

 

どちらにせよ、この場合順番はまずボトックスからのヒアルロン酸です

 

 

 

「シワ」を無くしたいのであればというのは、刻まれる側の皮膚の問題を解決するのと刻まれる行為を防ぐという２つのアプローチが必要ですね

 

この後者がボトックスですが、過去に面白い患者さんが居て、目周りにしわがなく美しい方、だからといってボトックスも打っていない方でした

 

伺うと

 

「目を動かさないようにして笑ってます」と言っていました

 

つまり、口角だけ挙げ笑顔は作りつつも目を細めたりといった目の動きは極力抑えた笑顔を自ら編み出しておりました

 

これができればボトックス要らずですね笑

 

筋肉の連続する動的な負荷を防ぐのがボトックスです

 

 

こんな方は絶対にボトックス打ちながら過ごした方が、年をとってからが得！です

 

 

では、先に書きました「刻まれる側の皮膚の問題の解決」というのは具体的に何でしょうか？

 

これも対談の中でもお話しましたが、つまりシワガ刻まれない肌ってどんな肌にすれば良いのだろう？と言う話です

 

これはよく紙に例えますが、折り紙の様な乾いた薄い紙は折るとそのまま折り目が残りますよね

 

一方、熱冷シートやシップの様な柔らかく少し厚みがあって湿った素材は折ってもベロンと戻りますよね

 

この後者のテクスチャーの肌を目指せばよいわけです

 

湿った素材→保湿励行

柔かく厚みのある肌→真皮のコラーゲンの増生とエラスチンの変性を改善

 

といったところでしょうか

 

今、バイオリモデリング治療と言ってこの真皮の環境を改善させる治療が注目されています→詳しくはるり子先生のブログご覧ください

 

第３の注入剤として、今後人気が出てきそうな気がしています（業界でも注目度の高い治療です）

 

という訳、当院でも導入するかを検討するためテストを始めました

 

 

私の顔でるり子先生に注入してもらい第一回目を行いました

 

るり子先生は気を遣って、治療中のバックショットしか載せていませんが

 

実際はこんな感じ

 

 

 

るり子先生も真剣ですがされてる私も真剣笑

 

普段アプリの力でもりもり写真上げていますが、どスッピン針刺されながらスマホ自撮りという美容女医あるあるの面白い写真大公開笑

 

バイオリモデリング治療、まだ１回目ですが（４回は繰り返さなければいけません）なかなか良さげな気もしています

 

結果を検証して良ければメニュー化しますのでもう暫くお待ちください

 

 

美容皮膚科には色んなジャンルの治療があって、たるみを治したり輪郭を矯正するようないわゆる「形を変える治療」とスキンケア系の「皮膚を整える治療」

 

があります

 

私は、ダイナミックに形を変えるのが好きで、ヒアルロン酸や糸を使った治療を良く行っていますし

 

自分の顔もそうやってコントロールしてきましたが

 

最近土台を包む皮膚の強化も必要だなぁとつくづく感じています

 

糸やヒアルロン酸で内側の土台をしっかりと作り強固にした後は、それを包む皮膚を強化しないと完成系まで行きつかないなと感じています

 

ラッピングが美しくないと中のプレゼントがいくら豪華でもそのパッと見の良さは伝わらないですよね

 

そのラッピングも包む紙の色や質感でよりプレゼント豪華さが上がります

 

皮膚の厚みの程度は個人差はありますが、基本的には加齢によって薄く乾いていく方向です

 

私は特に皮膚が薄くそれが顕著なので余計にその必要性がアラフィフの今気になってきています

 

バイオリモデリング治療はそんな真皮の環境を整え皮膚を強化する治療です

 

新しい治療に飛びつく性分ではないのですが「自分に必要だから」「あの方にもこの方にも必要」といつも通ってくださってる患者様のお顔が浮かぶので、そんな目線で検証してみようかと思います

 

ではでは、皆様季節の変わり目につきくれぐれもご自愛ください

 

 

 

 

≪ブログ監修≫

KUMIKO CLINIC　院長
下島 久美子
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