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「糸リフト&ヒアルロン酸」ほうれい線はどこまでなくすのが正解か!?
2021-09-18
皆様こんにちは
すっかり秋の気配ですね~
少し前になりますが我が家は金木犀が香り、この時期だけ突如にょきっと現れては咲く彼岸花が先日咲き夏の終わりを感じていました
さて、安定した人気の糸リフト
HPやブログを見て糸リフトしたい!といらっしゃってくださいます
糸リフトは、一回行い半年くらいあけて二回目を行うのがオススメです
(私は3~4か月おきに4回位行いました。そのペースでも問題ありませんがもっとあけても大丈夫です)
一回目の効果が完全になくならないうちに二回目を行い、プラスの効果のまま更に底上げするといったイメージで
その後は、年に一回くらい行うかですが、それも顔の形、たるみ具合見ながらやるかどうか決めるという感じでしょうか・・・
さて、エイジングのサインで皆さんが気にするほうれい線や、マリオネットライン
この2つに関しても糸リフトの良い適応ですが
細かく言うと私は
ほうれい線下部、とマリオネットラインを適応としています
この緑の矢印の部分は糸で改善させる部分
ほうれい線の上部の青の矢印の部分は糸では直接アプローチしないようにしています
これはあくまでも私の考えで、世の中のスタンダードのなテクニックとしてほうれい線も糸でアプローチする先生は沢山いますので誤解のないようにです
なぜ、その部分を直接アプローチしないかと言うと
ほうれい線というのはそもそも頬の脂肪がたるみで落ちてきてそれを堰き止める様にできた溝ですから
ほうれい線の存在、深さはそこに乗っかる脂肪の分量で決まる訳です
となると、糸でその横の脂肪(青い□部分)を吊り上げると、青い矢印の様に脂肪が移動します
頬の中央に向かって移動した脂肪は、程よく頬の丸みにもつながります
が
結局頬が高くなった分ほうれい線はいつまでも存在してしまいます
この頬の高さが絶妙な高さでいい位置にキープされれば、ほうれい線も浅くなりますが
糸で吊り上げた脂肪が、そんな細かなデザイン性をもってそこに留まるのは難しいです
糸の張力(引っ張る力)は、直後が一番強く徐々に緩むにつれて持ち上げた脂肪も当然ですが下方に移動します
となると中途半端に高さが出て、逆にほうれい線気になるんじゃない!?という話です
これはあくまでも持論
過去に他院さんで糸治療を受けらた方のお話を聞いたり、他の先生の仕上がりを見て、ふと思っただけですので改めて誤解のないよう・・・
という訳で、話は戻りますが私は糸リフトでほうれい線を改善させる場合
直接糸を刺入するのはほうれい線下部のみ
上部はそれにつられて動く位の改善に留め残った上部(黄色い丸の部分)の溝が気になればヒアルロン酸で埋めます
個人的にはほうれい線は全部埋める必要はないと思っています
全部埋めるとパンパン顔の原因になります!
私もそれは気を付ける様にしていて、ほうれい線もいじるのは下部のみにしています
鼻の際辺りは敢えていじらず残しています
これは、糸リフトを行ったビフォーアフターですが
ほうれい線下部を治すだけでも、ほうれい線が無くなった感は十分出ます
少なからず凹みがあるからホリが出て顔に立体感が生まれるのです
全部埋めてはいけません
と、話を戻して当院で良く行う糸のデザインはこんな感じのデザインになります(例:片方3本づつ、合計6本のデザイン)
ほうれい線下部の膨らみと、マリオネットライン横の脂肪の膨らみに二か所糸のゴールを持ってきて斜め右の黄色い→方向に引っ張る
更にフェイスラインに溜まる脂肪を上に持っていき輪郭の側面を滑らかにする(頬のコケがある方は程よく埋まります)
そんなイメージで行っています
これはあくまでもデザインの一例であって、勿論その方のタルミ具合、脂肪のつき具合によって変えていきます
次回は糸リフトの前にやっておいた方が良い相性の良い施術についてご案内しますね
とある休日、30年来の親友とフレンチキッチンで朝ごはん
スッピンぼさぼさ髪はキャップでごまかし次男スクール送りからの直行で(←ママ友はこの姿しか知らない
しょっちゅうラインしているけど話は積もる一方、でも会って話すにはお互い時間が合わず、じゃぁ朝ごはんにしよう!と
美味しくて楽しい時間でした
ではでは、素敵な週末をお過ごしください
お通いの患者様より頂きました
お心遣い頂きありがとうございます
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC 院長
下島 久美子
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