DOCTOR BLOG ドクターブログ
ヒアルロン酸でできることあれこれ❤症例いっぱいの完全保存版!
2021-11-08
2023-03-24
皆さまこんにちは
先日発売された、GLITTER12月号にヒアルロン酸ネタで掲載して頂きました
ある美容エディターさんがこれから受けたい治療で、当院のヒアルロン酸注入をご紹介くださいました
直接私も面識のない方ですが、この方の周りに当院でヒアルロン酸注入を受けた患者様がいらっしゃりその方々の仕上がりを見て是非受けてみたいとご紹介してくださったようです
口コミの様なこういった形で掲載して頂いた事、何よりも嬉しかったです!励みになります
という訳で、今日のブログも久しぶりにヒアルロン酸ネタです
いえ、スネコスが出て、只今人気急上昇、患者様満足度大大大!ですが(←その様子はるりこ先生のブログをご覧ください)
低分子のヒアルロン酸+アミノ酸が主成分のこのスネコス
患者様からスネコスとヒアルロン酸って何が違うんですか?というご質問をたまに頂きますので
今日はヒアルロン酸でできる色んなことを過去の症例を供覧しながら一挙に説明していきます(いつもブログを読んでくださる皆様は見たことある症例ばかりですので、コメントだけでもさらっとご覧ください)
まず初めにヒアルロン酸は、溝しわを埋めるためだけではなく、骨の萎縮や内側の緩んだ靭帯、萎縮した脂肪によるボリュームロスの補填など解剖学的にどこにアプローチするかのお話は今までに何度となくしています
今日は、そんな難しい話ではなく
ヒアルロン酸でどんなお悩みが改善できるか、どんな風にもっと魅力的になれるかといった着眼点で
もっとエモーショナルな切り口で症例を供覧していきます
こんな括りでご紹介↓
1.ヒアルロン酸で疲れ顔を解消
2.ヒアルロン酸でスマートな美人顔へ
3.ヒアルロン酸でメイクアップ
4.ヒアルロン酸でたるみとシワを改善
5.ヒアルロン酸で丸みを出して女性らしい顔立ちへ
6.ヒアルロン酸でボトックス要らず
ではまず、
1.ヒアルロン酸で疲れ顔を解消
疲れて見える原因は、ズバリ❝影❞です。影とはつまり「凹み」「くぼみ」です
目の下のくぼみ、頬のコケなどですね
この方は、目の下の影や頬の痩せにヒアルロン酸を注入し、頬の重心を上げ更にほうれい線も薄くしました
顎周りの凹凸も面で均しています
目の下の影は寝起きでも疲れて見えてメイクでもカバーできません
afterは若返っただけでなく全体的に元気よく見えますね
この方の目の下の影の原因はそこにのっかる脂肪の膨らみ
本来ならその脂肪を取り除く下眼瞼脱脂術の適応ですが、オペは嫌!という方は、ヒアルロン酸でもある程度はフラットにできます
(脂肪の突出が強い方には限界があります)
こめかみや頬のコケを改善させました
コケ感を解消して丸みのあるラインを形成するを女性らしい印象になりますが、一気に100%コケ感を解消すると顔が丸く目が見慣れません
まずはこれ位の仕上がりがベターです
2.ヒアルロン酸でスマートな美人顔へ
ヒアルロン酸をいくつかのポイントに入れる事で、縦のラインを強調しすっとした美人顔になります
頬のリフトアップポイント、鼻、顎に注入しました
頬のリフトアップポイント、鼻、顎、唇etc注入して、幼い印象から大人っぽい印象になりました
丸顔を解消したい、という本人の希望で顎周りをシャープにし、また上顎の突出を目立たなくするようほうれい線基部に注入し口周りを品よく仕上げました
我らが鈴木先生(←顔出しごめんなさい
鼻・顎に注入し、元々可愛いるり子先生ですが、すっとした美人顔になりました(るり子先生がインスタに出ると必ず可愛い先生だねと言われます
3.ヒアルロン酸でメイクアップ
涙袋や鼻筋、唇などメイクでハイライトやシャドーをいれたりカラーを入れて強調する部分です
ナチュラル仕上げ
ぷるんとボリュームアップ
エイジングでしぼんだ唇をグラマラスに
唇は年齢によって仕上げ方が違います
一歩間違うと、下品になりやった感が出やすいので注意
涙袋です↓
個人的にあまり積極的に進めてはいませんが、20代30代は人気ですね
目元が優しく見えます
こちらもやりすぎ厳禁
元々ある人が少しボリューム出すくらいがベターだと思います
因みに涙袋は解剖学的に言うと、眼輪筋という目周りの筋肉ですのでない人が作っても自然な綺麗なラインは出にくいです
海外では、アンタッチャブルゾーンで❝アイドル文化❞❝カワイイ文化❞の日本独自かもですね
鼻筋↓
凸凹した鼻筋をまっすぐに
元々「ハンプ」と呼ばれる、軟骨と骨の結合部分がゴツゴツ盛り上がってますので
そこを目立たなくするようにほんのちょっと入れ真っ直ぐなラインに整えます
鼻を高くするというより、鼻筋を整えるといった具合です
4.ヒアルロン酸でたるみとシワを改善
色々なリフトアップポイントに注入して、重たい頬の弛みを持ち上げほうれい線を薄くします
ジョウラインと呼ばれる顎先から耳に向かう下顎のラインも整えます
斜め上方に引っ張られている様なベクトルのリフトアップをし、ほうれい線やマリオネットラインを薄くします
この症例は鼻筋にも注入していますので、正面視はお顔立ちもすっとしています
こちらも年齢と共に萎縮した下顎の骨を補うようにヒアルロン酸で補正し、マリオネットラインなどの口周りのシワも改善しました
こちらは↓上のテクニックとは違って、ほうれい線の溝だけ埋めました
溝だけ埋めて綺麗に仕上がるかは弛みの程度によります
5.ヒアルロン酸で丸みを出して女性らしい顔立ちへ
私
開業したての7年前
開業のストレスやらで、どんどん痩せこけていきました
とは言え元々丸顔なので、ボリューム出すことに抵抗はあるのですが、額や頬の中心に少し入れて少し柔らかい印象にしました
まぁ、自己注射なのでなんちゃってですが
額にヒアルロン酸を入れて、ゴツゴツ感を解消しました↓
額は顔の中でも面積が広い部分です
この部分が滑らかで丸みがあると女性らしい柔らかな印象を与えます
6.ヒアルロン酸でボトックス要らず
上記の症例ですが、額にヒアルロン酸を注入する事で前頭筋の動きをブロックしシワも寄りにくくなります
上方注視時↓
ボトックスを打つと瞼が下がり沢山は打ちたくないという方がヒアルロン酸と併用するテクニックです
オトガイ筋を上から抑える様にヒアルロン酸を注入しその動きをブロックします
オトガイ筋はボトックスも良く効きますが、攻めすぎると口周りが動かしにくくなる方もいますので前頭筋同様、併用もありです
ふぅぅぅぅ、だーいぶ長くなりましたが、過去の症例を一挙ご紹介
まだ、全ての症例を出したわけではないですが、我ながらよく作ったなぁと、自分お疲れ
ヒアルロン酸でできること、伝わったでしょうか?
冒頭の質問に戻りますが、ヒアルロン酸とスネコスの違いは?
言わなくてもお分かりかと
ヒアルロン酸は深い所からダイナミックに形状を変える治療
スネコスはそれを包む皮膚を育てる治療です
全然違いますね
これらの治療、よくギフトに例えていますが、ヒアルロン酸や糸はプレゼントの中身、スネコスはそのラッピングを良くして内側のプレゼントを引き立たすための治療
ヒアルロン酸は100人100通りの入れ方があります
私はこれを生業にしていますが、そもそも❝顔を造作する❞のが好きで趣味の域が仕事になっているもはやライフワークです
冒頭の雑誌の文脈にありました「KUMIKOのヒアルロン酸注入」そんな風に呼ばれ気恥ずかしいですが、じわじわと嬉しかったです
ヒアルロン酸のシリンジを初めて手にして、もうすぐ15年
今でも、あーこうやるといいんだなんて新しい発見もあり
奥が深いと感じています
世界中の色んなやり方を吸収しつつ、KUMIKOのヒアルロン酸注入突き詰めていきたいと思っています
あ、内出血など出るかもしれない注入系は12月お休み前が混み合いますので早めにご予約下さいませ
長くなりましたが最後まで呼んでくださりありがとうございました
お通いの患者様より頂きました
お心遣い頂きありがとうございます
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC 院長
下島 久美子
>プロフィール