前回のブログの続きです

前回までは２回にわけて褐色脂肪細胞について書きましたが

今回は冬太りを解消すべく日常の注意点について書きます

①忘年会やパーティーといった楽しい会食の機会を味方に・・・太らない食べ方

食品の種類だけではなく食べ方も食後の体温上昇(食事誘導性熱産生diet-induced thermogenesis DIT)を高めると言われています

美味しい食事をじっくりと味わって食べる事で交感神経を刺激しDITが高まりエネルギー消費量が高まると言われています

またDITは高タンパク質や低糖質の食事で高まります

忘年会や楽しいイベントの多いこの時期はただ空腹を満たす食べ方ではなく、締めのご飯や麺類まで一気に平らげず、前菜や主菜をゆっくり味わいながら仲間とわいわい美味い食事を楽しむ事が、心を満たすだけではなく思わぬダイエット効果も生むようですね

②背筋をぴんと伸ばし、運動よりもちょこちょこと動き回りましょう！

寒い冬はついつい前かがみになりがちです。背筋を伸ばした姿勢をキープすることは優位に酸素消費量が上がるというデータも出ています

寒い冬こそ背筋をぴんと伸ばした姿勢を心がけましょう

そして日常の身体活動量を上げる事も大事な要素家事などの日常生活活動といった非運動性身体活動によるエネルギー消費（NEAT：non-exercise activity thermogenesis)を上げる事がエネルギー消費に繋がります

特別な運動をするのではなく、ちょこちょこと動き回る事を心がけましょう

我々の身体にある自前のヒーター「褐色脂肪細胞」は寒い冬こそ活躍する強い味方！

楽しい会食が続くこの時期も、閉じこもりがちなこの時期もちょっと意識をかえることで実は冬だからこそできるダイエットのチャンスなんです

下島　久美子