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【Dr.Yuhi blog】ボトックスリフト・マイクロボトックスでスッキリ&ツヤ肌に☺️
2023-08-07
みなさまこんにちは
山岡です
毎日あっつい日が続いてますねぇ〜
日差しも強過ぎるので、ついつい冷房の効いた室内で過ごしたくなりますが、少し気温が下がったタイミングでお散歩へ
近所の公園は木々が生い茂っているので木陰がとっても多く、思ったよりも暑くなく、いい運動に
そして今年もやっぱりたくさん引っ付いていた、セミの抜け殻〜
幼い頃、夏休みで訪れる祖母の家の横の神社でセミの抜け殻を大量にゲットしたことが思い出されます
さてさて本日は、こんな暑い日が続いている時期にもお勧めのマイクロボトックスについてのお話です
眉間や目尻の表情じわに対してボツリヌス療法(当院ではアラガン社のボトックスビスタ®︎を使用しているため、以下ボトックスと記載します)を受けたことのある方も多いかと思いますが、マイクロボトックスも使用する製剤は同じです
違いは、注入する深さと部位です
マイクロボトックスでは通常のボトックスとは違い筋肉に直接作用させずに、皮膚の浅い層に注入することで、
皮膚表面が滑らかになり、毛穴が引き締まり、皮膚分泌を抑えると言った肌質の改善効果が得られ、
後述するように、お顔の構造を下方に引く力を弱めることで、相対的に上向きのベクトルを回復させ、リフトアップしたような効果を得ることができます
さてここで筋肉のバランスをイメージしやすいように、お顔の解剖を
顔面にはこのようにたくさんの筋肉があり、図の矢印で示すように上に引き上げる「挙上筋」(ピンク矢印)と下に引っ張る「下制筋」(青矢印)が拮抗・協調して作用しています
下制筋は加齢とともに過剰に収縮するようになり、挙上筋は時が経つにつれてどんどん弱くなっていきます
その結果、力のベクトルが、
重力に拮抗して顔面の構造を上向きに維持する力<重力とともに下方に引く力
と逆転し、フェイスラインの乱れやたるみの一因となります
このフェイスラインのたるみに大きく関わるのが「広頸筋」です
スカルプターのための美術解剖学2より引用
上の図のように広頸筋は頬の下部〜首の前面〜デコルテを覆う筋肉で、
『イーーーーっ』と声を出した時に、首に縦筋を作るあの筋肉です
広頸筋はフェイスラインを下に引っ張る「下制筋」なので、
その働きをボトックスで弱めることで、相対的に顔面を上向きに引っ張り上げるベクトルを強くして、フェイスラインをスッキリさせる、
これが「ボトックスリフト」の原理です
と、仕組みがなんとなくイメージできたところで、私の顔で効果を見ていきましょ〜
元々たるみ自体があまりないのですが、なんとなくシャキッとスッキリした感じがしませんか
ビフォーでは少しもたっとしている頬の下の方〜口周りが、アフターではキュッと上がったようにスッキリとしていて、フェイスラインもシャープな印象になっています
横から見ても、なんとなくフェイスラインがシャキッとした感じがありますね
広頸筋の縦筋もこちらの通り👇
前述のようにマイクロボトックスは毛穴縮小や皮脂分泌抑制といった肌質改善効果も得られます
写真が鮮明でないのですが、アフターの方が毛穴目立ちが少なくなっています
ちなみにダウンタイムは針穴サイズの部分的な内出血と蚊に刺されたようなぷくっとした膨疹です
膨疹自体は1時間もしないうちに消退します
ボトックスリフトのとても良い適応は、私のように首の縦筋がしっかり出て、その際に顎周りのたるみ(フェイスラインの乱れ)が悪化するタイプで、
皮下脂肪があまり重た過ぎず、皮膚自体の張力がある程度保てれている方
たるみは、骨の痩せ、筋肉の過収縮、皮下脂肪の減少・下垂、皮膚の弾力低下などが複合的に起こることで生じます
お顔立ちによってはボトックスリフトの効果を感じにくい場合もあるので、
その辺りはカウンセリングでしっかり見極めてお話させていただいています
当院ではボトックスリフト・マイクロボトックスは通年で人気のメニューですが、
毛穴開きや皮脂が気になるこの時期は特にご希望される方が多い施術です
ナチュラルな変化を好まれる方にもお勧めです
マイクロボトックスを初めて聞いた方、今ご検討中の方、そんな皆様のご参考になりましたら幸いです
カウンセリングでは症例写真もお見せしてお話しておりますので、お気軽にご相談にいらしてくださいね
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 山岡悠飛
>プロフィール
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