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STAFF BLOG

【Dr. Mayuko blog】ヒアルロン酸+顎下クールスカルプティングの治療経過

2023-10-15

こんにちは、橋本です😊

 

ラグビーW杯、ご覧になってる方はいますでしょうか?

私はがっつり見ておりますが、先日の日本対アルゼンチン戦、残念でしたね😣

スポーツバーで観戦していたのですが、取られ取り返しの繰り返しでお店中が白熱してました。

私はというと、飲んで叫んで興奮しすぎて開始30分ぐらいでapple watchに心拍数120超えましたとお知らせされるほどにハイテンションな80分を過ごしました。

試合終了後は、試合に出場してたのかと思うほどに疲れた様子に周りにいた方々からもお疲れ様と労いの言葉をいただき、その度に「悔しいです」「次はもっといけると思います」と、誰?というコメントを返し続けました😅

 

日本のラグビーW杯は終わってしまいましたが、W杯はここからさらに盛り上がってくるのでまだまだ絶叫する日々は続きそうです🔥

 

 

さて、今回は私がラグビーよりもずっと情熱を注ぐヒアルロン酸治療の経過についてお話しします。

カウンセリングに際に、ヒアルロン酸はどれぐらい持ちますか?と聞かれることがよくあります。

何度も何度も頻回に行わなければいけないのか、それとも1回行えばしばらく行わなくてもいいのか。

それによって1度に使える本数が決まってくることもあるかと思います。

 

今回は、そのあたりの経過の話を症例をお見せしながら説明していきます。

 

こちらの患者様、1番のお悩みは顎の小ささでしたが、その他にもクマやマリオネットラインなども気にされていました。

 

確かに患者様が挙げられたところは気になりますね。

顎が小さいと小顔に見えるのではと思いますが、実際は、二重顎になりやすく、フェイスラインもぼやけて顔と首が繋がり顔の輪郭ががぼやけ、大きく見えます。

日本人は比較的下顎の小さい人が多く、よくあるお悩みではあります。

 

他にも気にされていたクマは色素沈着もあるため色味の治療も必要にはなりますが、頬のボリュームがなくなってきたことでクマが目立つようになり、ほうれい線やマリオネットラインも気になるようになってきています。

 

その辺りを踏まえてまずは顎下の脂肪を取るためにクールスカルプティングを2回行い、その後にお顔全体のバランスを見ながら全体的にヒアルロン酸を注入しました。

ヒアルロン酸を合計10ml(10本)使用しましたが、この時は3週間おきに3回に分けて注入しています。

 

詳しい治療内容を話すと長くなりますので、前回の治療についてはこちら⬇️のブログをご覧ください。

https://kumiko.clinic/staff_blog/dr-mayuko-blog-11

https://kumiko.clinic/staff_blog/dr-mayuko-blog-12

 

顎下クールスカルプティングとヒアルロン酸のコンビネーション治療を行ったわけですが、まずは顎下クールスカルプティングから行いました。

 

クルスカはこんな感じで中央部がオーバーラップするように左右1個ずつクールミニを装着しました。

 

クルスカは1回でも20〜30%の脂肪が取れ効果はありますが、脂肪量が多い場合には2回行った方がインパクトの大きい結果が出ます。

そして、ヒアルロン酸注入部位はこんな感じです。

 

ヒアルロン酸は、ほうれい線やクマが気になるからといってその気になる場所に直接注入すれば良いというものではなく、クマやほうれい線といった症状が起きている原因を改善するように注入していくと仕上がりが自然で綺麗になります。そして、長期の経過で見てもその方が美しい状態をキープできるというメリットもあります。

では、before/afterです。

 

顎下もスッキリし、ヒアルロン酸10本注入したにもかかわらず小顔になりました。頬の高さや丸みも綺麗に整い、笑顔になっても二重顎にならず、より洗練された表情となりました。

 

ここまでは以前のブログでもご紹介した内容ですが、ではその後はどうなったのでしょうか。

クルスカ治療から1年経過し、ヒアルロン酸治療から8ヶ月経過したお写真をご紹介していきます。

ではお写真です。

 

結果としては、かなり良い状態を保てていると思います。

ご本人的にも今は特に気になるところはないとのことでした。

 

少し細かく見ていくと、変化しているところは

☑️頬のコケ感が出てきた

☑️クマが少し目立つようになった

☑️下口唇の下の所の凹みが出てきている

☑️顎の筋肉(オトガイ筋)の収縮が強くなり梅干しじわが出る

☑️マリオネットラインが出てきた

と、気になるのはこのあたりでしょうか。

 

今回使用したヒアルロン酸は1年半〜2年ほど製剤が残ります。ですが、形もそれと同じ期間維持できるかというと、そうではありません。

1年ほど経過するとなんとなく気になるところが出てくるため、当院の患者様は年に1回ぐらいのペースでメンテナンスをされる方が多いです。

ただ、1年で製剤がなくなるわけではないので、今回の症例のように大体の形は維持できているケースが多いのですが、直後の美しい状態を常に維持していきたいとなると、やはり細かいところが気になり出すのが注入後1年ほどでしょうか。

 

今回は顎下のクルスカも一緒に行ったのですが、クルスカに関していうと、クルスカで取った脂肪は劇的に体重が増えない限りは脂肪が戻ってくることはありません。ですので、効果が永続し、今回の症例で見てもやはり顎下のスッキリ感は綺麗に維持できています。

 

ここがクルスカとヒアルロン酸のコンビネーション治療の良い所☝️

 

クルスカで初めに顎下の脂肪を減らしておくと、それだけでもフェイスラインがはっきりしてくるので、その後にフェイスラインを整えるために使用するヒアルロン酸の量が抑えられます。そして、クルスカの効果は永続的ですので、その後にメンテナンスをしていく時にもヒアルロン酸の本数を抑えることができます。

今回の症例でいうと、フェイスラインや顎のプロジェクションは十分に保たれており、メンテナンスの必要はないかと思います。

 

そして、少し気になり始めていた梅干しじわですが、下顎の小さい方は、常に頑張って口を閉じようとしているため、自然ににオトガイ筋の収縮が強くなってしまします。

この症状はボトックスで筋肉の緊張をとってあげると改善できるところではありますが、ヒアルロン酸でもその症状は改善できます。

下口唇から顎にかけてヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸自身が筋肉の動きをブロックしてくれるので梅干しじわが目立ちにくくなります。

 

そして、先ほどもお話ししたようにヒアルロン酸は2年ほど持ちます。ですので、ボトックスのように3ヶ月に1回の治療は通院が大変だなという方は、ヒアルロン酸治療だとこの症状を改善しつつ、なおかつ顎のラインも整えられるので一石二鳥ですね😁

 

今回の患者様はヒアルロン酸治療もクールスカルプティングも初めての方でした。

前回はヒアルロン酸10本使用し、量としては比較的多いと思いますが、3回に分けて行っているため患者様の痛み・違和感などはそれほどなかったかと思います。最初にしっかりとした量を使用し、お顔全体を治療することでしっかりとした土台を作ることができ、良い状態を長くキープすることができます。その後にメンテナンスで治療をする時には少ない本数で終わることもあります。

 

それに加え、今回は顎下のクールスカルプティングを入れることでさらにヒアルロン酸の本数を減らしつつも美しいフェイスラインに整えることができ、その効果もヒアルロン酸単独で行うよりも長く維持できていたと思います。

 

ほとんどの患者様は通常ご予算がありますので、コンビネーション治療ではご予算に合わないこともあるかとは思いますが、長期的に見ると治療の回数やヒアルロン酸の本数が抑えられるので結果的に予算が抑えられる場合が多いです。

 

今回の患者様はクルスカ2回とヒアルロン酸治療3回行い、トータルで5ヶ月ほどかけて行いました。クルスカを1回にしたり、ヒアルロン酸の本数を少し減らしたりなど、ご予算内でお顔の状態に合せてアセスメントをしていますので、お気軽にご相談ください

 

 

≪ブログ監修≫

KUMIKO CLINIC

医師 橋本繭子
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