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【Dr. Mayuko blog】輪郭は作れる!コンビネーション治療の効果〜後編〜
2023-04-08
皆さんこんにちは、橋本です
4月になり新生活が始まった方々も多いと思います✨
毎年この時期になると医者になったばかりの研修医の4月を思い出します
私が研修医をしていた病院は母体が企業だったため4月1日に入社式がありそのまま一般職の方々と共に1000人が入れる研修施設で1週間の研修に入りました🚅
割と厳し目な研修だったため髪の毛は黒く染めなくてはならず、前日に高校生ぶりに真っ黒に染めたのですが、染めた直後の濡れた髪の毛は、まるで瓶から取り出したばかりの“ご飯ですよ“のよう🤷🏻♀️
入社前にすでに社会の厳しさを痛感しました
医療職といえどもその研修では職種関係なく社会人として会社の理念やコミュニケーションスキルなどを授業形式で学ぶのですが、体育なるものもありストレッチポールに乗ってバランスを取るという授業がありました。
昔からジムに行ったり運動部に入っていたりと体幹を鍛えていたことと、
負けず嫌い精神が重なり、なぜか負けられない戦いだと勝手に思い込み一人全力で挑みました💪🏻
普段からあまり感情が顔に出ないこともあり、ストレッチポールの上で頭にご飯ですよを乗せた人が無表情でピクリともせず留まる姿はどうやら神々しく見えたようで、周囲にいた同期達も息を潜めて見守るほど
後日見た写真では、何かの宗教儀式の様で異様な空気感でした🧘🏻♀️
そんなこんなで私の医者人生はご飯ですよとストレッチポールの思い出で始まったのですが、今年は4年ぶりに入社式が行われたと先日ニュースで見ました
まさに今、新入社員たちがあの施設で研修を受けていることと思いますが、今年もストレッチポールの神が生まれるのでしょうか。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます🌸
さて、あの頃ストレッチポールの上に鎮座していた私も今は美容医療の世界にどっかりのしかかっています。
今日もそんな美容の話を引き続きしていきたいと思います✨
前回ヒアルロン酸とクールスカルプティングのコンビネーション治療症例の前半をお話ししましたが、今回は後半戦です❄️💉
前回は顎下クールスカルプティングと上・中顔面のヒアルロン酸注入まで行いました。
ここまででもフェースラインが整い、顎がシャープになり顔幅が細くなりました。
また、患者様自身が気にされていた目の下のクマも改善していました。
前半戦のブログもよろしければご覧ください⬇️
https://kumiko.clinic/staff_blog/dr-mayuko-blog-11
では、後半戦はどこを治療して行くのかと言いますと、一旦前回終了時のお写真を見て見ましょう。
ご本人が1番気にされていたのはフェイスラインのたるみ、顎の小ささでした。
と言うことで、後半はここを改善すべく下顔面の治療に入っていきます☝️
下顔面で気になるところは
このあたりを意識して2回目のヒアルロン酸注入を行なっていきます。
ではまずは結果のお写真から
今回は下顔面に3本注入しました。
正面から見ると顎先がシュッとなり、エラの部分にも注入していますが、横に大きくなるどころか顔幅が小さくなっています。
斜め横から見るとフェイスラインの波打っていたところが整いました。
下顔面に注入するヒアルロン酸は1番硬い製剤になるので一度にたくさん入れると痛みが出たり違和感が出やすいことと、やはり一気に変わると患者様自身も見慣れないため違和感が出ます。
そんな理由で今回も一気にたくさん注入しないこととしました。
ここまででも顎ができ、フェイスラインが整いましたが、まだもう一息というところ🤔
そこで、さらに3回目のヒアルロン酸注入を行いました💉
3回目も顎を作るように注入しました。さらに顎先がシュッとなり横から見た時のフェイスラインがさらに綺麗に整いました✨
そして、笑顔の写真です。
頬の高さ、丸みがキレイに出ており、顎下の脂肪が取れさらに顎のラインを作ったことで二重顎が改善しました。
そして口角も上がり、笑っても顔幅は小さくなっています。
もともと笑顔の素敵な方でしたが、より洗練された笑顔になりました💫
次に、この変化をベクトラの3D写真で見てみると⬇️
注入後は矢印の方向に引っ張られた事を示してます。
上・中顔面では矢印が上に外に引っ張られており、引き上げ効果がしっかりでていることがわかります。
下顔面では、顎先方向とエラ方向で引っ張り合うように矢印が出ています。
ここが引っ張りあうことでハンモックのようにダランとなっていたフェイスラインがピンっと張って美しく整います。
また、口周りの特に口角あたりが上に引っ張られているため口角が上がったことがわかります。
最後に顎に梅干しジワができていたため、オトガイボトックスを行いました💉
顎が小さい方は口を閉じる時に力が入るためオトガイ筋が緊張し梅干しジワができやすくなります。また、口角を下げる口角下制筋も緊張するため口角が下がります。
オトガイ筋は下顎骨から皮膚に付着しています。
下顎骨が年齢とともに萎縮したり、もともと顎が小さかったりするとオトガイ筋が引っ張られてしまいます。
これにより筋肉の繊維状に顎に梅干しジワができます。
ボトックスでこの筋肉を緩めると少し顎が伸び、さらに滑らかになるのでより美しく仕上がります。
先ほどお見せした症例写真で見ても梅干しジワが取れて、口から顎先にかけて面で整ったため、より繊細で女性らしい美しさが出ていました。
2回に渡ってクールスカルプティングとヒアルロン酸注入のコンビネーション治療の症例をお見せしました。
今回行った治療は
◉顎下クールスカルプティング
クールミニ左右2部位×2回(8週空けて)
◉ヒアルロン酸注入10ml
1回目:4.5ml
2回目:3ml
3回目:2.5ml
最後にもう一度Before/Afterで比較してみましょう💡
改善した部位
✔️顎のプロジェクション(前方・下方突出)が良くなりバランスが整い小顔に
✔️輪郭がオーバル型
✔️フェイスラインの凹凸が滑らかに
✔️二重顎
✔️マリオネットライン
✔️目の下のクマ(脂肪)
✔️口角が上がった
✔️頬の重心が高くなった
最後のモニター写真を見た患者様の嬉しそうなお顔はとても印象的で私も本当に嬉しくなり、やっぱり注入が好きだな〜と改めて思いました💕
今回は半年ほどかけて少しずつ治療を進めていきました。
確実に手っ取り早く効果を出したい気持ちはやまやまですが、一気に変化を出しすぎてしまうと違和感があったり痛みがあったり、何より不自然さが出てしまうことがあります。
ナチュラルに、昨日の自分より今日の自分が少しでも美しくなれたら!そんな感じで無理のない治療を行なってます。
ヒアルロン酸への不安や抵抗感のある方でもゆっくりお話を伺って、少しずつヒアルロン酸治療を始めたり、代わりの治療をご提案してますのでお気軽にご相談ください😊
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 橋本繭子
>プロフィール
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