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【Dr.Ruriko blog】”ヒアルロン酸顔” なってみた!?
2022-02-04
2022-03-24
こんにちは
カウンセリングなどで よく聞くお言葉
「いわゆる ”ヒアルロン酸顔” みたいになるのが怖くて」
特に ヒアルロン酸注入をはじめて お考えの方 に多いのかなぁ
お気持ちはよくわかります。私も怖いですし、いやです。
こんな感じ?
やっぱり私もいやです。 笑
なんとなく 無加工バージョンも 載せておきます 汗
①「ヒアルロン酸を入れる=結果、すぐにヒアルロン酸顔になってしまう」と思っている。
②「一回ヒアルロン酸注入を経験してしまうと どんどん沼にはまっていくように おかわりを繰り返さざるを得ない状況になるのが怖い」
両パターンあるかもしれません。
①のパターンの方。
実はヒアルロン酸顔には そう簡単には なれません。
むしろヒアルロン酸顔を目指して 注入をするというならば別ですが。
要領よくヒアルロン酸顔に 近づけるには、というべきでしょうか。 なんか言い方難しいですが、、、
ポイントは 上の写真でもわかる通り、「リップ」「チーク」あたりの変化でしょう。
たるみ改善のための いわゆるリフトアップをねらったヒアルロン酸注入では たるみの原因となっている靭帯のサポートを狙って
まずは主に顔の外側のリフトアップのポイントに 0.1-0.2cc ずつを 数か所 使用します。
(バランスをみながら もちろん法令線部や 口周りや 頬も 注入していきますが)
多くのクリニックで ヒアルロン酸 については 〇本 単位 で 表記されていると思いますが、1本=1cc。
小さじ1杯が 5cc
そんな少量では そうそう パンパンには なりません。
②のパターンの方。
これはですね、たしかに大事なポイント。
ヒアルロン酸注入は しかるべき施術者に施術してもらえばとても良い治療で、しっかり結果が出ます。
そこで、「ヒアルロン酸って素晴らしい」と、自分のお顔に見つけたシワや凹みに対して ほんの少しの影感も許せないといった お気持ちで
注入を繰り返すと
確かにあらぬ方向に進んでしまう危険性はあります。
ポイントとしては 加齢による変化に対し 改善を求めるアプローチを ヒアルロン酸だけに頼らないこと。
エイジングによりお肌も張力を失い 伸びた皮のように ビローンとしてきます。 その皮に合わせて どんどん 注入を繰り返すのではなく、お肌に熱を加えて 引き締めを狙うようなアプローチもあわせて行うとよいです。
施術のチョイスももちろん重要ですが、
手っ取り早い 安全策として
「施術者の顔を見る」ということです。(自分で書いておいて なんだろうこの気持ち、、、クルシイ。)
美容医療に携わる医師で、美容にまったく興味なく、自分の顔のメンテナンスに興味なく という人は 少数だと思います。
そしてやはり、美容医療を身近で受けられる環境である場合が多いです。
自分の顔についてのメンテナンスは やはり好みが反映されますので、 施術をしてもらう 医師の その感覚が ご自身に近そうだなと思える 施術者に施術してもらうのが良いでしょう。
注入治療 悩んでいるけどなかなか踏み出せない方の 参考になれば幸いです
KUMIKO CLINIC 医師
鈴木 るり子
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