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【Dr.Yuhi blog】小顔ボトックス~食いしばりや歯ぎしりにもいいですよー☺
2022-10-07
こんにちは
山岡です
ここ数日でめっきり気温も下がり、すっかり秋めいてきましたね
昨日、今日は晩秋のような寒さですが
秋といえば過ごしやすい気候で、紅葉も美しく、そして何より実りの季節
おいしい食べ物が多く、食べたいものが盛りだくさんの大好きな季節です
こちらのブログでは橋本先生がヒアルロン酸について、まずはエイジングによる変化から、シリーズでとてもわかりやすくお届けしてくれますので
今日はボトックスのお話を
前回は美脚(ふくらはぎ)ボトックスについてお話しましたが、今回は小顔ボトックスについてのおはなし
頬の下側には「咬筋」という筋肉があり、この筋肉が発達しているとお顔が四角く見えたり、大きく見えたりする原因になります
俗に「小顔ボトックス」や「エラボトックス」と言われている治療は、
この咬筋にボトックスを打ち、筋肉を萎縮させることで、お顔を小さくする治療です
(なので、エラの張り出しの原因が骨の場合には適応がありません
筋肉は少しずつ小さくなっていくので、効果が現れるのは注入後1か月くらいしてからで、
持続期間は4~6か月、3回位打つと戻りにくくなります
エラが小さくなるまで1か月と聞くともどかしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
変化がゆっくりな分、周りに治療したことを気づかれずに小顔になれるのは嬉しいですね
ではさっそく症例写真をみていきましょー
お二人とも1回施術4週間後にはエラの張り出しが減って、お顔が一回り小さく、すっきりとした印象です
小顔さんになっています
さて、表題の通り、咬筋ボトックスは症例写真のようにお顔を小さくする以外に、食いしばりや歯ぎしりを改善する効果もあります
咬筋は咀嚼筋のひとつで、物を噛むときに使う筋肉なので、
よく噛む方、硬いものをよく食べる方、寝ている間に食いしばりや歯ぎしりをする方、スポーツ選手など食いしばることが習慣化されている方、
このような方はよく使う咬筋が発達して大きくなりやすいです
筋トレすると筋肉モリモリになるのと同じですね
ひとの噛む力は40-60Kgで、自分の体重ほどあるといわれており、
咬筋にボトックスを打ち、筋肉の働きを弱めることで、食いしばりや歯ぎしりの軽減につながります
歯科でマウスピースを作ったけれど、装着の違和感が苦手、着けるのがおっくう、
マウスピースだけでは歯を保護しきれないほど食いしばりが強い、
といった方が歯科で勧められたり、ご自身でなにか改善方法はないかとお調べ頂き、
当院にいらっしゃることもございます
朝起きるとなんだか顎が疲れてだるい…、歯ぎしりを指摘されて気になっている…、
そんなお悩みの方がいらっしゃれば、咬筋ボトックスが適応の可能性もあるので、ぜひご相談ください
と、ここまでイイ効果をお話してまいりましたが、
咬筋ボトックスはお顔を小さくしますが、そのかわりに頬のコケや痩せが見えてきたり、フェイスラインに少したるみが出てしまう可能性があります
先ほどお示しした症例写真でも、下の写真の方はフェイスラインがとてもすっきりとしましたが、
よく見ると頬のコケが見えるようになっています
もともと皮膚が薄い方やご年配の方など、皮膚の弾力性が低い方は、咬筋が小さくなり膨らみが減った分、皮膚のたるみを実感することがあります
また、頬骨がでている方やもともと頬にコケがある方でも、筋肉の膨らみでエラが張っていると一見頬コケはわかりづらいですが、
咬筋の膨らみがなくなると元々あるコケが目立つようになり、お顔が少し疲れて見えることもあります
咬筋の大きさや機能的な不都合度合だけでなく、皮膚の弾力やお顔の脂肪のつき方なども考慮して、
注入位置や注入量を適切に見極めることがとても大切です
そしてお顔の状態によって、咬筋が小さくなると付随的に起こり得ることを適切に想定し、
その改善策としてヒアルロン酸の注入やHIFUの併用など、
必要に応じて二段構えでの治療をおすすめさせていただくこともあります
このあたりの詳しいお話は、カウンセリングの際に患者さまのお顔のバランスを適切に把握したうえで、しっかりお伝えさせていただいておりますので、
ご興味ある方、一度お話だけでも聞いてみたい方はお気軽にご相談くださいね
~おまけネタ~
少し前に束の間の遅めの夏休み
ウミガメの餌やり初体験🐢 まるで鯉のごとき食べっぷりでしたぁー
一気に寒くなると、不思議なものでなんだか夏の暑さが恋しくなります
お仕事の方もいらっしゃるかと思いますが、みなさま素敵な連休をお過ごしください
≪ブログ監修≫
KUMIKO CLINIC
医師 山岡悠飛
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