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【Dr.Yuhi blog】〜GLP-1痩身療法💉vol.1〜無理なくダイエット

2023-07-06

みなさまこんにちは

山岡です

 

なんだか雨の日もありますが、いつの間にか梅雨を通り越して夏到来の暑さですね

 

さて、初夏の風物詩「蛍」、みなさまは最近見ましたか?

私は大学が山々に囲まれた場所だったので、よく友達や部活の仲間と時期が来れば近所に車を走らせ、蛍を毎年観に行っていました

暗い中、たくさんの光がゆらゆら舞う風景は幻想的で大好きです〜

 

そして先日、久しぶりに蛍を観ることができました(県外ですが)

 

時期的には終盤だったので蛍もわずかしかいなかったですが、神秘的な光に心もほっこりでした

👇夜景モードのスマホだとブレブレで蛍と言われないとわからないかもですね…

 

 

そんな蛍を都会でも観られるという「蛍祭り」が週末近所で開催されていました

屋台が立ち並び、夜には山形県からこのために運ばれてきた蛍を特設会場で見学できるイベントです

 

まずは屋台で腹ごしらえし、蛍鑑賞の開始時間に会場へ着くと… ん???信じられない人の列…

どこまで続いているかわからないディズニー並みの行列に、蛍は敢えなく断念

完全にイベントを舐めておりました都会で蛍、みんな観たいんですね

来年は早めに並んでリベンジです

 

 

前置き長くなりましたが、

前回橋本先生がクールスカルプティングについてのブログをUPしてくれているので、本日はGLP-1痩身療法のお話を

言わずと知れた(?)クミクリ痩身3本柱【GLP-1痩身療法】【クールスカルプティング】【スティムシュアー】のひとつです

 

GLP-1(glucagon-like peptide-1)とは

GLP-1はもともと私たちの体内にあるホルモンで、食事を摂取すると小腸から分泌される消化管ホルモンの一種です

膵臓のβ細胞に作用しインスリンの分泌を促進することから糖尿病の治療に使用されています

 

GLP-1製剤は日本では糖尿病治療薬として厚生労働省の承認を取得しており、欧米では肥満治療薬としても承認を得ていて、減量目的に使用されています

欧米では肥満が社会的な問題となっている背景が関係してますね

 

GLP-1痩身療法とは

 

GLP-1は膵臓以外にも脳に働きかけて食欲を抑制したり、胃に作用して胃内容物の排泄遅延したりすることで、

食事の摂取量を抑えることができ、その結果減量効果が期待できます

言うなれば腹八分、人によっては腹五〜六分でも満腹感を感じます

そのため暴飲暴食を防ぎ、徐々に痩せやすい体質へと変化させていきます

 

その他、心臓や血管にも作用し、心血管保護作用(動脈硬化作用)も有することが解明されています

 

どうやって行うの?

 

当院で取り扱っているGLP-1は注射製剤で、1日1回お腹または太ももに注射します💉

注射と聞くと痛みがご心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、髪の毛くらいの細さの短い針ですので、痛みはほとんどありません

注入時間もほんの数秒です🕰️

 

当院でボトックスや肌育治療をお受けいただいたことがある方向けですが、その際に使用している当院で一番っ細い針とまずは並べてみました👇

 

細さがリアルに伝わるよう、お次は自分の髪の毛も一緒に並べてみると…👇

 

どうでしょうか

「髪の毛くらいの太さの針」は本当ですねぇ

また、極薄針のため注射の跡も残りませんので、安心してお使いいただけます

 

まずは初期量から開始し、

治療中は毎日決まった時間(推奨は起床し排泄後)に体重を計測していただき、それを目安に注射の量をコントロールしていきます

 

気になるその効果は?

海外の研究をみると、BMI25以上の肥満の方を対象にGLP-1療法を20週以上使用した結果、3.2Kgの減量効果が示された文献がありましたが、

個人的なイメージだと、BMI25以上の方ですともう少し落ちる印象があります

個人差はありますが、効果がしっかり出る方で1ヶ月で4〜5Kg、ゆっくりな方で1ヶ月で1Kgなイメージ

 

以前当院の症例を分析したところ、BMIの平均は22、半年間で平均で3Kgの減量の結果でした

逆に当院にご相談にいらっしゃる方はBMIでは標準もしくは痩せに入るが多いので、その場合はやはり体重減少は緩やかなことが多いです

当たり前ちゃあ当たり前ですが

 

こちらも気になる副作用は?

GLP-1の副作用としては、吐き気、便秘、下痢などがありますが、

使用を開始した直後、増量した後に起こりやすいと言われ、だんだん改善していくことがほとんどです

 

GLP-1のすごい?ところは使用していく内に普段と同じように食べられる様になっても、GLP-1が他の臓器や組織にも作用(脂肪細胞や褐色細胞などへの作用が推測されています)しているため、体重が維持または減量できる点です

 

👇このようにGLP-1は覚えきれないくらいさまざまな臓器や組織に作用しています

 

あくまで体重を目安に薬剤の量を決定していくので、日によって体重の増減があっても緩やかに落ちていれば、増量は必要ありません

クリニックによっては嘔気や膨満感を目安に量の調節をしていることも実際にあるのですが、

それだとどんどん使用量が増え、その分どんどん費用がかさんでいきます

 

こんな方におすすめ

◎ダイエットがなかなか続かない方

◎食事量を自力でコントロールできず、ついつい食べ過ぎてしまう方

◎年齢とともに痩せにくくなってきた方

◎運動や筋トレが苦手な方、なかなか時間が取れない方

◎内臓脂肪が多く、メタボリック体型の方

◎自力でのダイエットではそれ以上体重が落ちなくなってきた方

 

適応外の方

×現在糖尿病で加療中の方

×癌の既往並びに現在加療中の方

×妊娠授乳中の方

×極度の痩せの方

×肝臓、胆嚢、膵臓の既往歴のある方

 

 

GLP-1は減量にとても良い治療ですが、大切なのは、注射すれば好きなだけ食べても良いというわけではありません

気持ちとして「食べ過ぎない」という意識は持ち続けて行うことが重要です

 

減量の基本は、消費カロリー>摂取カロリー、そのバランスを維持することです

ついつい食べてしまいダイエットに挫折してしまう…、注射はそんな方の心強いサポートとなりますが、

目標を達成したらいずれは卒業し、自分で維持できる様に目指していく

 

クミクリはそんな考えで皆様のお手伝いができたらと思います

 

長くなったので、当院での症例や費用面などについてはまた次の機会にお話しさせていただきます

 

 

≪ブログ監修≫

KUMIKO CLINIC

医師 山岡悠飛
プロフィール

 

 

 

 

 

 

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