1. カウンセリング(フェイシャル編)
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Vol.01
KUMIKO式エイジングケア~美人を作るには「形・色・艶」~

カウンセリング(フェイシャル編)

2022.3.31

どんな治療でも、まずはカウンセリング。患者様のお悩みを伺いつつ、医師目線で改善した方が良い点を探ります。また美容医療はガイドラインに沿って行うのではなく、治療のゴールはその方が目指すところに如何に近づけてあげるかが正解です。医学的に必要な治療と患者様のなりたいゴールを擦り合わせ、また患者様の好みを伺いお互いの感性を擦り合わせていくのがカウンセリングです。

まずは今回のモデルさんのご紹介です

今回のモデルさんは、60代女性、当院にお通いの患者様です。今回お顔全部出しOKのモデルさんをご快諾頂きました。元々バランスの非常に良いお顔立ちで“美人さん”です。加齢とともに、気になる箇所も出てきていますが若返りだけではなく最終的に“より美しく、より魅力的に”を目指したいところです。

器械系以外の美容医療は受けた事ありません。気になる所は、目の下のクマ、ほうれい線、口周りのたるみの辺りでしょうか・・・

口周りのたるみや目周りのくぼみ、いわゆるクマと呼ばれているお悩みはカウンセリングをしていて最も多いお悩みです。ではここで、モデルさんのお顔を正面斜めから見てみましょう。

皆様、この方が改善するとよりいいポイントはどこでしょうか?(一緒に考えてみてください)まずは、この方を美しくするには、色・艶・形どれから手を付けるとよいでしょうか?一番改善してインパクトが高いのは「形」です。ここで言う「形」たるみや凹み、溝の事です。具体的に私から見て気になるのは、上から順にだと額の痩せ、シワ、こめかみの痩せ、目の下のうっすらくぼみ、頬の側面のコケ、フェイスラインのたるみ、顎の平坦化、リップライン口角がへの字に下がっているところ、首のシワ・・・この辺が気になります。

はい、私もシワたるみの方が今は気になります。

メスを使わずにシワやたるみを改善させるとしたら、ヒアルロン酸やボトックス注入といった注入治療やハイフや糸リフトになります。ダウンタイムの程度で言うと、ハイフ→注入→糸リフトといった順に大きくなります。既にハイフは治療されていますので、次のステップの注入治療が良いかと思います。ヒアルロン酸やボトックスをこの辺りに注入すると良いかと思います。

注射系やったことないので怖いんですが、ダウンタイムや持ちってどんな感じなんですか?痛いですか?

初めての注入治療、気になるダウンタイムや痛みは?

ダウンタイムはまずは内出血です。針を刺す治療なので残念ながら100パーセント避ける事はできません。ただ出たとしてもお顔全体に出るわけではなく部分的に赤紫色の斑点で出ます。出た場合、完全になくなるまで1週間~10日かかりますがその間はメイクでカバーしてもらって大丈夫です。メイクは直後から可能です。また痛みに関してはクリーム状の表面麻酔を行うので、完全無痛ではありませんが針を刺すチクッとした痛みはだいぶ和らぎます。治療の効果は1年〜1年半位持続します。効果はヒアルロン酸注入は施術直後から、ボトックス注射は1〜2週間後から現れます。

施術直後から現れるんですね。初めてなのでドキドキしますが、楽しみにしています!

それでは、カウンセリング編はここまで。次の回では実際の施術の流れ等お伝えしていきます。

下島久美子(しもじまくみこ)先生

医師。金沢医科大卒業後、杏林大学第一内科に入局。都立広尾病院、美容系クリニック等を経て、2014年東京・日比谷にKUMIKO CLINIC(クミコクリニック)を開設。注入治療と痩身治療をメインに美容皮膚科メニューを幅広く扱う。