1. カウンセリング(ボディ編)
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Vol.01
KUMIKO式医療痩身~目指せ6パックプロジェクト~

カウンセリング(ボディ編)

2022.4.4

まずはカウンセリング。体型を変えたい時に、減量(体重を減らすか)でいくか、器械を使用した部分痩せ治療を行うかはその方の目指すボディラインによります。まずはカウンセリングでなりたいゴールや食生活、生活習慣、いつまでに変わりたいか・・・etcを伺いどの方法が適しているかを決めていきます。

SPECIAL CONTENTS 目次

まずは成りたいボディイメージを擦り合わせ。内臓脂肪か皮下脂肪かで作戦を立てます!

今回お顔出し全面協力してくださったTさんのご紹介です。181.5cm89kgBMI27.02日本の基準ですと「肥満」に入る体組成です。(日本ではBMI25以上が肥満と定義されています)

ではTさん痩せたい!と思ったきっかけは何ですか?またなりたいボディラインとかありますか?

ここ一年で6キロ位増えてしまって、何やっても痩せなくて。というか食べてしまうんです。食欲が止まらないというか。特にお正月太りも合わさってヤバい感じです・・・なりたい体型は、出っ張ったお腹周りと下半身を細くしたいです。夏にはお腹割りたいですねぇ。

なるほど~。ついつい食べ過ぎちゃう系ですね(笑)現在治療中の病気や健康診断で引っかかったりした経験はありますか?

いつも健診では中性脂肪やコレステロールが高いと言われてコレステロールの薬は飲んでいます。最近は血糖値も高くなってきてて糖尿病にならないか心配です。

直近の検診の結果をみせてもらいました

画像が小さいのでピックアップしてみますが、中性脂肪179↑血糖値111と高めですね。BMIと併せますと、軽くメタボなデータです。減量することで生活習慣病への移行や今ある高脂血症の改善も見込めそうですね。続いて、気になるお腹周りどんな風に脂肪がついているか見てみましょう。

横から見ると前方に突出の強い、典型的な内臓脂肪型ですね。腹囲は最大周囲径で98.4cmです。お腹に厚みはありますが掴める皮下脂肪は意外と少ないんです。こういったタイプはまずは減量です。言い換えると、体重を減らすだけで体型の変化も大きく出て、前に突き出たお腹が減っこみますよ。逆に言うとクールスカルプティングの様な部分痩せ治療はこういったお腹には良く効かないので費用対効果が低くなります。

そうなんですね!何やっても体重減らないしむしろ増えるし、、、ホントに痩せますかね?

大丈夫です!Tさんの場合は体重を減らす事で体型を変える事は勿論ですが、軽くメタボですので血液データの改善や生活習慣病への移行も防げるので「減量」の意義は大きいと思います。まずはGLP-1痩身療法で減量して、健康体重へ傾けた後、それでも落ちない皮下脂肪に対してクールスカルプティングを行い、最終的に腹筋を刺激して6パック目指しましょう!痩せるだけではなく、かっこいい身体に作り替えるのがゴールです。

何やっても駄目だったのに、そんな事が出来るんですね。やってみます・・・

次回はGLP-1痩身療法についての説明やその中でご本人から出た質問などにお答えしていく内容をUPしていきます!

下島久美子(しもじま くみこ)先生

医師。金沢医科大卒業後、杏林大学第一内科に入局。都立広尾病院、美容系クリニック等を経て、2014年東京・日比谷にKUMIKO CLINIC(クミコクリニック)を開設。痩身治療をメインに美容皮膚科メニューを幅広く扱う。